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第7話 伝説

ここは?

クロノス   ここは・・・?


ーとある辺境の地ー


クロノス   ずいぶん遠くまできたみたいだ、また知らない土地か。・・・・俺、またなにも役に立てなかったな。強くなりてえな。

       (ユーリ、どこにいるんだ。)

       (そういえば、ライアスが氷の女神をさがせって言ってたな)

       (てかどうやって探せっていうんだよ)

       (あーもうわっかんねー!)


ー背後よりモンスターの気配を感じるー


ドラゴン  ぎゃぁおーーーーーすっ!


クロノス (なんでこんなところにドラゴンが!?)


クロノス  くそっ!アレスっ!(同化)


クロノスは悟っていた。今の自分ではどうにもならない事を、だが次の瞬間である。一振りの剣撃がドラゴンを襲う。



クロノス  えっ、ドラゴンが、、、一撃?なにが起こった?


???   ひっくっ、にいさんや危ないところだったな。わしが片付けておいた、安心せい。


クロノス  え?もしかしてあんたは、、、あの伝説の英雄ミトスか!


ミトス   如何にも、わしはミトス、しがないただの老人さ。


クロノス  でも、あんたは戦で命を落としたって!


ミトス   はっははは、噂とは恐ろしいものよのう、わしはこうしてビンビンじゃ! ゴキっ はうっ!


クロノス  いや、全然骨やってんじゃねーかよ。


ミトス   ふんぬっ!!バキッ!


クロノス  いや治んのかよっっ!!!!


ミトス   そんなことよりお主、焔帝の能力を使えるっちゅーことはラグナ一族か?


クロノス  俺はクロノス!おれに姓はないよ。というか知らないんだ。物心がついた時から孤児院にいたからさ。


ミトス   そーかそーか!お主が...いやはや不思議な事もあるんじゃの。これもまた巡り合わせかの。


クロノス  あんたはこんななにもない所でなにをしているんだ?


ミトス   守っているんじゃよクロノス、ついてきたまえ。


クロノスは言われるがままミトスについて行った。


ミトス   人は、わしを英雄というが。


クロノス  あぁ知ってるよ!ヘルズ王国の幹部クラスを1人で倒したんだろ!?聞いた時興奮したよっ!


ミトス   ひとりではない。


クロノス  え?


ミトス   ひとりではない、寧ろ大半を倒したのはルシフェルじゃ。


クロノス  ルシフェルって、うちらの国王じゃねーか!


ミトス   ほう、ヘヴン王国のクロノスか。これもまた巡り合わせか。


クロノス  王様と知り合いなのか?


ミトス   わしの、弟じゃ。


クロノス  弟!?じ、じゃああんた本当は王になる人間じゃないのか!?


ミトス   本来ならな。さあついたぞ少年よ。


クロノス  ここは?


ミトス   はるか昔にできた闘技場じゃな。いまからお主を鍛える、ルシフェルとの約束じゃ。さあゆくぞ!予言の子クロノスよ!



ー次回ー

予言の子!?

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