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来日編Ⅱ

「やっぱり疲れた」

タクシーを出るなり夕星は体を伸ばしながらいった。

彼が今目の前にいるところはエスペラル学園の門のまん前である。

「お兄ちゃん。だらしないですよ」

「分かった。分かったとりあえず中に入って理事長に挨拶しよう」

大抵の一般生徒はわざわざ理事長に挨拶なんかしなくてもいいが夕星の家は有名な家であるそのため理事長に挨拶するのは伝統かしてきている。

そのため一応高峰家時期頭首である夕星は疲れきった顔を手でほぐし顔をキリッとさせた。

「うん。そういう顔も似合っているよお兄ちゃん」

「うるさい。早く行くぞ」

堂々と二人はエスペル学園の中に入っていた。


十分後


「どこだよ。理事長室」

夕星たちは完璧に迷っていた。

「お兄ちゃん。私疲れた」

夜桜のほうも体のほうに疲れが回ったらしく弱音を上げていた。

学園の中は以外にも広くさんざん迷った挙句になんとか学校棟についたがここからさらに迷い今に至る。

「さあ。行くよ夜桜」

「もう無理歩けない」

夜桜が完璧に甘えん坊になってしまい夕星は困り果ててしまった。

「あら、どうしたの?恋人さん泣かせちゃって」

そこで夕星は女神の声が聞こえた。

「えっ?」

「だからどうしたのて聞いているの」

夕星はようやくこの人は本当に今の自分たちにとって本当に女神だと理解した。

「えっと実は・・・・・・」

夕星は今までの経緯を彼女に全て話した。

「なんだそんなことなのね」

そう言うと彼女は身を翻していった

「ついてきなさい案内してあげるから」

「「はい」」

夕星と夜桜は声をそろえて返事をした。

「私の名前はリサ・グリーウィッド。リサでいいわ。

 あなたたちのことは名前で呼ばせてもらうけど構わないわよね」

夕星と夜桜は兄妹であるため高峰と呼ばれてもどちらを指すかが分からない。

そのため日本にいたころも二人は名前でよく呼ばれていたため初対面の人にはまず自分たちのことを名前で呼んでくれと頼んでいる。

今回は道案内程度だと思いそのことをいっていなかった。

「はい。構いません。私は夜桜よおうでこちらが兄の夕星です」

夕星がなにかをいうより早く夜桜が先に返事をした。

「そうそれじゃよろしくね。夕星。夜桜ちゃん」


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