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15.幕間

わたしは夢の中で目が覚めた。

そこにはわたしが立っていた。

人間であるわたしが立っていた。

わたしは少し離れたところからその背中を眺めている。

目の前のわたしの手には黒い靄がかかっている。

「………。」

黒い靄はわたしに語り掛けてくる。

「………。」

黒い靄はわたしに何かを訴えている。

「………。」

黒い靄はわたしに近づいてくる。

「………。」

黒い靄と目が合う。

「………。」

突如白い靄が現れ、黒い靄と共に消え去ってしまった。


わたしは消えていく靄に何もすることができなかった。


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