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*その頃..,*

琢磨が歩美の料理を食べてトイレにこもっている間学校では...


「なんか、今日琢磨遅くね?」


「ふふふ、やっぱり昨日私がいった通りのことが起きたのね!」


「な、なんだよ、倉本なんか知ってるのか?」


今日はいつもより琢磨が登校してくるのがおそいことが少し心配になり一人ごちているとなにやら知ってるってか、聞いてくれと言わんばかりの笑みを浮かべながら凛が雄大の前に現れた


「まぁね♪ヒントはまだ歩美も登校してきていないということ!第2昨日歩美は放課後に琢磨君とどこかに出掛けるって話してたわ!ここまで話せばさすがにバカなあなたでもだいたい予想が付くでしょう!」


凛が昨日の出来事そして自分の推測を雄大に言った

だが、残念ながら予想は外れである今琢磨はトイレでお腹を押さえてうずくまっているのだから


「あぁ、なるほどな!要するに琢磨と歩美は二人で大人の階段を上ってしまったとそういうわけだな!」


「そういうことよ!恐らく今二人はホテルか家の布団の中ってことよ!」


確かに先ほどまで琢磨も歩美も二人で布団の中にいた

だが、いかがわしいイベント等発生していない。

そんななか....


「何々?誰と誰が大人の階段を上がったって?」


そういうと服に絵の具を付けた舞花が雄大達のところへやって来た

よく見てみると教室の扉の上にはなにやらバケツが吊るされていた

恐らくなの中身は絵の具なのだろう


「ん?あぁ、岩崎か!なんとな倉本の話に夜と昨日琢磨と歩美が大人の階段を上ったんだとよ!」


「へ、へぇーそうなんだ」


舞花も琢磨に恋する女の1人

雄大の話内容は琢磨に恋する者からすると喜ばしくない内容の話であった!

そして、雄大が教室で大きな声でそんな内容を話してしまうものだから教室の中にいたクラスメイト達がざわさわと集まってきた


「おい!雄大その話詳しく聞かせてくれ!」


野次馬を代表して生徒Aが話しかけてきた

そんな興味津々のAを見た雄大はやたら偉そうに


「そうかそうか!やっぱお前たちも気になるか!そうだろそうだろ、うちのクラスの二人が大人の階段をついに上ってしまったのだから!まぁ、倉本情報だがな」


雄大は最後の倉本情報というところをあえてみんなに聞かれないような小声で言った

まぁ、よく凛が鼻筋内容はデタラメが多いからである

だが、こんな面白そうな話題雄大は大好きだからあえて悪のりすることにした...これぞ真の悪友

そして、雄大の話を聞いて絶叫を上げるもの、なにやら琢磨に怒っているものなど反応は人それぞれであった


「まぁ、みんな落ち着け!今日はそんなめでたいことがあった登校日なんだ!二人が来たら拍手で迎えてやろうじゃないか!」


それにはまぁ、みんなが賛同してくれたようでみんな、おぉ!と声を張り上げた

そんなやり取りをしていると


「お前ら、何騒いで.....るか知らんが席につけ!それと後で岩崎は俺のところに来るように!」


若本が教室に入ろうと扉を開けて教室に足を踏み入れた瞬間

頭の上にセットされていたポリバケツが落下して若本は多彩な絵の具達に満たされてすごい見た目になっていた

そして、若本が歩くたびに絵の具が若本の通り道に残った


「先生!なんで私が絵の具セットしたって決めつけるんですか?ひょっとしたらほかの人かも知れませんよ

!」


「どの口が言う!顔と服にバッチリ絵の具がついてるじゃないか!なぁ、桜井!.....あれ?珍しいな桜井きていないのか?」


「先生!琢磨のやつなら......」


と、雄大は若本にも先ほど話題になっていた内容を若本に伝えた

雄大が若本に事情を詳しく話すと、みんな少しまってろ!と若本は言い残しどこかへいってしまった。

それから数分後....


『あ、あー!テステス!マイクのテスト中!2年C組担任の若本です。今日は皆さんにお話があります、我がクラスの桜井琢磨と森川歩美が仲良く大人の階段を上ったそうです!朝の貴重な時間にすみませんでしたそれだけでした。』


そういうと、放送が途切れた

そう先ほど言っていた若本の事情というのはどうやら校内放送でその事を流すことだったらしい

さすがに、雄大も凛もここまで話が大きくなるとは思っておらず絶句してしまった

はてさて、これから琢磨と歩美はどうなるのやら

まぁ、その話はまた次回。

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