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復讐の黒猫達は暗闇に笑う  作者: 本山修一
  
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プロローグ

  季節の移り変わりは速いものである。入学式といった新入生を迎える行事も終わり学校全体に新鮮さ無くなり始めた今日この頃。

「オイ、知ってるかあのうわさ」

「知ってる、知ってる。何でも先月謎の殺人事件があったらしいぜ」

「マジかよ、じゃあいるんだ。例の復讐探偵」

 東京では今や学生を中心とした若者の間で広まっているある噂がある。それは復讐を行う探偵が存在するという噂である。この噂が広まりだしたのは2,3カ月前くらいのことだったが実質この探偵絡みの事件と思わるのは1年以上前からあったという。若者の間では「どうやればその探偵に会えるのか?」、「依頼はどうやって頼むか?」などがスレや情報サイトで飛び交っている。勿論、この一連のネットでの復讐探偵騒ぎや昨年から続く不可解殺人から警察もこの復讐探偵を逮捕するべく特別捜査チームが先月結成されたがその3日後にその復讐によるものと思われる殺人が起き、警察は頭を抱えていた。警察未だ犯人の身元どころか特徴すら掴めていない。

 この復讐探偵は復讐行為の一環として殺しを行っている為それは殺し屋と同じ存在と言えるが、彼らは殺し屋などと呼ばれず逆に義賊と称する人々もいるらしい。それは彼らが復讐の対象にしている人物が何らかの罪を犯しながらも逮捕されることなく悠々と生きていた連中が殆どである。しかも、その事件が迷宮入りや自殺と断定されたり誤認逮捕された場合でも真実を突き止めた上で復讐を行っているというらしい。

  復讐探偵彼らは一体何者なのか

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