第29話 真神化
クロノス よっしゃいくぜ!
トール「おい待ってくれよ、心の準備が」
サンダーバード「こいつとユニゾンするなどごめんだ!」
クロノス だったらみんなここで全滅してもいいって事だな!?
トール「そ、それは」
サンダーバード「それだけはならぬ」
クロノス だったら!過去のしがらみに囚われていないで、今やるべき事をしようよ!
エマ 私からもお願い、シロマさんを...ペルセポネを助けたいの!
トール「...」
サンダーバード「...わかった」
クロノス 本当か!?サンキュー!
トール「いいのかサンダーバード?」
サンダーバード「ペルセポネのためだ、彼女には古より世話になっている」
トール「そうか、よし。やってやる!」
クロノス へへ、じゃあいくぜ!!...ってどうやってやるんだ?
エマ あんたって本当バカよね...
アレス「ど、同感だ」
クロノス ...やめてよ、もう。
氷狼姫グレイシア 痴話喧嘩か下らん...この世のゴミとなれっ!!
〜グレイシアの攻撃〜
エマ きゃぁー!
オケアノス「はやくしてくださいクロノス!」
クロノス く、どうしたらいいんだ!
サンダーバード「俺を吸収できるか?」
トール「クロノス、お前の能力を使ってサンダーバードを取り込め!同じ部屋にぶち込むイメージで一気にやっちまえ!そうすりゃ勝手に俺たちでなんとかしてやらぁ」
クロノス わかった!いくぞ!
〜雨雲が押し寄せる〜
氷狼姫グレイシア させん、貴様らはここで終わりだ!奥義"ダイヤモンドダスト"
アレス「危ない!伏せろぉ!」
エマ きゃぁー!
オケアノス「ここまで...ですか。」
〜その時天空から豪雷が降り注ぐ〜
エマ 助かった?
オケアノス「エマ、クロノスを見て!」
エマ クロノス、その姿!
〜雷を帯びた翼を生やしたクロノスの姿〜
雷蝶皇クロノス これが、真神化?今ならなんでもできそうな気がする...!
アレス「こんな短期間で、真神化まで...クロノス殿。やはりあなたは」
氷狼姫グレイシア 真神化だと?そんな付け焼き刃、私が蹴散らしてやるっ!ダイヤモンドダストっ!
〜夥しい数の氷塊がクロノスを襲う〜
エマ やばい、逃げてクロノス危ないっ!!
雷蝶皇クロノス 鳴神の槍!
〜クロノスの手から雷の槍が精製されグレイシアに投げつける〜
氷狼姫グレイシア ぐふっ!
エマ すごい、あんなにいっぱいあった氷塊が
オケアノス「ええ、全て消えたわね」
アレス「ここまで強くなるとは...」
氷狼姫グレイシア おのれぇ...!
雷蝶皇クロノス さあ、ペルセポネを返してもらうぞ!
反撃開始!