玲(禍月尊)×ユイ(寝起きの猫さん)①
禍月「さて、コラボ編です。今回は玲君とユイさんが絡みます。」
《白玉楼》
そこでは一人の半人半霊と一人の竜人が縁側でお茶を飲んでいた。
「…お前さん、お茶は好きか?」
『私ですか?私は苦いものでなければ大丈夫ですよ。』
「なんで筆談…お前さん、喋れるときに喋っとかないと損するさね。」
『呪術の所為で声出せないんです。』
淡々と筆談していく半人半霊の少年に調子が狂うな…と思いながら茶を啜る。しばらく茶を啜っていると妖夢がやってきた。すると半人半霊の少年は徐に後ろに置いていた刀に視線を向ければ目に見えなさそうな速さで刀を抜刀して妖夢に斬りつける。妖夢もさも当たり前のように抜刀して受け止める。
「玲君、今日の晩ご飯はユイさんの分も作りますので斬るの手伝って下さい。」
『わかりました。』
一言一言話し終えると妖夢と半人半霊の少年、玲は刀を鞘に収めて何もなかったかのようにお茶を啜る。
「…………お前さん…無茶苦茶な事をするな…玲と呼んでもいいか?」
『はい、構いませんよ。』
こうして玲とユイは夕飯までお茶を飲んで過ごした。
禍月「次回の目処はたってません。早めに決めようと思います。」