表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/36

第16話 邂逅

クロノス 氷の女神!なぁ、ユーリは無事なのか?


シロマ ええ無事よ、意識も取り戻して回復してきたわ


クロノス そっか、よかった。本当に良かった。ところでユーリは?


シロマ 今は安全な場所にいるわ。回復はしてきているけど、まだ歩けるわけじゃないの


クロノス そっか、無事ならそれでいい


シロマ ところであなた、ライアスはどうしたの?


クロノス ああ、村にガウェインが現れてあいつの放ったとんでもねー技で全員吹き飛んじまったんだ、おかけで離れ離れだよ。


シロマ そう、、だったのね。


クロノス でも、ライアスなら大丈夫だと思う。


シロマ なぜわかるの?


クロノス 感じるんだ、確かではないけどライアスを感じるんだ。


シロマ そういえばあなた、私にもいち早く気がついたわよね?


クロノス ん?そうだったかなぁ?


シロマ あなた、ラグナ一族じゃあないわよね?


クロノス う、うん。


シロマ 不思議な子。それにあなたからユーリを感じる、いやユーリと言うより...


ペルセポネ 「それはきっと彼ね。」


アレス 「やはり生きていたかペルセポネ」


ペルセポネ 「ええおかげさまで」


アレス 「またなにか企んでるのではないだろな?」


ペルセポネ 「あら人聞きの悪い、いつまでも変わらないのね"戦神"さんは」


アレス 「く、きさま!!」


クロノス お、おい喧嘩はやめてくれよ。エマが起きちまう!


アレス 「..すまぬ。」


ペルセポネ 「ふん。」


シロマ どうしちゃったの?ペルセポネ、あなたがそんなになるなんて珍しいわね?


ペルセポネ 「あらシロマ、女が女に干渉なんて野暮よ?」


クロノス エマを助けてくれてありがとう、おかげでみんな生き残れたよ


シロマ あなたには死んでもらっては困るの、ユーリとも約束したしねっ。それに...


クロノス ?


シロマ あなたの中にいる神を元の主に返さなきゃ、ユーリは長く無いわよ


クロノス え?


シロマ 本来、神はラグナ一族にしか宿らない特別な存在なのよ。これはわかるわよね?


クロノス う、うん


シロマ でもあなたはアレスを扱えている、不思議だと思った事はない?


クロノス ...あ。


シロマ 今気づいたの?信じられない。


クロノス いや、だってこれまでずっと必死だったから。


シロマ 無理もないわね。ここからが本題よ


アレス 「...」


ペルセポネ 「どうしたのアレス黙り込んで?」


アレス 「...」


ペルセポネ 「ふん...」


シロマ 結論から言うわクロノス君。あなたは今ガウェインに狙われている!そしてあなたが死ねば、世界は終わる!!


クロノス な、なんだよ急に。(そういえばミトスにも同じような事言われたな、世界を頼んだ...だとか)


シロマ でもなぜあなたが狙われるのか、あなたのその能力が一体なんなのか、それはまだよくわからないの。今までなにか変わった事は無い?


クロノス うーん、変わった事なんて、特に無いな。


シロマ ...そう。


クロノス あ、でも時々女の人の声が俺の頭に語りかけてくる事があるんだ。


シロマ !?


ペルセポネ 「...」


アレス 「...」


クロノス ん?どうしたんだ?


シロマ な、なにか言ってなかった!?例えば名前とか!


クロノス あー、確か...そうだ!レアって言ってたな!


一同 !?


ペルセポネ 「アレスあんた、とんでも無い子の中にいるわね」


アレス 「いかにも...我もまだ信じられぬ」


シロマ そういうこと...ようやくわかったわ、クロノス君。あなたの正体が!


一体なに者なのか!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ