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  作者: 尚文産商堂
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第八話

「お入りください」

通路は筒状になっている内側を螺旋状にぐるぐると降りていくように作られていた。

その一番下、そこには人が通れる扉があった。

もう使われないこの発射筒は、だからこそ、思い切った改造をすることができたのだろう。

「お邪魔します」

扉は引き戸だった。

左にスライドすると、生活感あふれるリビングがあった。

ただ、荷物は整理整頓が行き届いていて、棚には本が、題名のあいうえお順に並んでいる。

デスクトップタイプの、今となっては博物館でしか見たことがないようなパソコンが部屋の壁際に置かれていた。

「ここは副調整室として使っている部屋ですが、私がメインで住んでいる部屋でもあります」

「主調整室が?」

俺が聞くと、Teroは壁の別のドアを指さす。

どうやらあの奥にあるらしい。

「この地球を維持管理する上で、そこから全ての指示を出すことにしています」

ご案内しましょう、と彼女が言うので、俺は見にいくことにした。

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