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二番 悲劇の始まり

それからすぐにHRは終わり始業式が始まった。

長ったらしい校長先生の話…。そんな事より私は新しいクラスが待ち遠しかった。


やっと始業式が終わった。

3年から教室に戻り廊下に張ってある新しいクラス表を目にするのだ。

だんだんドキドキが増してきた。

同じクラスメイト同士や仲のいぃ人同士で集まっては


「クラス一緒になるといぃね」


と話す。

みんながみんな同じクラスになる訳なぃのにみんなに同じ台詞を言ってしまう。


つぃに私達はクラス表の前まで来た。

各クラスの担任は既に始業式の最後に発表されていて、A組B組C組それぞれ生徒の勝手な評価がついていた。A組は一番不良な人が集まる。B組は手のかかる人が集まる。C組は残りの人が集まるクラス。

担任だけでここまで判断するなんて…。

今思うと残酷だ。


そんなこんなで一番いぃクラスはC組だった。みんなでC組のクラス表から見ていく。


「やった!!ぁたしCだ☆」


そんな声があがる中、私の名前は見つからなかった。


「あぁ、クラス違うね…。」


私はC組の仲のいぃ友達それぞれに同じ台詞を発した。

そしてC組に別れを告げると隣のクラスのB組へ移動した。


「何か嫌な予感する〜。」


私は同じくましな人の集まるクラスに入れなかった友達に話しかけた。


「うちも…」


不安げにその友達も返す。

私達の予感は当たってしまった。

学年の中でも不良の集まるクラス、A組に私の名前はあった。

――不良の仲間入りだな…。

私は嫌々教室に入るととりあえずクラスメイトを確認した。

これから一年間一緒に過ごす人達…。まだ名前も知らない人もいた。

でも部活が同じ子や仲のいぃ子がいて安心した。




でも…やっぱりこのクラスになったのが悲劇の始まりだったんだ…。

もぅ戻る事のない私の一番楽しい時期…。


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