第19話 おっさんズ、ひと時の日常を堪能する その4
プラモデルとは、その姿かたちを模した模型である。
ゲームとは、その機能動作を模した模型である。
その日午前の召喚を終えたのち、大英達は部屋の中でカードゲームに興じていた。
電気が無い環境ではデジタルゲーム(TVゲーム、PCゲーム)は遊べないし、スマホの充電が出来ても通信ネットワークが無いとスマホのソシャゲは起動しない。
だが、アナログゲームであれば、問題はないのである。
むしろ「人数を揃える」というオッサンには難しい問題が解消されて、より良い環境と言っても良いかもしれない。
まぁ、こちらの方々は字が読めないという問題がクリアされるという前提が必要だがね。
そして「余暇」という概念の無い人々に「余暇の効用」を実践すべく、この日は普段の「業務」を離れてゲームのお時間となったのであった。
で、この日選ばれたのは大英手製の「キャラクターカードゲーム(命名は無い)」である。
まずは大英と秋津の2名が実演して見せる。
両名は100枚を超える伏せられたキャラクターカードから各々1枚を引く。
本来は相手に見せずに正体を隠したまま行うが、今回は教える関係ですぐに公開する。
大英が引いたのは「い大なる指導者 サリマン=ホニイメ」という老人のキャラクター。
秋津のは「元祖クーカ船長」という宇宙船の船長のキャラクターだ。
実は手製なので版権無視で様々な作品のオールスター状態だったりする。
主として版権物と現実(および歴史)物と、オリジナルの3系統のキャラクターがいる。
二人が引いたキャラクターはどちらも版権物だ。
キャラクターカードはキャラクターの能力のみを示している。
プレイの際には別途トランプが必要である。
このゲームではトランプをコンバットカードとして利用する。
コンバットカードを手札として持つが、持てる枚数はキャラクターにより異なる。
初期設定として持てる枚数「以下」を手札として引く。
以下にするのは正体を誤認させる効果を狙ってのものである。
今回は公開してのプレイなので、以下にする必要はなく、大英は2枚、秋津は3枚引く。
プレイは以下の手順を繰り返して行われる。
1.お前は誰だ
相手の正体を確認する意思を持つ場合、戦闘の前にエースのカードを場に出し、「貴方は誰」と言いつつ8面体ダイスを振る。
持てる枚数以下を出した場合、相手のキャラクターカードを見ることが出来る。 使用したエースのカードは捨てられる。
2.コンバットカードを出す
戦闘時各々手持ちのコンバットカードから任意の1枚(または0枚)を場に伏せたまま出す。
同時に表にして、攻撃の成否を判定する。
カードに記載された4種のマークにより、成否が決まる。
色が同じなら双方成立。
色が異なる場合は以下の要領で矢印の方向で攻撃が成立する。
ハート⇒クラブ⇒ダイヤ⇒スペード⇒ハート
ジョーカーの場合、相手のカードを使用して相手に攻撃する。 相手の攻撃は不成立。
双方ジョーカーの場合は、双方成立し、命中判定を行わず命中したものとして扱う。
3.命中判定
攻撃が成立した場合、20面体ダイスを使用して命中判定を行う。
カードの数値以下を出すと命中し、基本的に1ポイントのダメージを与える。
この時、キャラクターの「命中修正」を使用する事で、ダイスの目を修正できる。
(命中修正-1なら、ダイスの目から1を引くことが出来る)
ダイスの目が1または使用したカードがエースの場合、+1ポイントの追加ダメージが与えられる。
特殊能力を持つキャラクターは、攻撃の際などにその能力を使用することが出来る。
4.戦闘結果
ヒットポイントが尽きたキャラクターは敗北となる。
双方の攻撃は基本的に同時とされる。 このため、今回相手の攻撃で倒された場合でも、自身の攻撃は有効。
一通り終わったら、コンバットカードを持てる枚数まで補充し、1に戻る。
補充すべき山札が尽きた場合、捨てられた使用済みカードを回収してよく切って山札とする。
なお、3名以上でプレイする場合は、カードの補充は次の自分の手番が来た時に行う。
なお、キャラクターによっては、これらの手順に追加の独自フェーズを持つ者も居る。
リプレイを記しても冗長なので省略するが、とりあえず実演が行われ、各々ルールをおおよそ理解した。
実演は1回で十分だろう。 あとは実践あるのみ。
参加者は、大英、秋津、ビステル、リディア、パルティアの5名。
ゴートとティアマトは見学に回った。 また、執政官も途中から見学に加わった。
なお、ビステルとリディアは自分が借りている翻訳眼鏡を使い、パルティアはティアマトから借りた。
何の事は無い。 眼鏡が3つしか無いから、参加者は最大5名が限界なのである。
まぁ、別の理由で6人も7人も参加するとゲームが成り立たなくなるのだがな。
5名はキャラクターを1枚引く。
プレイは時計回りで行われる。 そしてサイコロによって決定され1番目となったリディアから席次を示すと
リディア・パルティア・大英・ビステル・秋津
となっている。
初回はカードを表にして、説明を受けつつプレイ。
そして、2回目。
今度は正式ルールに則り、正体を隠して行う。
その様子を暫し示そう。
●ターン1
■リディア
引いたキャラクターは「米国英雄」。
このキャラクターはいわゆる変身ヒーローであり、各ターンの最初に変身するかどうかのチェックを行う。
変身すると持てるカードが増え、-1の命中修正を得られる。
いきなりチェックに成功したリディアは直ちに追加のコンバットカードを引き、手札4枚とする。
初期時点での手札は両隣の秋津とパルティアが3枚で、後の二人が1枚。 彼女は「これは皆ハズレを引いている」と思った。
ちなみに4枚というのは多い方である。
これは勝ったと思ったリディアは上機嫌で先手を打つべく左隣のパルティアに戦いを挑む。
まず攻撃前に6面体ダイスを振るリディア。
出た目は5。 これは何も起きない事を示す。
「あらら、何も無し」
気を取り直してコンバットカードを出す。
リディアのカードはハートのキング(13)。
パルティアのカードはクラブの2。
リディアの攻撃は成立し、20面体ダイスを振り出た目は12で当たり。
1ヒットを現すコーンをパルティアの前に置く。
ところが、パルティアは20面体ダイスを振る。
「あれ、パルティアちゃん、そっちの攻撃は出来ないんじゃない」
「ふふっ、姉様、こちらの攻撃はカードじゃないんです。 それと、今振ったのは命中判定とは違います」
出た目は18。 それを確認すると、別の20面体ダイスを振る。
今度の出た目は9。
「当たりー、姉様、1ダメージです」
そう言うと、パルティアは1と書かれたチップを自分の前に置いた。
「えー、なんでー」
■パルティア
引いたキャラクターは「栗田&神原」。
このキャラクターは2名で1キャラクターで、最初の時点で戦闘機「F4EJ」に乗っている。
1と書かれたチップはその搭載ミサイル「スパロー」を1発消費した事を示していた。
そう、カードとは無関係に戦闘機の能力で戦っていたのである。
出していたカードは防御用なので、攻撃が成立していても命中判定は行わない。
なお、F4EJには耐久力があり、尽きると撃墜となり、その後は生身で戦う事になる。
パルティアが挑んだ相手は、リディア。
「姉様、今度は私から行きます」
「えー」
再びリディアは6面体ダイスを振る。
出た目は6。 これは「スーツの使い方を間違え、何もできない」というマイナス効果だった。
このためパルティアは一方的に攻撃成立となり、命中したためリディアに1ダメージを入れる。
パルティアはチップを2と書かれたものと交換する。
スパローの弾数は4なので、残り2発だ。
米国英雄のヒットポイントは5であった。 枚数に続きこちらも多い方だが、これで残りは3となる。
■大英
引いたキャラクターは「Mr.チェルネンコ」。
超大国の書記長。
あろうことか枚数1枚、ヒットポイント1という非常に脆弱なキャラクターである。
しかも、特殊な特性として「防御修正-1」という、相手に命中修正-1を与えるペナルティまで付いている。
ただし、特殊な攻撃力は絶大だったりする。
状況を見て大英はリディアを相手に指名する。
流石にゲームの作者だけにリディアのキャラクターが米国英雄である事に気づいたようだ。
強敵は先に潰すべし。
「またー」とリディアは抗議するがそれは無視。
リディアが今回出した目は2。
相手の正体が判るという効果だ。
大英は自分のキャラクターカードをリディアに渡して見てもらう。
「うわー、酷くない? コレ」
「いやいや、コレなんかは大した事ない方だよ」
大英はカードを2枚場に出す。
1方はチェルネンコ自身のカードで手札より出し、もう1枚は「ソ連陸軍兵士」というヒットポイント無限の「手下」のもので、カードは山札より引いたものだ。
「こっちは手下相手だから攻撃しても意味ないんでそのつもりで」
それでもダメージを受けたくないリディアは両方にカードを出す。
手下相手は当てる必要が無いので、数字の小さいカードにする。
これでリディアの手札は0枚となる。
カードによる判定はチェルネンコ本人からの攻撃が通り、手下は同色のため、こちらも通った。
リディアにとっては、ただの攻撃失敗。
ただし、命中判定は外れだ。
そもそも手札1枚じゃ選択肢が無いから、大きい数値のカードを出すとか言った行動はとれない。
当たるのを期待するのが間違いだ。
だが、特殊能力は別。
「空母キエフの支援」として6面体ダイスを2個振る。 出た目の合計は6。
これは搭載機フォージャーによる爆撃を示し、ジョーカーという効果を得られる。
リディアの出した2枚のカードのうち、数字の大きい方を使って命中判定を行う。
これがサイの目4で当たったため1ダメージ。
カード、出さなきゃよかったのにね。
(派手に戦うのではなく、じっとしていれば見つからないというお話)
だが、特殊能力はまだ続く。
陸軍と海軍が働いたのである。 当然空軍も仕事をする。
「ソ連空軍の支援」だ。6面体ダイスを2個振って出た目の合計が4のため発動である。
20面体ダイスを振って火力を決定、出た目は12。
命中判定はこの12以下を出せば当たり。
出た目は10で当たり。
だが、当たって終わりではない。
この攻撃のダメージは1D.2。 つまり2面ダイスを振って出た目がダメージ数となる。
といっても、実際には2面ダイスは無いので、6面ダイスで1~3を1、4~6を2として使う。
出た目は2。 残念ながらダメージ数は1である。
これで米国英雄の残りヒットポイントは1。
■ビステル
引いたキャラクターは「ガロ」。
エクストリー警備隊の隊員だ。
防衛軍のエリートなはずだが、なぜか持てる枚数は1枚。
とはいえ、彼がそのコンバットカードを使うのは確率で言えば4/10だったりする。
毎回10面ダイスを振り、6以下なら何かに乗っており、その時はカードは使わないのだ。
この辺りはパルティアの「栗田&神原」とは違う。(「栗田&神原」は乗っていてもカードを防御として使う)
相手として指名したのは、当然リディア。
そりゃあ強敵が瀕死なら、止めを刺すのが当然ですよね。
卑怯とかそういうの、いりません。 ビステルもみ使いと行動を共にして学習しました。
「ひっどーい」
抗議の声を無視して10面ダイスを振る。
出た目は5。 エクストリーホーク3号に乗る。 1D.12火力、耐久力9。
受けるリディアもダイスを振る。
出た目は4。 FBIの男登場だ。 これは手下1名として機能する。
ガロ隊員はカードを使わず、米国英雄は本人のカードが尽きている。
手下だけカードを出すという謎戦闘となる。
12面体ダイスで出た目は3。 さすがにこれは当たると思えない。 実際はずれた。
FBIの攻撃もはずれ。
互いに何事も無く終了。
■秋津
引いたキャラクターは「ミリー」。
オリジナルキャラクターだ。
初期に作られたため、比較的普通の性能をしている。
後から作られたキャラクターはチェルネンコのように壊れ性能が目立つがな。
持てる枚数は4枚なのだが、正体を誤認させるため3枚しか引いていない。
さて、誰と戦うかだが、当然カードが尽きている相手を狙うべきだろう。
となると相手はリディアか大英。
心情的には集中攻撃を受けているリディアを狙うのは可哀そうだし、大英のキャラクターは支援系がかなりヤバそうだ。
生かしておくべきでは無いのだが、手番で言えば次はリディア。
大英まではあと二人いるから、こちらは他の者に任せてもいいだろう。
(米国英雄が倒れたらパルティア一人になるけどな)
結局リディアを相手に指名する。
「えー、秋津っちはそんな事しないって信じてたのに~」
今まで一度も呼ばれたことも無い呼び方で呼ばれるが、50過ぎたオッサンにその手の攻撃は通じない。
マルチプレイヤーとしては妥当な戦術だが、相手が悪かったようだ。
さて、このキャラクターも最初にダイスを振る。
例によって6面だ。 出た目は2。
これはロケット弾による攻撃で、カードは防御のみとなる。
リディアもダイスを振る。
1が出れば姿を消すことで相手から攻撃を受けずに済むので、それを狙う。
残念ながら出た目は1では無かったが、3というラッキーな目を出した。
3は「今回相手の特殊能力は無効」という効果だ。
結果、ミリーのロケット弾どころか、ダイスを振ること自体が無効となり、通常戦闘を行う事となる。
だが、リディアにとっては残念なことに秋津の攻撃は成功し、米国英雄は倒れた。
という感じで進んできたが、長くなったのでターン2以降は省略しよう。
とりあえず、最後に残った一人が勝利者である。 ちなみに勝者はパルティア。
F4も落ちて最後まで残ったビステルが勝ちそうだったが、何にも乗ってない時に二人掛で攻撃を受けて耐え切れなかったようだ。
複座の勝利。
その後も数回プレイが行われたが、一連のプレイを見ていたゴートはある事に気づく。
「なるほど、強いからと有頂天になると、集中攻撃を受けて負ける。 奢ることなく自分の強さを隠し通す方がよさそうだな」
皆初回こそ最初から飛ばしていたが、2回目からは手札枚数をわざと減らしたり、特殊能力を使わずやり過ごすといった正体隠蔽に努めるようになった。
それでも、「筋具の軍団」のように「別紙が必要」なんてキャラクターは、いきなり正体がバレるのだけども。
強敵だと思われて狙われると集中攻撃を受けるが、協力しないプレーヤーも居る。
中には特殊な勝利条件が設定されていて、倒されたにもかかわらず勝利条件を満たしたために、生き残ったプレーヤーを差し置いて勝利なんてケースもあった。
個人を現したカードゲームであるが、マルチプレイゲームなので、国家間の関係を想定したマキャヴェリズムとかも理解していた方が良いだろう。
戦いの結果はステータスの強弱だけでは決まらない。
情報戦とか諜報戦というこの地の騎士にとっては未知の領域や、感情や騎士の矜持に捕らわれない勝利を追究する行動などを、ゲームという遊戯で知ったり実践したゴートとビステル、そして執政官は大英の「秘密主義」の理由を改めて納得するのであった。
ちなみに大英の感想は「流石に5人は多すぎたかな」。
2~4名を想定したゲームデザインのため、5名も居ると、集中攻撃を受けた時に1周する途中でカードが尽きる。
このため、最初にカードを消費する1番手と1番手に狙われた人は不利になると言うのが問題点という事だそうだ。
もっとも、強力な特殊能力を持っていると通常毎回使えるから、集中攻撃を受けると「攻撃だけは」無双状態にもなるのだけどね。
用語集
・余暇の効用
気分転換によるストレス軽減、作業効率の向上といったものが挙げられますね。
・い大なる指導者
本来は「偉大なる指導者」。
あまり大きくないカードに手書きのため、複雑な「偉」の字はひらがなで書かれている。
名前はあるロボットアニメでの主人公側のリーダーとリアル某国の革命指導者の外見が似ていたことから付けられている。
・元祖クーカ船長
このゲームでは時折強化型のキャラクターを追加する事がある。
その強化型は「元祖」を冠している。 という訳で、これとは別に「クーカ船長」というキャラクターも居たりする。
・トランプ
本文では触れていないが、使用しているトランプはスーパーカートランプというもので、白鳥という会社が景品(販促物)として制作したもの。
通常の54枚のほかに、車の性能表と白鳥の説明(鳥ではなく会社の説明)という2枚のカードが追加されている。
プレイの際にはその2枚もジョーカーとして使う為、ジョーカーは4枚ある。
・米国英雄
その名が示す通り米国の作品である。
…英訳すると問題なので、翻訳ソフトを通じて読む際は、ソフトの訳は誤訳であり「Beikoku-Eiyu」が正しい訳であると主張しておこう。
なんなら「Rice World Hero」とかでも良い。
なお、グーグル先生は「US hero」と訳している。 これなら問題ない。
[修正 語訳→誤訳]
・「F4EJ」に乗っている
と言ってもリアルキャラクターではなく、版権物キャラクターである。
今回登場したキャラクターでリアルなのはチェルネンコだけ。
・Mr.チェルネンコ
知らない人も居るかもしれないが、ソビエト連邦の書記長だった老人である。
本ゲームにはアンドロポフやゴルバチョフも登場する。 残念ながらスターリンは居ない。
キエフの支援の2は核ミサイルで、必中で1D.6ダメージという絶大なものだが、なぜか相手にしかダメージは入らない。
その場で格闘しているにも関わらず、チェルネンコ本人も周りの参加者にも被害はない。
だが、大抵の攻撃はそういうものなので、突っ込んではいけない。
近年の某スマホゲームなんかは部屋の中で宝具をブッパしても、部屋は壊れたりしない。 世の中、そういうものである。
なお、このシリーズの別名は「ミスター相討ち」。 元々はミスターシリーズと呼ばれていたのですが、いつの間にか変わりました。
ヒットポイントが少なく、攻撃力が大きいからですね。
・2面ダイスは無い
コインの表裏なら2面ダイスと言えるかもしれない。
・ガロ
通常はガロ隊員と呼ばれる。
日本人なのだが、どんな漢字が当てられているのかは判らない。
さらに、多分名字なはずなのだが、下の名前なのかも知れない。
ちなみに多数の乗り物に乗れるため、運が良ければ絶大な耐久力を誇る事になる。
だが、その時は耐久力管理がえらい手間となる。
・ミリー
数パターンあるオリジナルキャラクターの一人。
少々戦闘が得意なだけの普通の30世紀の女性。
流石に30世紀の個人用火器の性能をそのままゲームに登場させるとアレなので、常識的能力に制限している。
まぁ、「常識的能力に制限している」のは皆同じ。 多分。
・筋具の軍団
20名の軍団員の誰かがその回の戦闘に参加する。
といっても、全滅するまで戦う訳ではなく、誰かが倒されたら、軍団が倒されたものとして敗北となる。
そんな人数を小さなカードに記載できる訳も無く、各々の能力は別紙に記載されている。
よって、いきなり正体がばれるのだ。
列車砲とかダイナマイトとか、様々な武器を持つ軍団員が登場するが、一部の例外を除きそのほとんどはヒットポイントが低く、瞬殺の危険と隣り合わせである。




