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初授業

授業前

そして入学初の授業が始まった。

初めての授業は以外にも国語だ、この学校での時間割は午前に一般的な教科、午後に能力による選択の教科に分けられている。

そして授業が始まり周りを見渡すと、初日にもかかわらず寝ているやつやスマホをいじってるやつらがいた。まー何となくわかっていたがおちこぼれクラスとか言われたらこうなるわな。

チャイムが鳴り

「はーい、授業を終わる」

そして、休み時間になったがまだ寝てるやつや相変わらずスマホをいじってるやつ

「おわってんな...」

思わず口から漏れてしまった

「お前もそのクラスの一員やからな」

れんが話しかけてきた

「2週間後のランキング戦どーすんのよ」

れんはかなり焦っているようだ。

「んー、しらね」

適当に話を終わらせ次の授業の準備に取り掛かった。

「あー、午前しんど」

午前の授業が終わり弁当をれんと一緒に食べていた

「まーそれはわからんでもないな」

「午後から選択教科だから楽しみだ」

にこにこのれん、そしてそこに

「一緒に食べてもいいですか?」

なんと話しかけてきたのは美玲さんだ

「あ、はいどうぞどうぞおかけになってください」

女の子の前だと調子がいいなれんは、とか考えていると周りから冷たい視線があることに気づいた。

「ありがとうございます!!」

にこにこの美玲さん、それを見てデレデレのれん...なんか殴りたい。

「ところでおふたりは午後の授業なんの教科を取っててるんですか?」

美玲さんが尋ねると

「俺は魔法関係だよ」

れんが答える

「俺は体術関係かな」

午後の選択の内容は、魔法関係、体術関係、研究関係の3つで別れているのだ。

俺は魔法の能力のことは隠しているため、体術関係、

れんは魔法関係の能力のため、魔術関係なのだろう

おそらくこの流れだと

「そうですかおふたりとは別になってしまいますね」

「研究関係ってこと?」

れんが聞くと

「そうです能力について研究したいことがありまして」

なるほどこの学校には能力に関する資料などが数多くあるため研究が捗るのだろう。

そんなことを話していると、授業10分前のを知らせるチャイムがなり解散した。

それから次の授業の教室である武道場へ行った。

武道場に着くと他のクラスのやつもいた午後の授業は他クラスとの合同らしい。

周りを見ていると俺をボコボコにした奴らもいた、極力関わらないようにしよ。授業が始まり

「では皆さん初めまして、この授業担当する佐々木だ」

見るからに細身の中年男性だこんな人が教えられるのかと不安になるほどに

「はい、では質問あるやつ今のうちに質問しろ」

佐々木先生が言うと、ある生徒が

「先生の能力ってなんですか?」

なるほどそれは気になっていた

「はい、先生の能力は教わったことのある競技を全て達人以上の力で使うことが出来ます」

なるほど、つまりチートである、柔道に関しても達人以上、剣道、テコンドー、などなど教わりさえすれば達人以上の力で使える。早速この学校の教師の力を知った。

「では、この授業内容を説明する。まず能力は基本的に使っても良い、だが地形を変える、燃える、など建物に被害が出る能力は禁止とする」

簡単な説明を終わらせ、今日の授業は顔合わせ的なので終わるらしい。

コミュ障な俺はこの時間をどう耐えるか...

とか考えてると隣に座っていた男の子が話しかけてきた

「あの、僕りゅうって言うんだ」

「あぁ、俺ははる」

なんかぎこちなく挨拶を終わらせ話すことにした。

「りゅうはなんでこの選択を選んだの?」

「えーとね、僕の能力は身体強化って言って身体能力を一時的に上げる能力なんだ、だけどその能力に体が耐えられなくてさ、そのための体づくりと体術の習得のためかな」

「それではるはどうしてこの選択にしたの?」

どうしたものか正直に言うべきか、自分から話を振って能力を言わないのはさすがにダメだよな...

「んーとね、俺の能力は成長速度が早くなるんだ、だから色んな技を習得しようと思ってさ」

まー嘘はついてないから良しとしよう

「そうなんだじゃー、明日からもしよかったら一緒のペアよろしくね。」

「おうよろしくな」

次の授業はペアが必須らしいので助かった

チャイムがなり授業が終わった。

廊下を歩き教室に戻りながら少し考えていた。

授業で話せる友達が出来て良かった、でも身体強化か、次の欲しい能力発見出来て良かったな。

それから放課後になりれんと帰路に着くのであった。

おねしゃす

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