表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

Time Line : Normal Code [非常識の常識は、非常識である]

お久しぶりです。たぶんこの後書き直す、かも。


「死ね!このヘンタイッッッ!」

―アドランテル女伯レーニア。正面から胸を揉んできた”性”女王ペルーナをテラスから蹴り落として。ダムレース王国女王即位式典にて。

とんでもない発言をした彼女を呆然と見つめる。


それと何やら戯言が聞こえた気がするが、そちらはどうでもいい。


どう見ても一般的な人間種にしか見えない彼女が、人化した高位竜種であるというのだろうか?


 通常、人化した竜は角や翼、鱗、甲殻、爪、瞳などを残してしまう。これは人化魔法が魂をごまかして、人の形をとることに起因する。強く魂をごまかすことが出来れば、これらの痕跡を減らすことが出来るのだ。

 多くの竜はそもそも人化できない。可能であってもあまりにも制御が面倒なので、人の形と大きさをした竜、という程度にとどめるのが一般的である。

 しかし、彼女はその身のどこにも竜の痕跡が存在しない。また、彼女の自己紹介を信じるなら、魂の位階もかなり高い。人化魔法の制御はどれほど難しくなるのか、想像もつかなかった。


「ふむ。」


 きわめて精度の高い人化の術に驚き、どこかに痕跡が残っているのではないかと、全身をくまなく探ってみる。未知の状態は、知識欲を喚起するものである。今の僕を止められるものがあろうかいやない。

 それにあの言葉は性質的に被虐思考の持ち主が発することが多いと兄さんの部屋にあった『淫堕の館~セスカ女伯爵家の狂宴~』に書いてあった。読んでいたら取り上げられて、兄さんと一緒に水に流されていったせいでその先が読めなかったのだけれども。

 そもそも夜のご奉仕とはいったい何なのだろうか。あと朝勃ちも。まぁ、それは後回しにしよう今は人化魔法だ。


「そ、そんなに見つめられると、恥ずかしいんですが。」


 少なくとも、翼や爪は見当たらない。もじもじと体を隠そうとする彼女に向け、数歩歩み、距離を詰めようとする。あと一歩で手が届くというところで、急に彼女は一歩後ろに下がる。


「そんな、いきなり何を、ひぁぁん!?」


 なぜ下がったのか理解できないが、とりあえず抱き着いて接触型探査魔法『汝の全てを明らかにせよ:ディテクション』を掛けた手を背中に回す。顔が彼女の大きな胸に埋まってしまい、ふんわりと彼女の香りに包まれる。体の全面で感じ取れる柔らかさから、胸から下腹部まで甲殻や鱗が残っていないことが確認できた。


「うひゃぁ!?ヤダヤダヤダッ!?」


 そのまま右手は腰のあたりからせり上がり両の肩甲骨までを余すことなく撫で上げ、左手は下に向かい背骨、尾てい骨、臀部を丁寧にかつ慎重に確かめていく。もちろんこの時、腕で脇腹のあたりを認識していくのも忘れてはならない。

 丁寧に織り上げた探査魔法は、たとえ分厚いメイド服の上からでも、その下の柔肌の情報を余すことなく伝えてくれる。これを用いれば、対象者に不快感を与えないように、フェザータッチで探査できるのである。


「んぅっ!」


 薄く柔らかな線を描く背中にも、しっかりと肉のついたまろやかな尻にも痕跡はない。小さなしっぽくらいはあると踏んでいたのだが。


「はぁ、はぁ、……ちからっ、んッ、はいんなぃ。」


 上体を預けるようにして、彼女は僕の頭を抱え込むような動きを見せた。

 体感できる質量は明らかに人間の女性のそれだった。

 膝先、つま先も使い、なぜかガクガクと震えている膝や太ももの感触を確かめる。全体的に柔らかく、服で隠されている場所にも痕跡は見当たらない。


「ねぇ、エレトレイア。」


「はひぃ、、、なんでしゅか?」


 ずいぶんと息が上がっているようだが大丈夫だろうか。


「大丈夫?気持ち悪くない?」


「いぇ、だいじょうぶですぅ。むしろ気持ち良すぎて……。」


 いまの探査に気持ち良くなる要素はないはずなのだが。


「そっか、なら、しゃがんで顔の高さを合わせて?」


「えっ?あっ!?ハイッ!……あれ?」


 ふらふらとよろめきながらも、彼女は僕から一度離れてしゃがもうとする。だが足に力が入らないようで、浅く八の字に足を開く形でへたり込んでしまった。なんとか立ち上がろうとするが、腕にすらまともに力が入っていない。


「いいよそのままで。」


 今度は僕がかがむことで、彼女の顔の位置まで自分の頭を下げる。鼻同士が触れ合うほどの距離で、瞳を覗き込む。


「ち、ちかぃですよ!?」


「動かないで。」


 頬を両手で挟み込み、顔が動かないように固定する。体温の上昇がみられるようだが恥ずかしいのだろうか。こんな子供の指示に従うのは、誇り高い龍族にとっては屈辱なのかもしれない。

 瞳孔の形状や竜眼の状態、魔力の閃きの有無を確認するが、やはり普通の人間のそれと変わらない。


「僕がいいというまで、目を閉じて。」


 何かの拍子に竜眼が現れたら、この距離じゃひどい目にあいかねない。


「えっ!?……で、ですが、その。」


「いいから、ほら。」


 なにやら、僕から目線をそらし、横にいるはずの姉に目線を送っている。


 右手で顎を抑え、左手で瞼を閉じさせる。そのまま、左手で髪をすきながら耳を触る。とがっても居なければ硬くもない普通の耳。うなじに向かって指を這わせていく。白い肌を傷つけないように注意しながらゆっくりと。


「待って、首は弱いんで、ひんっ!?」


 背面に向かう肌には何もない。うなじから逆鱗のある咽喉、胸元に向かって右手を下していく。通常、人化魔法で最も最後まで残るのが最大の弱点部位である逆鱗なのだ。


「ちょ、そこは……ホントにここでするんですかぁ!?」


 あわてた声を出しているけど、ここまで来てなぜ探索を終えろというのか。

 僕は己の知識欲に逆らうことなく調べ上げていく。

 絶妙な、と言っていいであろう二つの山のスキマに手を差し込む。何を考えているのか、彼女が両手で抑え込もうとするせいで手が動かしにくい。


「暴れないでくださいよっ!?」


「それは僕の台詞だよ、あと少しで終わるんだからじっとしてて。」


 左手に微弱な雷撃魔法『貫く雷針:スパークニードル』を纏わせ、龍の甲殻のスキマがある脇腹の一点に人差し指を宛がう。


「ふわぁぁぁあああぁぁぁ……。」


 瞬間的に浸透した電撃が彼女の脇腹にある神経を刺激し、全身から力を抜くことに成功する。それにより、強い圧力による腕の拘束が解ける。

 すかさず、無駄に深い谷間の奥底にあるはずの逆鱗を探っていく。指先に全神経を集中し、どんな小さな異変も逃さぬつもりでさぐったはずだった。しかし予想通り、ここにも痕跡は見つからなかったのである。


 胸元から腕を引き抜いた僕の目の前には、だらしなく口を開けた彼女がいる。頬を上気させ、瞳がうるんでいる理由が理解できないが、ちょうどよく口が開いているのを見て僕の探索は最終段階を迎えることになる。口の中を覗き込み、ブレス用の穴が存在しないことを確かめた。


「んぐぅ!?」


 そして右手を浄化魔法で清潔な状態にして、人差し指を彼女の口の中に差し込む。バシバシと胸を叩いてくるが無視して続行する。

 熱くぬるりとした口腔内を僕の指は見逃すことなく探査していく。歯や舌の裏まで丁寧に。竜の歯には臼歯が存在しない。しかし、彼女は人間と同じ歯がそろっていた。

 とはいえ、顎の力は残っているらしい。噛み千切られそうになったので再び電撃で弛緩させる。


「んふぅ、あ、むぅ、んっ……」


 そのまま口蓋や歯、舌の形や手触りを確かめ、やはり人間と変わらない事がわかってしまう。彼女は舌を這わせるような動きをしてくる。指の味か気に入ってくれたようならば構うまい。

 などとしているうちに、口腔内の調査は終了する。


「んぷ、あぁ……」


 ぬちゃり、と彼女の口から指を引き抜く。未だに熱を持った唾液が糸を引き、唇と指を繋いだ。分泌される唾液も竜とは異なり肉を消化する機能を持っていないのがわかる。


「か、嗅がないでください!」


 彼女の唾液でぬらぬらと光る指を鼻に近づけ、香りを確かめる。竜種は肉類を主食とし、消化機能を持つ唾液であるため、においがきつい事が多い。しかし彼女の唾液はどちらかと言えば妖精種のそれに近い。薄く花の蜜のような香りがするのだ。


「あ!き、汚いですよ!?」


 次は味だ。唾液のついた指を口に含む。やはり、薄く甘みが乗っている。妖精のキスで唇に残る唾液に近い。ただ、妖精女王のそれと比べると、上品さが足りない気がする。あくまでも、ほんの少しだが。調和が崩れてしまっていた。指についていた唾液を残らず舐めとり、再び浄化魔法で清める。


 そもそも、種族がまったくことなるのだから、そんな比較は何の役にも立たないではないか。我ながら、思考の暴走にため息がでる。間抜けな自分に呆れながらも、未だにへたり込んでいる彼女に向き直る。視線をやると、ビクリと体を震わせた。


「素晴らしい人化魔法だね!」

「は?……はぁ。」


 僕の渾身の称賛も彼女には響かなかったらしい。まぁ、出来ることをほめられても、あまりうれしくはないのかもしれない。それなりの実力があれば、人化魔法自体は誰にでも扱えるものでもあるし。


「クククッ、そこまでにしておけよ?あまり時間がないのだろう?」


 小さく笑いをこらえながら、姉上が声をかけてきた。確かにあまり時間があるわけではない。


「まぁ、最後に覚えていけ。今お前がこいつにしたような行為は、向こうではするなよ?」


「何故?」


 姉上はスッと僕に近づくと両肩に手を置いて、目を見つめてきた。割とまじめな話のようだ。理由はさっぱりだが。ゆえに小首を傾げて問い直す。姉さん直伝の質問法だ。『ユーちゃんはこーしたほうがイイよ!』と力説していたのが思い出された。


「それはな、痴漢になるからだ!!!」


「なにそれ!?」


 痴漢、全く聞き覚えのない言葉だ。いや、港町のギルドで給仕のお姉さんが酔っぱらいを壁にめり込ませながら叫んでたっけ?でも意味は教えてくれなかったな。だれも。その時のお姉さんから冒険者並みの威圧が飛んでいたのはなぜだったんだろう。


「痴漢って、まずいの?」


「かなりまずいな。」


 女性にそう呼ばれれば、まず有罪は確定。下手を打つと投獄される可能性すらあるし、天下の往来で呼ばれてしまえば、一生を棒に振りかねない。などという、痴漢の危険性を説明してもらった。言われなければ、知識欲の基に痴漢に成り果てるところだった。


「まぁ、部屋の中で、合意の下なら問題にはなるまいよ。」


「それはいいんだ?」


「あと手助けするとかな。」


 手を差し伸べるくらいは大丈夫、ようは女性が不快でなければいいらしい。本当にそれでいいのかは怪しい気がするが。「まぁ、お前の見た目なら大丈夫だろ」って。それよりもだ。

 正面に立つ姉上をどかすと、僕は未だに座り込んでいた彼女に手を差し伸べる。


「大丈夫?」


「ふぅ、もう大丈夫です!」


 一瞬躊躇したが、彼女を僕の手を取ってくれた。力の流れを制御しながら、彼女を引き起こす。彼女は手でパタパタと尻の部分をはたいて汚れを落とすと、此方に向き直ってくれた。


「エレトレイア。」


「はい、なんでしょうか?ご主人様。」


 わずかに頬を紅潮させ、ちらちらと視線を外してはいるものの、それでも僕を見てくれている。無知だったが故とはいえ、恥辱を与えてしまったことに変わりはないというのに。だからこそ、自らの過ちについて、許しを請わなくてはならない。


「無知であったとはいえ、蛮行は蛮行。貴女のお気に召すまま、処断をお願いいたします。」


「やめてください!いいですイイです、気にしてませんから!?」


片膝を立てて、首を垂れる。首をさらすことで、いかなる処断をも受ける覚悟を示す。そう、「女の子に恥辱を与えた男は死あるのみ」と、戦闘神官のプリシラさんがいっていた。教会の門にぼろ雑巾みたいになった男をひっかけながら言っていたのを思い出す。

・・・でも命だけは勘弁してもらえるとうれしい。


「顔をあげて、むしろ立ってください。」


「しかし……。」


「いいですから!」


 立ち上がり、彼女と目を合わせる。そう、「此方から視線をそらすなどあってはならない。誠意を見せなくては謝罪など受け入れてはもらえない。」のだから。港町で弓使いのエルフさんにあおむけで踏みにじられていた男の人が言っていた。直後に思いっきり顔を踏まれていたが。「でも黒はまだ早いんjグべらッ!?」ってなんだったんだろうか?


「ちょっと恥ずかしかったですけど、もう気にしませんから。」


 女性側からの三度の許し。これは古くから伝わる騎士と貴婦人のやり取りにおいて最も重要な行為の一つである。これを受けた騎士は貴婦人からの許諾に否を唱えてはならない。『常に騎士たれ』を胸に刻んだ僕が掲げる『誓約・ゲッシュ』による強制効果はこのような場面で確実に機能する。たとえ僕自身が納得していなかったとしても、強制的に納得したことになるのだ。

 誓約によって感情が抑制され、理性を以て肉体が支配される。

 冷静になって考えてみれば、自分の気持ちを優先した行動だったのではないかと思える。彼女からすれば、突飛な行動にしか見えなかったであろうことを反省しなくてはならない。

 しかし、今度は内省的に、自らの内に秘めて、だ。


「エレトレイア、貴女がそうおっしゃるのならば。」


 彼女の言葉を受け、肯定の意を示す。しかし、彼女は何かが気に入らないらしい。優美な線を描いていたはずの眉が、眉間に皺がよるほどにひそめられる。


「ご主人様、私はメイドでございます。どうか御呼び捨てくださいませ。」


「しかし、私はそれを認めていない。ならば、貴女は私が尽くすべき貴婦人ではありませんか?」


「これは当主様を始めとされる、ご家族の皆様の承認の下に履行されるべき契約がなされております。こればかりは、ご主人様の御意向が考慮されることは無いものと存じます。」


 こちらの反論を切り捨てたばかりか、こちらの退路を断ってくる。僕の意思を無視した契約がなされているという事実に、憤りを隠せない。


「事実ですか、姉上」


「そうだ、一切の瑕疵無き契約書と誓印を憑代に、家族全員の合意と加護が織り込まれた完全な契約だ。期限が来るまで解けん。」


 こちらの不満を視線に乗せて、詰問するような口調で姉上に事実確認をしても、覆らない事実を突き付けられただけだった。


「その期限とは?」


「さあな、百か二百か。千年先かもしれんな。」


 最後の抵抗とばかりに、契約の期限を問う。これが一年やそこらのものであれば、無理やりにでも解析して解除してやろうと思ったのだが。姉上はおそらく、そんな考えを読み取ったのだろう。口の端に皮肉げな笑みを載せてとどめを刺してきた。期限不明の契約って何。それ契約じゃないよ。


「そんな契約、あり得ないでしょう」


「人間であればな、それは人ではない。竜だ。それも高位の。」


 ……確かに、竜などの高位存在の寿命を考えれば、百年程度の契約は十分に成り立つ。竜騎士契約がその代表だ。契約に不備がないことは理解した。それでも、感情面では納得ができるはずがない。理性的に考えても、学園に、貴族でもないのにメイドを連れてくる人間がいるだろうか。いやいないだろう。連れて行けば確実に目立つ。ただでさえ目立つ見た目をしているらしいのに、外的要因で目をつけられるのは面倒極まりない。


「だからと言って」


「これ以上は時間の無駄だ、すでに婆様でも解けん。どうしようもあるまい、受け入れろ。」


 想定を説明して、何とか理解を得ようと意気込んだ矢先に、鼻面をたたかれる。現実的に考えれば、契約はすでになされており、これを破棄するためには双方の合意が必要な段階にある。目をエレトレイアに向ければ、期待と不安がないまぜになった感情が蒼の双眸で揺れている。破棄には間違いなく反対するだろう。


「エレトレイアは、それでいいの?」


「ご主人様にお仕え出来ることのほか、これ以上何を望みましょうか。」


 わずかな希望を載せた問いかけは、完膚なきまでに跳ね返された。もはや抵抗は無意味であると理解する。

 状況を覆せないのであれば、その状況での最良を選ぶべきではないだろうか。契約を破棄できないのであれば、せめて主導権を握っておく必要がある。そのために一番手っ取り早く、効果のある方法は主従の契りを結ぶことだ。これによって、絶対的な命令権を確保しておく必要がある。自害命令すら履行させる効力があれば、存在の格が違ってもある程度はいうことを聞かせられるはずだ。


「なら、仕方がない。主従の契りを結んでおこうか?」


「ありがたき幸せ。」


 妥協の産物として選択された主従の誓い。しかし、それを結ぶことは彼女の希望にもっとも沿う形だったのだろう。思わずといった風情に顔を笑み崩しながらも、完璧なカーテシーを披露する。

 脳裏からかつて知った主従の誓いの契約陣と詠唱を呼び出す。外部からの干渉を撥ね退ける絶界陣と空間を安定させる定界陣を事前に起動し、確実な契約を保障しなくてはならない。莫大な魔力を使用する主従の誓いは、ほんの少しの干渉を受けるだけでも、契約内容の変更や、契約失敗をもたらすことがあるからだ。そして、主従関係の逆転や魔力爆発による死をもたらす。それは避けなくてはなるまい。

 


『我が血と魂、我が名をもって問う。汝は我が僕となりて、その肉が朽ち、魂が散るその時まで、我に全てを尽くすか?』

『己が全てを主に捧げることを、あまねく天と地に誓う。』

『その忠やよし。我は汝の誓いを受けん。』

『己が忠を主に捧げる幸運と、神の恩寵に感謝す。』

『『天よ照覧あれ。互いの名と血と魂を交わし、ここに神聖なる主従の誓いはなされた。死が互いを分かつまで、決して違わぬ事を願う。』』



「もう、最高っ!!!!!」

―”性”女王ペルーナ、アドランテル女伯に蹴られた快感に震えながら。


どちらかというと枠外が書きたかった。

ちなみにペルーナさんはド級のMにして両刀な、天災系美人。性癖さえまともなら聖王としてたたえられたはずの人。巨大山脈。

レーニアさんはペルーナの愛人(他称)にして王国最後の砦(他称)。常識人故に振り回された苦労人。文官なのに騎士団長より強い。平滑面。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ