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玲(禍月尊)×ユイ(寝起きの猫さん)③

禍月「今回は戦闘編ですね。まぁ手合わせですけど。」

玲『罪袋さんたちが“なんで着替えシーン出さないんだ!”と文句垂れてます。』

禍月「よし、あとで死刑だ。」

食事の後、ユイと玲は庭で木刀を選んでいた。

『ん〜…どれにしましょうかねぇ…』

「お前さんは木刀を選ぶ方か?」

『いや、木刀は決まってるんですけど終わった後に食べるお饅頭を何にしようかと…』

「それ今決める事!?」

ユイは玲がお饅頭を選ぶまでに1時間素振りをして暇を潰した。そしてお饅頭を決め終わった玲とユイが向き合う。

『澪川流免許皆伝、澪川 玲、参ります。』

「我流、ユイ。来ませい。」

ユイは己に向かい合う玲をくまなく観察する。

(おそらく持っている木刀が二本だから二刀流…しかし…逆手か…澪川流…どんな流派だろうな…)

そう、玲は刀を二本持っていた。二刀流ならば当然な事に見えるだろう。しかしそれを異質にし得たのはその二本の木刀の持ち方だと言える。玲は二本の刀を逆手に持っていた。ユイは小手調べがわりに軽く木刀を振り下ろした。もちろん玲は木刀で受け止める。しかし玲はそこから受け止める時に使った木刀を一瞬で引き抜いて上からその木刀で木刀を叩きつけた。

「なっ!?」

(これは…中々な手練れ…あまり小手調べに時間をかけるのはやめにするか…)

『《澪川受刀流奥義---大噴火》』

「ふむ……受刀流…ねぇ…」

玲は『受刀流』という流派の奥義を使ってユイを追い詰めようと試みる。この玲とユイの攻防は3時間も続いた。

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