少しの変化から大きな変化へ…
何となくから小説を書いてみようと思いとりあえず思い浮かぶままに書いてみました。
よくある青春ラブコメを意識して書いてみました!青春ラブコメ好きな方などどうぞ1度お読みください!よろしくお願いします!
俺の名前は嶋 俊介。俺の通うこの高校は都内でもトップレベルの進学校だ。
そしてその中でもトップの順位にいる俺はもちろんの事かなりモテてる。自分で言うのも恥ずかしくはない。何故ならそれは当たり前のことでありこの世に産まれた時からそうなのだから何も照れることはないのだ。
「あ、来たよ!うわーかっこいい…」
「ほんとかっこいいね!告白しよかなー!」
登校してるだけなのに毎日こんな会話が聞こえる。
モテたいと思ってる人は多いと思うが毎日こんなのが聞こえて平日の週五回は告白。これもされてみるとそんなにいいものじゃない。
「ま、まってぇ〜嶋くーん」
「あ、あぁすまん聞こえてなかったよ」
こいつは幼馴染みの森田さつき。小学生低学年の時俺の家に引っ越してきてからの付き合いだ。そして俺の唯一信頼できる人だ。
「で、どうしたんだよ」
「今日一緒に行こって言ってたのに最初に行ってたから急いできたのー!」
「さつきが遅いからだろ」
からかうようにさつきにそう言った。
「駿君が早いだけだよー!もうそれはいいけど今日も家族の人家にいないんでしょ?お料理作りにいくから帰りはお買い物ね!」
「あぁ…そうだな。じゃまた帰り門で待ち合わせでいいか?」
「うん!じゃ、着いたしまたね!」
そう言ってさつきはそそくさと靴を履き変えクラスに行った。
ん、あーいつも通り靴箱にはラブレターが五つほど。ん?一つ歪な形のラブレターがあった。あとで読むか。そして鞄にラブレターを入れクラスへと向かった。
「おいおい!朝からさつきちゃんとイチャつきやがってー!」
うるさいのが来た。こいつは中学から友達の北川孝介。
「イチャついてねぇし、イチャついてても俺だぞ?仕方ないだろ」
「俺がモテなくて彼女欲しいの知ってそれかよ!お前とはもう破局だな…」
「破局ってなんだよ…気持ち悪いな」
「な、気持ち悪いとか言うなよ!俺は悲しいからもう帰るかんな!」
そう言って孝介はトイレの方へと向かった。
ほんと朝から元気だな。
そうして特に何もなく昼休憩になった。
「よーし、駿!ジュースジャンケンだ!」
これは週三回程度でやるジャンケンでその名の通りのジャンケンだ。
ジャンケン ポン!
俺の勝ちだ。「これで20勝8敗だな もっかいやってみようか?」少し煽り風に言ってみた。
「くそー!また明日だー!!」
そう言うとジュースを買いに行った。
さて、この間にラブレターをこなすためにド定番の体育倉庫裏に行くか。
「つ、付き合ってください!」
「ごめん、今は付き合う気になれないんだ。でも、ありがとう」
ほとんど毎回こんな終わらせ方をしている。
実際俺は好きな人はいない。この次元には…。さてあの歪な形のラブレターを読んでみるか。
「急な手紙で申し訳ない。今夜12時学校の屋上で待つ。」
…え、夜中?!しかも短いし名前も書いてねぇ…とんでもねえな誰だよ…しかし行かない訳にもなぁ…
そしてとりあえずクラスに戻ってみると弁当を食べてる孝介がいた。
「お!待ってたぞーどこいってたんだよー!」
「すまんすまんいつものだ」
孝介は俺が昼休憩居なくなったりする理由をわかっている。
「何だか大変そうだよなーまた断ったのか?」
「まぁなー」
「あーもったいない。てか、さつきちゃんはどうなんだよ?かわいいし料理もできるんだろ?最高じゃん」
「んーそういう関係ではない…そんな感じで思ってるからな」
「なるほど。ま、でも誰かと付き合ったらもうめんどくもならないんじゃないか?」
「そんな軽い気持ちで付き合うものでもないだろ」
「ド正論だな(笑)」
そんな会話をしていたらもうすぐ昼休憩が終わる時間になってた
「あ、次移動だな孝介はちゃんとエプロンもってきたか?」
「あー!やべぇ!忘れた…」
「いつもだな飽きれも通り越しそうだ とりあえず隣のクラスから借りてこいよ孝介いないと面倒事押し付けれないからな(笑)」
「本人の前で堂々と言うなよ!ま、とりあえず借りてくるわ!」
そう言うとそそくさと借りに行った。
「俺も早く行くとするか」
そして授業が終わり終礼も終わった。
「おーい、今日どっか寄らね?」
「すまん今日はさつきと買い物だ」
「今日もいないのか。んじゃまた行ける日いこうぜ!じゃ帰るわ!またなー!」
ほんとに元気だなぁさて俺もさつきのとこにいくか。
「しゅんー!遅くない?」
「早く来たよ で、どこの店いくんだ?」
「んー安いし駅前のとこでいいかな?」
「おっけー行くか」
そして俺達は家とは少し違う方向にあるスーパーへと向かった。
「しゅんは何が食べたい?」
「んーそうだなぁレストランのフルコース」
「そっか!じゃレストランでもいってらっしゃい!」
「いや、つっこんでくれ。とりあえず肉食べたいかな」
「じゃぁー肉と野菜の炒め物とお味噌汁とご飯にしよっか!」
そうこう喋ったりしているとスーパーにつき買い物を終え家へ帰った。
「よーし!作るぞー!しゅんはご飯炊いててもらっていいかな?」
「りょーかい」
そして俺はご飯を炊くだけで料理を作ってもらい食卓にはうまそうな料理が並んだ。
「いただきまーす!」
「いただきます」
初めに俺は炒め物を箸でつまみ口に運んだ。
噛んだ瞬間肉の味と野菜のシャキシャキの食感が気にはしていなかったがとても減っていたらしいお腹に刺激を与えとてもうまかった。
「ねぇねぇ!どう?おいし?」
「あぁ、とてもおいしい」
「ふふーん 当たり前だけどねっ」
実際とても料理がうまいさつきの料理をわざわざ言葉を濁す意味もなかった。
そしてそのままご飯を食べた。
「ごちそうさまでした」
「ごちそうさま」
「お皿洗ったらおうち帰るねー」
「あぁありがとう 俺も洗うよ」
「じゃあお皿持ってきて机拭いてもらっていい?」
「りょうかい」
そして後片付けも、終えた。
「じゃあ帰るね!また明日!」
「ありがとな また」
ガチャ。
家は静まり返った。
俺はテレビをつけ録画していたアニメを見始めた。
ここで言うが俺は過剰ではないが結構なアニメオタクだ。これを知ってるのはさつきくらいだ。
そして3次元より2次元の方が好きだったりはする。
「あ、12時にまた学校か…」
そしてアニメを一本見終え風呂に入ると11時半頃だった。もう少ししたら行かないと行けない時間だったので少し時間を潰し学校へ向かった。
「君は我と付き合う。それがこの世のためだ。さぁ!我と契約を結べ!」
俺はそのまま立ち尽くしてしまった。
俺は学校につきそのまま屋上に行った。そしてそこには少し学校で変人で有名な3年の薫先輩がいた。
そして急に先の事を言われた。
「え。いやあのごめんなさい…」
俺は立ち去ろうとした。
「ま、待って!ちょっとぉ〜お、おぉん、んっ待ちたまえ。君には聞こえなかったのか?この世のためなのだぞ!」
ちょっと素が出た。割とかわいかったな。
「あ、あのーそのこの世のためというのはどういうことでしょうか…?」
「そうだな君はまだ自分の存在をわかりきっていないようだから仕方の無いことだ。我と君が結ばれないとこの世のバランスがおかしくなりこの世はなくなる。」
「なわけねーだろー!!」
Σ(っ゜Д゜;)っヒッこんな顔になった。
「あ、え、えとそんな事ないと思います大丈夫ですよハハッじゃ僕はこれで!!」
そして俺は家へと帰った。
今日は少し疲れた。寝よ。
そうして俺はいつもより慌ただしく感じたこの日を終わらせた。
読んでいただきありがとうございます。
初作品ということもあり文章、設定などかなりわかりにくかったり線が通っていないところも多々ありましたと思います。
レビューなど宜しくお願いします。
また続きを書く気になったり、応援の声がありましたら続きを書きたいと思っております!よろしくお願いします!