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第35話 国王

クロノス ちょっと待てよ、ルシフェルといえば俺の国の王だぞ!? そんな事するわけがない!


ラーズ うん、本来は自国の兵を殺すなんてあり得ないはず。だけど本当に見たんだ!


エマ オーディンを顕現できるって事はルシフェル王ってラグナ一族なの?


クロノス 俺にもわからねぇんだ。


エマ あんたの国の王様なのにわからないの?


クロノス ああ...そういや、顔も声も聞いたことがない。


アレス「オーディンは闇の化身だ、即ちその身に宿すものは元々その資質がある人間だ。」


クロノス ルシフェル王が悪いやつだって事か?


アレス「そうは言っていないが、用心に越したことはない」


ミトス ちょーいと失礼するよーん


ラーズ あ、あなたは罪悪人ミトス!


クロノス 罪悪人? ちげーよ英雄ミトスだよ! 元気だったか!?


ミトス ほほほ、対立すれば立場も変わる。英雄でも罪悪人とでも好きに呼ぶが良い


クロノス どうしたんだよこんな所まで!


ミトス 少々気になる事があってな


クロノス 気になる事って?


ミトス 弟の匂いがした。しかしいざ辿り着いてみればクロノス、お主がいた


クロノス ん? つまりなんだ!


ミトス お主、オーディンを宿したな?


クロノス や、宿したといいますか操られたといいますか...


エマ 英雄ミトス! 初めまして、わたしエマと申します


ミトス おー若いお姉ちゃんじゃの、そなたもラグナ一族の末裔じゃな?


エマ すごい、なんでわかるの?


ミトス 長年の経験じゃな、ついでにそこで寝ている男とお姉さんもラグナ一族の末裔で間違いないな。今は弱っているようじゃが


クロノス すげーよ師匠! なんでもわかるんだな!


ミトス 関心してる場合ではないぞクロノス、今世界が今動き始めたのを耳にしていないか?


クロノス  そういや、ずっと戦いっぱなしだったからなんにもわかんないな。なにかあったのか?


ミトス ヘルズ王国が神器を手にした。


アレス「神器だと、一体なんの神器だミトス!」


ミトス 久しいのアレス、どうじゃ? またワシの所に戻ってくるか?


アレス「...次の世代に託さねば。」


クロノス え、え? どういう事!?


ミトス なんじゃ言っておらんかったのか? アレスよ


アレス「クロノス殿、タイミングが合わなく話す事ができずすまぬ。」


クロノス う、うん。ってなにが?


アレス「実は私は昔、ユーリ殿より前にミトス殿の中に居たのだ!」


クロノス へぇー、ってえぇ!!?


衝撃事実!

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