三番 復讐劇の始まり
私は名前を知らない人と話すより先に、小学校から仲のいぃ部活も同じ子に話しかけた。
「A今年は同じクラスだね〜☆」
するとAは迷惑そぅな顔をして
「Nが別クラとか最悪〜」
と私を無視し、私達仲の良かった子と話し始めた。
私は気まずくなってその場から離れた。
するとわざとだろぅ。一番仲のいぃと思っていたMが
「ァュミじゃなくてNと同じクラスがよかったよね〜?」
と大きな声で周りの女子に話しかける。
周りの反応は全くなかったが、彼女達にとってソレは効果があったのだろぅ。
私がそれ以来自分から彼女達に話さなくなったのだから…。
でも私はめげなかった。
新しい友達を作り、今まで以上に深い絆を築こうと頑張った。
それでも神様は私に楽しい時間を与えてくれない。
どんなに頑張っても神様に逆らう事が出来なぃよぅに、私は彼女達の策略にもまた逆らう事が出来なかった。
そんな時だった。
ぁの事件が起きたのは…。
ぁの事件を起こしたのは…。
入学式も終わり一段落した頃、私達の関係は相変わらずぎくしゃくしていた。
そんな時に行われた通学団会。これは普段は一緒に通学しなくとも、緊急時、つまり地震が起きた時などに一緒に帰る為の打ち合わせみたいなもの。
私は小学校から仲のよかった2人と同じ通学団。
今はぎくしゃくしてるけど…。
当然隣の席に座って話すなんて事は出来なかった。
1人でペン回しに没頭する…。
今思えばただ寂しい気持ちを紛らわせたかっただけ。
するといつの間にか通学団会は始まっていた。
最初は連絡網の作成。
クラスの名簿番号順に連絡先を紙に書いて回す。
私の次は例のMだった。
私はMの気を障らないよぅに
「はい…。」
そぅ一言だけ言って丁寧に用紙を渡した。するとMは私の差し出した用紙を乱暴に受け取ると
「どぅもありがとぅございます」
とわざとらしく言い放った。
その一言で私はある事を決意した。
――此奴に…此奴等に『復讐』を…!!
その日、私は部活をサボると近くのコンビニへ向かった。
大量の画鋲を買うため…。
店員に顔を覚えられないよぅに顔を伏せ、どこの中学生か分からないよぅに私服に着替えて行った。私の頭にはただただ怒りと復讐といぅ言葉しかなかった。
そして通学団会のあった次の週、私の復讐劇が始まった。
この話は私が今も体験している事実に基づく話です。
話に出てくる人物は団体、個人名などと関係ありませんのでご承知願います。