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Time Line : Normal Code [北の塔と招かれた騎士]

さて、全く話が進んでいかない。


家族以外の新キャラ登場。


「ベルには気をつけろ」

―探索者、『片腕』エドガー、冒険の心得を聞かれて―

 さて、朝食後、フリッツ兄さんの襲撃を退け(姉さんの『冷暗なる水剣牢:アクエリアス・ソーディアンケージ』で捕縛されていった。)、僕はシェラ姉上の部屋がある、家の北塔の最上階に向かっている。


 我が家の構造は六本の尖塔と防壁に囲まれた五階建て石造りの、二つの尖塔をもつ小さな《・・・》館からなっている。僕の足で30分とかからずに外周を回りきれるのだから、大きさは大したことない。

 館の南側一階部分にある食堂を出ると目の前に、花咲き乱れる中庭が広がっている。『透明障壁結晶:シールドクリスタル』の嵌った戸を開け、中庭にでて、右に突っ切ると、目の前に目的地に北の塔に行き着くことが出来る。

 

 中庭を突っ切って移動するのは、本当は禁止されている。しかし、これから受ける授業内容と姉上の性格を考えれば、わざわざ館の中を大回りしていく時間が惜しい。

 

 用がなければ侵入してはいけない、そんな中庭の主役は、人間ではなく植物たちだ。苔むした大木に擬態した竜樹『知恵深き古竜樹:エルダーフォレストドラゴン』や茨のような形状の、麻痺毒を持つ肉食植物『血濡れの絞首蔦:ブラッディバインド』、葉、茎、花弁、根、花粉、蜜、全てが系統の違う猛毒を含む百合『呪毒の黒百合:アサシンリリー』、妖精の仮宿とも言われる強力な催眠魔法を放ち続ける『惑わしの妖精花:フェアリーメイズ』が手ぐすね引いて、美しい花と芳しい芳香に惹かれた、哀れな犠牲者を待っている。もっとも、対抗策さえ習得すれば問題なく鑑賞できるし、全て強力な魔法薬の原料になる代物であるため中庭で栽培しているのだ。

 兄上といつも手入れしているこの中庭の完成度は、贔屓目に見てもいい出来だと自負している。

 特に、北塔のそばにある、栽培の難しいアシュケナージを、僕一人で発芽させ成長させた一角は自慢のエリアだ。

 夜になると、魔力と月光から薬の原料にもなる「精霊の月光雫」を精製して、月の光に煌めく光景は、中央の噴水花壇や南のバラ垣には及ばなくても、きれいだと思っている。


 自然に乱れている魔力場に干渉し、植物の状態を保つのに最も適した状態に変化させていると、北塔の前にたどりついた。

 見上げると首が痛くなるような高さの塔を、ひたすらに昇って行かなくてはならない。それも歩いてだ。

 横着して外から塔の頂上を目指すと、塔各所の装飾に偽装した防御機構が『穿ち貫け、鋭凍の魔槍:アイシクルランサー』を乱射してくるし、中で騒げば姉上の『千里眼』付きの『我、汝を許さず:シーリング・アイ』で身動き一つ取れないところを、党内各所におかれている『精鋭銀結晶竜牙兵:エリートドラゴントゥース・シルバークリスタルウォーリア―』に袋にされて、塔の外に捨てられるという極悪っぷりである。

 

 さて、登頂者の目の前に、まず立ちふさがるのは、『大鬼族首魁:オーガロード』でも余裕で通れるであろう高さの、両開きの金属扉だ。

 蒼白い金属の扉には、氷結の始源魔法陣の背にした、『氷雪の始源龍:シルバースケイル・プライマルエンシェントドラゴン』を中心に何百もの氷龍と氷精が舞い踊るさまが、鱗の一枚まで精緻な彫刻で掘り込まれている。


―――何回見てもすごいとしか思えないな、これ。


 他の7つの塔にも刻まれているが、どれも勝るとも劣らない。

以前聞いた話では、おじい様の知り合いの『土鎚族:ドワーフ』の職人達が作り上げた傑作らしい。それぞれに始源龍と始源魔法陣を彫りこむことで、強力な属性障壁を展開させることが可能なのだという。工作精度によって、まさしく始源龍の権限ともいうべき鉄壁らしいが、そんな障壁が存在するのだろうか・少なくとも、


「僕には何の影響もないんだよなぁ?」


 本来であれば、許可を持たない存在が触れれば、各属性の猛威が不届き物を襲うらしい。神聖銀を蒸発させる火炎竜巻とか、氷魔石を粉砕するほどの凍気とか。

 別にピリッと来る、とか、イヤな気配がする、とかもない。本当に何も感じないのだ。


「まぁ、僕にはありがたい事なんだけどね。」


 こうして誰かに呼び出されても、党の前で途方に暮れることがないだけでもいいのだ。理由なんてわからなくても、僕の役には立っている。

 この無駄に大きい扉だが、僕にとっては、クローゼットの戸の方が重く感じる。実際、僕が軽く押すだけで扉はかってに開いていく。重苦しい音を立てながら、軽やかに。

 初めて自分でこの紋章扉を開けたときに、皆にすごい顔をされたことを思い出す。


―――兄さんなんて「なんでこれが開けられんだよ!」とか叫んでたもんな。

 

 扉を開け放つと、目の前に広がるのは全てが青の結晶でかたどられた豪華なエントランスホール。塔の外見からは予想がつかないほどに広い空間が現れ、調度品全てが青くきらめいている。キャビネットや花瓶置き、鏡に彫刻、絵画に至るまで全てが蒼の結晶で作り上げられているのだ。 

 塔の中は透き通った、青い結晶で輝いている。いたるところにきらきらと光を放つ結晶が、無造作に生えているのだ。 

 美しい牙の形をしたオブジェ、その実Sランク魔導兵である『精鋭銀結晶竜牙兵:エリートドラゴントゥース・シルバークリスタルウォーリア―』の素体である。

 その美しさに魅せられた者が不用意に手を触れれば、鋭い氷牙と『古代銀結晶装備:エンシェントシルバークリスタルシリーズ』を煌かせた、Sランク魔導兵が無数に召喚されるという悪夢がやってくる。

 きれいな花にはトゲがある。それも特大の。小さなころ、それを身に染みて教わった、いわくつきの逸品でもある。

 幸いなるかな、ここに配置されている精鋭竜牙兵は、それぞれが高度な知性を持っているため、今なら念話で意思の疎通が図れる。


―――あの時は大泣きしてしまったのを、必死でなだめようとしてくれてたみたいだしね。

 

 目の前で竜牙兵達が、幼子を泣き止まそうと身振り手振りであやそうとしている姿を思い出した。

 正直、襲われるんじゃないかと思ったし、傍から見れば、竜牙兵が集団で幼子を襲っているようにしか見えなかっただろう。

 兄さんがそれを見て大爆笑していたのを思い出した。あの後姉さんたちにひどく折檻されて、それを見た僕が笑った記憶がある。

 そんな僕の苦い黒歴史はいいとして、


「久しぶりに入った気がするけど、流石に変わってないな。」


 竜牙兵も、照明結晶も、その他全ての家具や絵画も、何もかもが冷たくない魔氷結晶で構築されている魔導要塞であるここは。

 

 一切の騒乱を許さないという、圧力すら伴った静謐な魔力がエントランスホールを満たしている。ホールの中央に目を向ければ、色味の違う結晶でできた小さな卓と、ベルが置いてあった。以前着たときにはなかったと思うのだが……。


―――これを鳴らして誰かを呼べ、と?


 分析魔法でトラップの存在を確認。安全を確保したうえで、近寄って観察してみる。

 ベル部分はとんでもなく薄く加工された結晶でできており、極めて細緻な竜の刻印と蔦飾りが施されていた。

 以前、姉上の講義の中で見せられた召使を呼ぶ銀鈴のような形状をしているそのベルを、注意深く鳴らす。

 リィンと、涼やかな音色が、澄み渡る空気を駆け抜けた。世界の果てまでも届こうとするような、異なる世界まで響こうとするような、長い余韻を残していく。

 どこか違う世界のだれかに聞こえただろうか?そんな突拍子もない事が浮かぶほどの衝撃に身を震わせていると、手元から、ピシリ、というイヤな音がした。

 気もそぞろに手元に目を向ければ、全体に細かなヒビの入ったベルがあった。


「えっ?」

 

 精巧な加工を施されたベルが、光り輝く粉となって端から散っていく。傍から見れば美しい光景に見えたかもしれないが、貴重そうなアイテムが手元から散っていくのは恐怖そのものだ。

 ましてや、ここは姉上の塔であり、このベルは姉上のものである公算が高い。


―――これは、死んだか……。


 永久凍結魔法で、精神が滅びるまで飾られる。そんな風にならない事を祈るしかない。絶望感あふれる未来に思いをはせていると、何やら違和感が脳裏に閃く。

 よくよく観察してみれば、飛び散っていく光の粉は床面に落ちて、何やら規則性のある形をかたどっていた。


「これは、……転移魔法陣?」

 

 青い光の粉が描き出しているのは、近距離転移用の魔法陣であった。この塔の中で使用できる転移魔法が存在することに驚くが、考えてみれば所有者の許可があれば可能であることを思い出す。

 つまりこのベルは、塔最上部への迅速な移動を可能にし、姉上に来客を伝えるためのツールなのだろう。何の説明もなくぽつんと置かれたこれを、正しく使うことが出来る存在がどれだけいるかはわからないが。

 そんな驚きの中にベルはこの世から消え去って、魔法陣は完成し、床面からわずかに浮き上がり緩やかに右に回転を始める。


―――右?

 

 転移魔法陣は、右回転が出口、左回転が入り口とされる。アイテム使用者を転移させるのではなく、何かを使用者の元に転移させるとは。姉上はいったい何を……。まさか!


―――これがトラップか!


 魔法陣の正体を看破した瞬間、僕は魔法陣の圏外に逃げ出した。


―――転移魔法ではなくっ!召喚魔法であったとすれば!

 

 エントランスに配置されていた理由も理解できる。不用意に侵入した礼儀知らずを、即座に叩き出すためのアイテムだとしたら!


 召喚魔法陣は回転を速め、光量を増していく。すでに召喚対象はほぼ全身が召喚されているが、存在安定化と召喚拘束で動けないようだ。蒼から白へと色を変えた召喚陣から猛烈な凍気が放たれる。

 姉上による最終試験の可能性を失念していた自分の間抜けさを呪いながら、せめて召喚対象を見極めようとした。


―――召喚光は白、氷雪系。凍気の質と魔力から最低でも下位氷竜か小精霊級なのは間違いない。シルエットは……、


「人型!?どう考えても高位存在じゃないか!」


 人化魔法を持たない下位竜種や小精霊ではなく、中位竜種もしくは下位神魔、精霊級の脅威に修正。少なくとも、人間以上の実力と知性を持つことは間違いない。このあたりから、各属性に依存した固有能力を持つ個体が現れてくる。

 薄れていく光の渦。一人の美丈夫が現れた。銀の髪をなびかせた美形が、紅の瞳を、形の良い眉の下でひそめている。その身に纏うのは縁に金糸の縫いこまれた白の貫頭衣と竜紋章の刻まれた銀の騎士胸甲、金の留め金のついた青のマント。腰には金の鍔を持つ騎士剣(さぞ位階の高い武器であろう、強力な魔力を放つ蒼の宝石が柄頭に埋め込まれた一品)に右手を掛け、今にの抜剣しようとする構えを取っていた。重心の位置や構えの安定感から、今の自分を凌駕する使い手であると見える。まるで今から決闘を始めようか、という闘気を放っていたのだが、それがしぼんでいく。

 

「……ここは、どこだ?」


 召喚された彼は、自分の状況に戸惑っているようだった。少なくとも事前の説明なく召喚されれば、誰だってこうなるとは思う。困惑しているようだが、まずは情報取集のために声を……、


「すみません、……ヒャァッ!?」


「誰だ、貴様!」


 声をかけた瞬間に、僕の首筋に抜かれた騎士剣が宛がわれていた。な、何を言っているかわからないと思うけど、8メルテルを僕に対応できない速度で駆け抜け、音もなく抜剣して首筋1ミル以下で寸止めされたということ。

 兄さんが本気を出した時と同じくらいの速さであったがゆえに、わずかに反応してしまったのが悪かったのか、警戒しているであろう彼は大きく後ろに跳躍し、僕から距離を取った。

 おそらく彼にとっては十分射程圏内であろう、10メルテルの距離。彼は先ほどよりも強力な闘気を僕に向けてはなっていた。その眼は僕のわずかな身じろぎすら逃さずに、隙を見て取れば一瞬で切り捨てんという無言の圧力をかけてくる。


「貴様、名を名乗れ、ここはどこだ、なぜ私が召喚されている!」


 彼は端正な相貌を疑念とわずかな恐怖に歪め、怒声で疑問を投げかけてきた。興奮しているようだった。だから僕は、彼を刺激しないために解答することにした。


「僕……いや、私はユーリー・アルテリア・クラニアム。ここは竜王大陸最奥部の小さな館。召喚された理由は僕がベルを鳴らしたから。それで、あなたは何者なのです?シェラ姉上の知り合いの方でしょうか?」


「君が召喚したのか!そもそも竜王大陸最奥部だと!?聖都から15.000キロメルテルはあるんだぞ!?いったいどんな……、ん?シェラだと?」


 どうやら彼は聖都エルレイシアから飛んできたらしい。エルサルティーナ大陸北部最大の都にしてエルサルティーナ教会の総本山である聖なる都。一度は行ってみたい場所の一つだ。

 見たこともない異郷に思いをはせていると、かちゃかちゃと音がする。目を向けると彼が奇妙なほどに震えていた。


「まさか、『氷刃:フロストエッジ』ヴァレリア・シェラザード・シルヴァリオン卿……、いやそんなはずは……。」


 姉上の外向きの名前を知っているということは、聖都神衛騎士時代の同僚なのだろうか。それにしてもとんでもないおびえようだ。顔面から血の気が失せている。


「姉上をご存知でしたか。今最上階にいますよ。御取次ぎしましょうか?」


「いっ、いや、結構だ!……と、言いたいところだが、帰るすべもない。一目お会いしなければなるまいよ、、、、。」


 姉上に合うことを、彼はすさまじい形相で拒絶した。が、何かに思い至ったのか、心なししおれながらつぶやいていた。きっと挨拶もしないで逃げたらどうなるか、彼は知っているに違いない。しかし、何故彼は呼ばれたのだろうか。僕に関係する何らかの事情である事は間違いないと思うのだが……。


「……すまない、ユーリーどの。聖都神衛騎士団員バルテス・グラッドストーンが拝謁に来たと、シルヴァリオン卿にお伝えしてもらえないだろうか。」


「かしこまりました。と言っても、伝声魔法も無効化されていますので、最上階までついてきていただく形になりますがよろしいですか?」


「あ、ああ、そうか、よろしく頼む。」


 とりあえず落ち着いたようなので、姉上の居室まで彼をエスコートして行くことにしよう。このままでは話が全く進まなくなるかもしれないからね。

 姉上から直接説明されないとさっぱりわからないこともたくさんあるし。

 客人を最上階まで歩かせるという非礼をのっけからかましているが、これは姉上のせいであるから、僕個人のマイナスにはならない、……はずである。……ならないよね?

 

 

「ユーリーどの、つかぬ事をお聞きするが、、、。」


「はい?」


「貴女は、シルヴァリオン卿の妹御であるか?」


「……、いえ、ボクハオトコデス。」


「なんと!?……信じられん、、、。」


「初対面の人に言われるときついなぁ。」





ご覧の有澤だよ、、、。


次回、氷結系女史(誤字に非ず)の再登場。


クール系女教師との個人レッスンの果てにユーリーは何を知るのか。


以降、語句解説


『冷暗なる水剣牢:アクエリアス・ソーディアンケージ』

水属性の高位攻性拘束術式。

複数の圧縮された水の刃で檻を形作り、対象を拘束する魔法。

操作に長けたものであれば、目に見えないほど細い刃を張り巡らせることで、設置型の罠としても使うことが出来る。


『透明障壁結晶:シールドクリスタル』

いわゆる強化ガラスのようなもの。魔力的に強化精製された水晶である。

魔法陣を刻み込む基盤として、旧暦時代に愛用された一品。

現在では大規模な生産ラインが喪失しているため、高位魔法種族が錬金術の果てに作成するのみである。


『穿ち貫け、鋭凍の魔槍:アイシクルランサー』

氷属性の中位実体化射撃魔法。

空気中の水分を魔力とエーテルで槍状に冷却固定して、射出する魔法である。

他の属性に比べて、物理的な破壊効果が高く、想像しやすいため精製速度も速くなりがち。

ただし、重力や風による弾道変化が大きく、射撃制度は高くない。

ばらまいて弾幕を形成するときに使いやすい。


『大鬼族首魁:オーガロード』

平均身長3.5メルテル以上の大鬼族の中でも、知勇に優れた個体が長く生きることで変化する。

強靭な外皮はさらに固く、魔法抵抗も強くなるため、打倒すには相当の業物か高位魔法を用意しなくてはならない。

その個体戦闘能力も、騎士団一個中隊は相手に出来るほどの脅威だが、本来家族以上の群れを作らない大鬼族をまとめ上げ、1000以上の大規模な群れを形成し統制する才能を持つことが問題である。大規模な群れによって滅ぼされた小国は枚挙にいとまがない。


『氷雪の始源龍:シルバースケイル・プライマルエンシェントドラゴン』

八体いる始源龍の一。強力な氷雪系の魔法を行使するとされる。

六翼一頭一尾蒼眼銀鱗。

極北の島にその座を持つとされる北方の守護龍


『精鋭銀結晶竜牙兵:エリートドラゴントゥース・シルバークリスタルウォーリア―』

氷雪の始源龍、ないしはその上位眷属竜種の牙を素体として形成する、氷属性の竜牙兵。氷属性高位魔法と古代銀結晶装備を使いこなす魔法戦士である。脅威レベルは単体Sランク


『古代銀結晶装備:エンシェントシルバークリスタルシリーズ』

旧暦時代に作成された、魔導兵用の武具シリーズ。

銀結晶で作られた、強力な氷属性の武器と、火、水、氷属性耐性をもつ防具であり、見た目も美しい。そのため大変人気があった。

現在では、冒険者が追い求めてやまない高位装備の一つである。


魔氷結晶

冷たくない氷、とにかく固い。

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