第2話 追憶
クロノスの運命は、、!
ー回想ー
とある国の孤児院にて
クロノス「やいかいぶつめ!かんねんしろー!」
ユーリ「う、うわーやられたぁー」
クロノス「はぁ...」
ユーリ「どうしたんだい?」
クロノス「いや、なんかもうあきたなーっておもって」
ユーリ「そう?ぼくはたのしいけどねー!」
クロノス「だっていつも同じ展開だしさ。飽きるよさすがに」
ユーリ「んー、あ!」
クロノス「どうしたんだよ?」
ユーリ「そーいえば、この国のどこかにすごいお宝があるんだってさ!」
クロノス「お、お宝!?」
ユーリ「うんっ!誰もまだ見つけたことが無いらしくてね。クロノス探しにいこうよ!」
クロノス「いいなそれ!でもさ、どこをさがせばいいんだ?」
ユーリ「この孤児院を抜けて、山を登った先に大きな滝があるでしょ?その滝の裏になにかがあるらしいんだ。」
クロノス「なるほどなっそこにいくわけだな、よし決まりだ!」
ユーリ「ほんとにきみはせっかちだね」
クロノス「くーたのしみたのしみっ」
孤児院の大人「おーいっクロノス、ユーリ ご飯だぞー」
クロノス&ユーリ「はーいっ!」
孤児院の大人「今日はハンバーグ!おまえらの大好物だぞっ」
クロノス「やったぁー!ナイスおっちゃん!」
ユーリ「うれしぃー!」
ーその夜ー
ノス、、クロノス!
クロノス「はっ!」
ユーリ「寝てたでしょー」
クロノス「ね、ねてねぇよ!さぁはやくお宝探しにいこうぜ!」
ユーリ「よく言うよ。それよりバレないように窓から抜け出そう!」
クロノス「おう!」
ー山道ー
クロノス「なぁ」
ユーリ「?」
クロノス「いつになったら着くんだよ、というか滝なんかホントにあったかぁ?」
ユーリ「ぼくもわからないんだよね」
クロノス「はぁ?なんだよそれー無かったらどうするんだよー!」
ユーリ「仕方がないでしょークロノスが暇そうにするから僕は提案したのに!」
クロノス「ま、まあなそんな怒るなって」
ユーリ「あ!もしかしてあれじゃない!?」
ー大滝ー
クロノス「うぉーなんだこのでっけぇ滝は!つーか近づけんのかこれー!」
ユーリ「た、たしかになにこの大きさ。でもみて!滝の裏に大きな扉があるよ」
クロノス「行ってみよーぜ!」
ー大門ー
クロノス「お、おい。」
ユーリ「う、うん。」
クロノス「なんじゃこのデカさはぁー!それに全然っ開かないぞ!」
ユーリ「僕たちの力じゃあ全然開かないね、でもここまでこれて楽しかったでしょ?」
クロノス「まあな!さーて冒険も終わったし、戻って寝るとするかー」
ユーリ「そうだね、さあ戻ろう」
ー刹那、光が扉を覆い始めたー
ガガガガッ
クロノス&ユーリ「!?」
クロノス「おおお!急に開いたぞっ!どうなってんだよ一体っ!」
ユーリ(今、ぼくの身体に一瞬なにかが、、、)
クロノス「ん、どしたぁ?」
ユーリ「ん、ううん何でもない。それより先に進もうよ!」
ー契りの間ー
クロノス「すっげぇー!なんだこの場所!それにこのバカでかい石像!」
ユーリ「あの台座に突き刺さってるのは何だろう?」
クロノス「行ってみよーぜ!ワクワクしてきたっ!」
ユーリ「ぼくはちょっと不安だよ、、、だけど行ってみよう。」
クロノス「なぁ、これ剣だよ!しかも本物だっ!」
ユーリ「本当だ、一体なんでこんなところに?」
「主人よ、わが主人よ」
クロノス&ユーリ「!?」
クロノス「い、いまさ、、、」
ユーリ「う、うん、、、」
「我が魂を一つに」
ー刹那、赤白光が辺りを照らし出すー
クロノス「な、なにもみえない!!おいユーリ大丈夫か!なにも見えない!」
ユーリ「・・・・・・」
クロノス「ユーリ?おいユーリっ!」
クロノス(おれも、意識、、が、、、)
そして俺たちは気づけば孤児院にいた。
気づいた時、ユーリになにがあったのか問うたが「なにもなかった」の一点張りだった。
ーそして現在ー
クロノス「そうかあの時の、、!」
アレス「主人よ、我が主人よ!この戦神の力、とくとみよ」
ー次回へー
いま、解き放たん!