第四話 決闘と最強、そして神
わあ!夜だァ!
はぁ。何故こんなことになったのだろうか?
別に決闘に文句はない。
俺が言いたいのはステータスの事だ。
宿に帰ってステータスを開けば、こんなことになっていた。
ーーーウルマーーー
レベル:82 種族:人類種 ランク:10
体力:MAX+10 力:MAX+10 防御:MAX+9 魔力:MAX+8 知力:MAX+9 俊敏:MAX+9 幸運:MAX+10
職業:魔術王 JP:10730
スキル:類まれなる運勢 JP使用軽減(微) 剣術(極) 剛腕 逃げ足 見切り 先読み ステータス看破 反射 気配探知 危機察知 超過ステータス移動 基礎魔法(極) 基礎魔術(極)(0/50) 第一位界魔術(微)(0/50) 第二位界魔術(小)(0/50) 第三位界魔術(小)(0/50) 第四位界魔術(中)(0/50) 第五位界魔術(大)(0/50) 魔力操作(0/5) 魔力節約(0/5) 魔力増加(中)(0/5) 魔力効率(0/5) 魔力探知(0/10) SP:105140
祝福:経験値千倍、JP十倍、SP十倍
整理ステータス(24)
新取得可能職業(10)
新称号(3)
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新取得可能職業
・見習い錬金術師
・魔人
・魔神
・悪魔
・魔法剣士
・賢者
・見習い霊能者
・見習い聖職者
・神
・勇者
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新称号
・万能
・最強
・歩く災害
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どうやら、僕は神にもなることが出来るらしい。
というか、これは本当に捕まってもおかしくないとも思った。
神にも悪魔にもなれるって、なんだよ。まじで。
あと、称号だ。何だ、歩く災害って。
確かに今の俺なら街一つ一瞬で消し去る算段は着くけど。
そうぶつくさ心の中で文句を言いながら、ステータスをいじる。
ーーーウルマーーー
レベル:1 種族:人類種 ランク:13
体力:E+13 力:F+12 防御:E+12 魔力:MAX+11 知力:MAX+12 俊敏:A+12 幸運:MAX+13
職業:魔術王 JP:10730
スキル:剣術(極) 基礎魔法(極) 基礎魔術(極) 第一位界魔術(微) 第二位界魔術(小) 第三位界魔術(小) 第四位界魔術(中) 第五位界魔術(大) 魔力増加(中) SP:98870
整理ステータス(55)
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だいぶスッキリしたな。しかし、SPが尽きる気配が全くない。
これまで得てきたスキル全てのレベルをMAXまで上げてるのに、まだまだありあまっている。
ランクも13にした。ここでやっと経験値が尽きたな。
それでもなかなかのステータスだが。
魔術系は基礎が一番のホントの基礎で、その他のやつが第五位界魔術が一番難易度の低いものだ。
まぁ、スキルとなっている以上使えるのだが。
さて、ステータスについてはこのくらいにして、そろそろ寝るか。
~翌日、闘技場
「昨夜はよく眠れたか?」
「(ステータス見てたせいで)あまり眠れなかったな」
「そうか。(僕にボコボコにされることが怖くて)眠れなかったのか」
「謝るのなら今のうちだぞ?」
「え?なんで?」
「…え?ま、まあいい。さ、始めようか。」
ーーボォォン
開始の合図と同時にあっちが動き出した。
「はぁ!」
今回は決闘なので勿論真剣だが、生憎と俺は剣を壊して(使い込んでボロボロに)してしまったので、借り物でやっている。
「よっと」
自分で見えていたが、反射の動作確認がしたかったからボーッとしていたが、問題なく発動するようだ。
「うぉぉぉぉぉぉ!」
ラッシュが来る。が、スローに見える。これがステータスの差かぁ。
残念な程に差があるなぁ。
その全てを軽くいなしていく。
「…ッ!やるね!」
「そうですかね?」
正直言って、遅すぎる。
「はぁ…純粋な剣術だけじゃ勝てそうもないね。今だけ、スキルを開放しよう。」
「は?何を言って…」
「1つヒントをあげるよ。あの動きは全て自前だよ」
そう宣言すると、動きが格段に早くなる。
はぁ。さっきまでのは純粋な剣術だったってのは本当らしい。
すげぇな。
「く…これにも対応してくるのか!」
「まぁ、そっすね」
…なんだか面倒くさくなってきたなぁ
「じゃあ、これはどうだい?」
そう言って放たれた攻撃。
それは魔法で、小さな、ほんの小さな風の弾だった。
だが、その風の弾がものすごい勢いを持って迫ってくるもんだからたまらない。
俺は反射と危機察知をフルに活用してその弾をよけた。
「チッ、避けるのか。」
「まぁ、当たったらやばそうだったんで」
「なら、これならどうだい?」
次はさっきよりも早い弾だった。
不覚にも驚いてしまい、隙が生まれる。
そこを見逃すグリンドではなく、すかさず剣のスピードを上げてくる。
「はァァァァァ!」
さすがに辛くなってきた。なんと言っても早すぎるんだ。
「チッ…第一位界魔術:思考加速」
「…ん?聞いたことの無い魔法だな」
「そんな悠長にしている時間は無くなりますよ。
第一位界魔術:ブースト」
思考のスピードが限界を超えてもまだ速くなる。
それに、単純なステータスもブーストによって強化した。
「なっ!?は、速すぎる…!」
「今度はこっちから行きますよ」
そう宣言し、全力の横薙を振るう。
その攻撃をグリンドは受けた。受けてしまった
「…!?ぐ、おぉ!」
「はあ゛!」
少し気合を入れてみる。
次の瞬間、グランドは場外ギリギリのラインまで押し出されていた。
「な、んだ…今のパワーは…」
「企業秘密」
「いやいや、魔法だろう…」
「それだけじゃないけどな」
そろそろ終わらせて帰ろうかな。
「じゃ、お前の負けな」
「は?」
「第一位界魔術:死の嵐」
俺の体を中心に巨大な竜巻が顕現し、グリンドを吹き飛ばした。
「解除」
竜巻を解除し、周りを見渡すと…包囲されていた。
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