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Untouchable garbage  作者: クルトン(絶望)
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evolution pay

これは僕の高校時代から温めていた小説です。

それを元に推敲を重ねて書き上げました。

ぼくは天上世界院遊太郎。高校2年。留年一回。だから17歳。

ぼくの天上世界院家はごく普通の核家族だ。

生きることには何不自由ない生活もしています。

具体的には、中小企業で合法労働しているお父さんの稼ぎでまかりなっている。

だが、そんなお父さんも僕たち天上世界院家の中では格下、下の下以下です。

お父さんは家の中に居場所がなく、いつも愛犬ヒンデンブルグ4世といつも犬小屋で寝ています。

申し忘れましたが僕たちの家族は4人家族と犬です。

お母さんは天上世界院来代です。

ぼくの妹は天上世界院シャーロットヴァジーナです。

ぼくのお父さんの名前は天上世界院平八郎です。江戸時代から生きている名家の子孫なんだよ。

犬は・・・さっきも言った通りヒンデンブルグ4世です。犬種はトイプードルです。捨て犬を拾ってきました。

お父さんは・・・格下で、いつもみんなから無視されています。会社でも。

会社でも地味な扱いです。そのせいで「クロマメさん」と呼ばれているんだよ。

そして我が天上世界院家からも無視されている。

僕だって無視している。早く離婚すればいいいのにと思っている人もいるだろうが

お父さんとお母さんの結婚には何か秘密があるらしい。キーワードは「契約書」ォッ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

そしていつものように時間が進み・・・・・・

2016年。4月24日。この日は運命の日だったのかもしれないやそうだった(^_-)

そう、ぼくはいつものように町内じゅうの家のアンテナをニッパーでねじ切り落としていた。

そして学校で授業を済ませ、家に帰り、ダラダラ「ハイパーコックローチマン アナログウォーリアーズ」を流しみしていて夕飯の餃子と豚足と北京ダック、そしておやつに小龍包を食べていたときお父さんが帰ってきた。

ちなみに言い忘れていたがぼくの身長は174、体重6.21kgだ。体脂肪率は2%。

言っておくが僕の体の半分は窒素だ。

妹の天上世界院シャーロットヴァジーナは身長154,5、体重は36gや。

言っておくが妹の体の半分は上白糖だ。毎度尿検査で糖尿病を疑われるが至って健康だ。

お母さんの天上世界院・・・・・・なんだっけ は

興味ないから覚えていません。


話を戻しますが帰ってきたお父さんからは普段みたいなゴミ捨て場で這いつくばりながらノミをこすり落としてエクスタシーに浸ってる犬みたいな雰囲気を感じませんでした。何か違う。

いつものようにお母さんがカップラーメンを差し出したとき、一気に自体は急変した。

お父さんは目から血の涙を流しながらへそから歯石を打ち出しながら爪から胃酸をまき散らしながらかなきり声を上げながら鼻の穴を膨らませ発狂したんだよ。

そして、お父さんはなんとッ!「俺はこんな生活うんざりだ!ぽまいらを殺し新しい存在にうまれ変わります!」

そう言ってお父さんはどす黒い薬・・・・・・そう、日本の政治経済を牛耳る上流経済の上澄みの政治家・・・・・・彼らの欲望とはちょっと違うどす黒さの注射器を持っていた。

そしてお父さんは左手の人差し指の第一関節と中指の第二関節で注射器をつまみながら左足をほんの少し後ろに滑らせ、左手を20度の角度に保ったまま右腕の肘関節の内側を指でつまみ静脈を探し当ててから注射針を秒速20cmの速さで針を太ももに突き刺しました。

するとお父さんは人間の体にハムスターの要素を足さずに蛇のうろこと毒牙を合わさった体になったんだよ。まさに山田のオロチ。父さんの旧姓は山田だ。

お父さんはもう体中化物と化し言うならば蛇人間だ。お父さんはすかさず首を伸ばしお母さんに噛み付いた。

お母さんはお父さんの急変に6秒くらいうろたえてから持っていたフライパン(ステンレス製)で応戦しました。

お母さん女子高生時代テニス部幽霊部員時代の技を活かしすごいスマッシュをぶちかます幻想を抱きながらフライパンで戦いましたが噛まれて死ぬ。

嗚呼、儚命。永遠眠。

そして妹が帰ってきた。そう、パチンコ屋でお父さんの給料を全部スって帰ってきた。

泣きそうな目をしたかわいい妹に不覚にもキュンとしてしまった。

こいつはこんなかわいい目をしていたんだ・・・。

「ごめん・・・お兄ちゃん・・・お父さんの給料全部溶かしちゃった・・。」

鼻をグスグス鳴らしながら涙袋を真っ赤にして、妹は僕の腕に抱きついてきた。

バニラのような甘い香りが僕の鼻に触れる。絹のような綺麗な髪が僕の顎をくすぐる。

とても精巧な人形のような顔つきだ。

人は痛みを分かち合える生命です。

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