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大規模小説サイトでのランキング検索において、キーワード及びお気に入り登録済み作品の除外設定の有用性について

このタイトルをクリックした皆さま方はこう思ったことがあるのではないでしょうか。

「またこの作品か」あるいは「またこの作者か」と。

この思いに作品作者のファンであるか、アンチであるか、完全に興味がないかは関係ありません。

私達読者は一日の終わりに、もしくは朝起きてすぐに、通勤通学中に、あるいは休憩時間に皆が読んでいる面白い新しい小説を読もうとランキングを見るわけです。その中で興味を持った作品を開きます。文章を読み、面白いかそうでないかの判断を下し、お気に入り登録するか放置するか感想を書くかします。そして暇を潰し、もとの作業に戻るわけです。そして次の日にランキングを見たときに冒頭のセリフを思うのです。「またか」と。「もう見た」と。


今の日間ランキングは

一日たって「もう見た」

数日たって「あれまだ変わんないのか」

1週間たって「まだ変わんねーのかよ」

となります。1週間たって変わってなかったらそれはもう週間ランキングと変わりません。

そんな状態のランキングを読者はどう使うのか?答えは〈使わなくなる〉です。

いつ見ても変動のないランキングは見ても面白みが無いのです。

新しい作品や作者の発見もありませんし、見る理由がなくなってしまうのです。

そしてお気に入りユーザーの新作が来ているかだけを確認するようになります。

そうなってしまっては、新しい作品作者が日の目を見ることが出来なくなります。

その結果人気作者と新規作者の乖離が進み、ごく一部の作者の作品しか読まれなくなります。

最終的に残るのは、固定化された作者と読者だけです。

そのようなサイトは新規の読者も作者も入り辛くてたまりません。

もともと居た人も飽きたら去っていくでしょう。

縮小していく未来が見えますね。


そうならない為にはどうするのか?


その答えが「ランキングにおける特定キーワード及びお気に入り登録済み除外設定」です。


面白いと思った作品をお気に入り登録することで新しい作品が下から繰り上がってくるようになれば、ランキングが常に新しい小説の発見の場になります。

そしてキーワード除外設定により、見たくない作品を見ないで済むことになり、ランキングを見る機会が増えることになるでしょう。


上記2つの理由により、固定化されていたランキングを読者側の目線だけ入れ替えることによって、作品自体のポイントを変動させることなくランキングの目に留まる位置に新しい作品を持ってくることに繋がるのです。


小説サイトに投稿している作者は、自分の作品を多くの人に見てもらいたいという願望が少なからずあるはずです。

感想欄にランキングから来ましたと書かれるだけでモチベーションが上がるでしょう。

逆に、批判や中傷をうけたらもう書きたくなくなってしまうかもしれません。

否定的な意見を見た作者のモチベーションを下げないためにも、ランキングキーワード除外設定は必要でしょう。

あらかじめ嫌いなものを除外しておけば、「常にこいつランキング載ってるな、タグに嫌いなキーワードあるけど面白いみたいだし読んでみるか。…やっぱり合わねーじゃねーかクソが!ファッ○ン作者め!駄目出ししてやるぞオラァ!」という爆撃が感想欄に来ることが無くなります。

やはり機嫌が悪いと、「ここをこうしたほうがいいのではないか?」という意見も批判的になってしまうものです。

なら最初から目に入らなくしてしまえば良いのです。

このキーワード除外設定は新規作者を守ることにもつながります。


「私は異世界転生ものが好きでよくランキングを漁っていました。しかし神様転生が大嫌いなのです。なのにいつも神様転生作品が日間上位にいてイライラします。最近はランキングを見なくなりました」なーんてこともなくります。

こんなことを考えている人がどれだけいるのかわかりませんが…。

あるグループの中の特定分野だけ嫌いで、それを見たくないという読者にとって、ランキングにおける検索除外設定というのはやはり必要なものだと思うのです。


以上様々な理由により、ランキングにおけるキーワード除外設定、登録済み作品除外設定の有用性を示せたと思います。

この設定が導入されれば、この小説投稿サイトはますます活気づくでしょう。

以上で説明を終わります。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。



長々と書いてきましたが、皆さまお察しの通り私は初めて小説サイトに作品として文章を投稿しました。前にこのサイトで運営がとっていたアンケートを書いた時から改善されているのか不思議に思い筆を取った次第です。好きな小説達を読めなくなったり、作者が消えてしまうのは悲しいことです。私の未熟な文章でも、何かのきっかけになれば幸いです。

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