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おわた

回想シーン

それから俺は先生が持ってきてくれたプリントに目を通した。そのプリントには学校の教育方針やクラス分けの詳細などが書いてあった。

学校の方針1、本校は完全能力主義である。

学校の方針2、クラスは初日の能力付与の時の実力で決めるものとする

学校の方針3、生徒には順位がつく

学校の方針4、順位を上げるには生徒同士の戦いもしくはテストや課外活動などでの成績で決まる

学校の方針5、学校の方針は絶対である

とか書いてあった普通に独裁国家やんって思ったのは言わないでおこう。そして担任である佐伯仁(さいきじん)先生が尋ねてきた。

「ところでお前の能力言え」

そういえば倒れてそのまま保健室いたんだっけ、まーいいかところで俺の能力は、超成長、属性回路、最後のあがき、と意味のわからんやつがあった。

え、俺3つも能力持ってんの?

一つ一つ確認していくか、俺の頭の中にはホワイトボード的なのが浮かんできたそしてそこには能力名、効果、代償など書いてあった

超成長、学習能力3倍、代償、なし

属性回路、炎、風、水、氷、土、光、闇、重力、全ての属性、固有魔法の習得可能、代償、この能力を使うにはその属性の攻撃を防御せず耐えるそして何らかの攻撃でその相手にダメージを与える

最後のあがき、いざと言う時に発動する、代償、この能力の存在に気づかれてしまったらこの能力は消える。

こう書いてあった、もしかして俺最強?いや待て?この能力を素直に言ったらまずいのでは?

「えとー成長です」

「成長?どんな能力だ?」

「なんか人より2倍成長するのが早いらしいです」

「あーなるほどーねー」

「じゃ俺はこれを提出してくるから、お前らも早いとこ帰れよ」

そう言い残すと先生は保健室を後にした

「はるくん人より2倍も成長できる能力すごいのです!」

美玲さんは目をきらきらさせ俺に話しかけてきた。

なんか犬っぽいなかわいー

「全然犬っぽくないのです」

「え?俺声に出てた?」

俺は絶対に声には出ていないとしたら

「はい!私の能力なのです私の能力は範囲内の人の心の声が聞けるのです!」

え、てことは俺の能力もバレたのでは?

「大丈夫なのです、他人の心の声は聞けても能力のことについては聞こえないのです。」

「なるほどそれなら良かった」

「なにがよかったのですか?」

やべ声に出てた

「いやなんでもないよー」

「ところでこの部屋時計ないけど今は何時なの?」

「今は4時なのです」

まじか、俺は4時間も保健室に寝ていたことになる。今日は始業式なこともあり3時半には学校が終わっているのだ。

「ごめん、美玲さんなんで保健委員だからって学校終わったのに待ってくれて」

「いえいえ仕事なので大丈夫なのです!」

え、女神ですか?危うくモブの俺が惚れてしまいそうになったぜ。

「そんな女神とかではないのです…」

あっ、心の声漏れてるのか

「ごめんごめんでもそのくらい助かったよありがと」

「それほどでもあるのです」

ドヤってる美玲さんは置いといて

「僕はそろそろ帰りますね。美玲さんはどうしますか?」

「私も帰るのです途中まで一緒に行くのです!」

「俺は電車だから駅までだけど美玲さんは?」

「私は駅の近くなのでそこまで一緒に行きましょう!」

「了解です、じゃあ帰りましょうか」

なんとも不思議な体験だ初めてあった女の子と一緒に途中までだけど帰ることができるなんて…

するとスマホに1件の通知が来た、駅で待ってるから早く来いよ、送り主は親友?いや友人のれんだったその連絡に了解と返信し、美玲さんと校舎を後にした。

帰り道は自然と会話も弾み楽しい時間を過ごせた、

「それでは私はここで」

「うん、それじゃまた明日」

美玲さんと別れ駅に着き、れんと合流しい電車に乗りこんだ。

「おい、はる大丈夫か?」

「あー、まあなただちょっとした頭痛だ」

「ならいいんだけどさ」

「みんな心配してたぜ」

ちなみにれんも俺と同じ5組になったらしい

「ところでさお前どんな能力だったよ?」

「んー、成長する速さが人より早いってやつだ」

「なんだそれ戦えねーじゃん」

「まーなーそうなんよ」

「そうゆうお前はなんだよ」

「お、それ聞いちゃう??」

「いいから言えよ」

「はいはい、俺の能力は土の属性魔法だぜ」

「なるほどーなかなかいいな」

「だろ、だけどまど小さな穴開けれるくらいだけどな」

「あー」

なるほどだから5組になったのか

「お互い頑張ろうな」

「まーそうだな」

れんは俺の駅の2駅前の駅なので先に降りていった

そして俺はと言うと今日あったことを頭で整理していた、そんなことをしていると俺の降りる駅に着いていた。

なんだかんだで帰宅しベットでごろごろしていると、部屋のドアが蹴り飛ばされ

「あんた能力決まったんだろ言え」

このヤンキーみたいなやつは俺の姉貴、モブの姉とは思えないくらい強い、姉貴の能力は、身体強化3倍、とかなりのぶっ壊れ、元々ゴリラなのにさらに強くしてどうするんだよ。

「成長2倍ってやつらしい」

「なんだそれ弱そー」

余計なお世話だ脳筋女

「なんか失礼なこと考えただろ」

「いえいえ滅相もございません」

なんで分かるんだよこいつは

「まーいいやご飯できたらしいから食べてこい」

「はーい」

ご飯を食べ風呂に入りいつもより早く寝て次の日の朝学校に行くのだった。

登校してまず気づいたのは5組の教室だけやけにボロいまー実力主義ですからね仕方ないかと考えていると他クラスのちょっとした不良に声をかけられ

「放課後ツラ貸せや」

「あ、はい、」

なのことだか何も分からず一日が終わり気づいたらボコられていたそして目が覚めた頃にはあたりは暗く夕方頃になっていた。

最後に最初にもどってきたよ(*^^*)

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