言の葉を追う -おもいをたしかめる-
『ことのはをおう』 -想いを確かめる-
迷ったとき
つかれたとき
からだを休めて目を閉じる
そしてお気に入りの物語を開く
そこに込められた想いを目にする
紡がれる物語への想い
綴られた文字と言の葉
文字を追い
言の葉を読み進め
物語と心がつながる気持ち
そうした感覚をおぼえる
ああ
そうだ
ここに来たのはこのためだ
このためだった
秘めた心を言の葉に綴るため
内にある想いを物語として紡ぐため
書きたい
いきるちからがみちる
かきたいきもちがあふれてくる
そうだ
立ち止まらず歩こう
想いという杖に助けられて
また歩き出す
また迷うこともあるだろう
そのときはすこし休んで
また
この言の葉を開こう
ここに来た想いを思い出しながら
ひとの想いと言の葉に触れて
また歩きだすのだ
想いを言の葉につむぎ
おもいとともにゆくために
いきるため
みちを歩むために
誰かに届くかもしれない言の葉を
風に流してゆこう
届くかもしれない
言の葉を追う
いつかの誰かのため
いつかの自分のために
みちをゆこう
-つぶやき-
だれにでもこころの内に、響いた物語や言の葉があるのだと思います。
つかれたとき、そうしたものに助けられたことは幾度となくありました。
今回もですね。背を押された気持ちです。
ある物語の最終巻を開いて読みつつ、そうした力をいただきました。
ありがとう。
感謝の気持ちをここに綴ります。
そして祈りを。
みなさんの内にある響いた言の葉が、その歩みの助けとなり、
また楽しく歩き続けられますように。