表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
着流し侍無双旅  作者: ねこむ
2/89

アマテラス様の玄孫神様

少女神様登場

模擬戦から数日後


猫目丸は突如見たことも無い場所に飛ばされる


辺りを見回す猫目丸


「ようこそ猫目丸、我が神域へ」


声と共に目の前に美しい女神が現れたのだが何か違和感がある声が前からというより斜め下から聞こえて


くる


「てい」


居合いの要領で刀を振り鞘に戻す


すると目の前の女神はたわむと消え去りその後ろから立ったまま失神している少女が現れる


10分後


「うーんあれ」


目を覚ました少女は自分の状況に戸惑う


「目を覚まされましたか」


「教えてほしいんだけどなんでわしはお前に膝枕をさせておるのだ」


「自分に聞かれましてもあなた御自身が膝枕をせよとおっしゃられたのでお答えしただけですから」


その返答に真っ赤になって飛び起きる少女


「わしはそんなはしたない女神ではないぞ」


むくれる女神だったがしゃがんだ猫目丸が頭をなで始めると笑みを浮かべる


10分後


「は、なんでおぬしはわしの頭を撫でておるのだ」


「いや女神様がひどく興奮されたので落ち着いていただきたくて」


「落ち着いたから恥ずかしいのでやめてくれるかの」


「解りました」


「わしはアマテラス様の玄孫に当る神での今回新しい世界を任されておるのだが何せ若い世界でさまざま


な人種がおってしかも不心得もの少なくないその性で真っ当な者達が虐げられてもおるそこでお主じゃあ


ちらに渡って不心得者たちを懲らしめてほしいただとは言わんあちらに居る間はお金で不自由はさせぬ


し、女性との縁も世話しよう生涯あちらで過ごした場合でもこれは適用するしその後でまたこちらで過ご


す道も保証するどうじゃ大盤振る舞いじゃろ」


女神は胸を張るが猫目丸は辺りを見回すと


「帰り道はどちらですか?」


途端にあわてだす女神


帰られては困ると足にしがみつき


「何が気にいらぬのだ好条件じゃろ」


「女神様何か隠していらっしゃいますよね」


猫目丸の言葉に


「何も隠しておらんぞ」


そう言って誤魔化そうとするが


「嘘ですね女神様動揺されると目じりを動かされるんです」


その言葉で目じりを隠すが


「アマテラス様にお尻を叩かれるのですか?」


「なぜそれをあ」


「そうですかでも遅かったですね後ろをご覧になられたほうがいいですよ」


その言葉に青くなる女神


そして肩に置かれる手


「孫よお前には早かったようじゃの」


20分後


「孫がすまなかったのでどうする帰るなら道を開くぞ」


アマテラスは猫目丸に尋ねる


「アマテラス様はお気づきのようですね」


「はは孫とは年季が違うからのお主をとどまらせたのは孫が嘘をついて居ったからじゃろそれさえ無けれ


ばおぬしは行ってもよかったそうじゃな」


「はいそうです困らせるつもりもありませんでした」


その言葉にお尻を叩かれうなっていた玄孫女神は泣き出す


「わしが悪かったのじゃだからせめてあちらの世界の人々だけは助けてほしいのじゃ」


そう言ってわんわん泣きじゃくる


猫目丸は先ほどのように優しく頭を撫でて泣き止ませると


アマテラスに微笑むと


「道をお願いしますあちらの世界への道を」


「解ったアマテラスが許可するこの者前に道よ開け」


アマテラスの声が響くと猫目丸の前に光を放つ道ができる


「向こうでは天照流武芸者猫目丸と名乗るがよい向こうにも日の本はある違和感はないじゃろ」


その心遣いに頭を下げる猫目丸


「それと向こうの人間には人類最強のステータスの持ち主にしか見えぬ鑑定を使ってもな正確にはおぬし


を表すとすれば亜神が正しいのだがなじゃから楽しめあちらの世界をそして自由に生きよ不心得者を懲ら


しめるのはその片手間でかまわん」


その言葉に送られて猫目丸は道を歩むまだ見ぬ世界で泣く人を助け笑う悪人を懲らしめる為に



猫目丸の活躍はいかに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ