第3話:会議の到来
うまく逃げ切ったニジ、レイン、アイ。三人はクマ族と連絡を取り、シカ族もクマ族の地で話し合おうと決断した。逃げ切ったアンブレラ達。カラス族の長サイコ、副長のエスパ。裏切ったキセルとスモーク。捕らえられたシャイン、ムーン、イカズチ。謎のタカ族の一人。何も知らないスカイとスノウ。大きな戦争まで戦力争奪が始まる。
カラス族の地
エスパ「長!ウサギ族、サル族はこちらに付きました。クマ族は不明です。」
サイコ「うむ。これでそろったな。」
キセル「そんだけでいいのかよ?」
サイコ「あぁ、余りに多すぎてもまだ引っ張る力がない。これで勝ってからな。」
スモーク「大変です!リス族が全軍でやって来ます!
キセル「奇襲か!?」
サイコ「いや違う。私は以前、交渉したのだ。断っていたが、来てくれたのだな。」
エスパ「罠かもしれません。
サイコ「それは無い。リス族はいつも中立だからな。」
クルミ「カラス族の長。私達も参加します。」
サイコ「理由はともあれありがたい、頼みます。」
こうしてカラス族は出来るだけの族を集めたのだった。あとは集まるのを待つだけとなった。
クマ族の地
ダイヤ「次はここの的!その次はこっち!」
スノウ「変化がもたない!」
人間の姿に戻ったスノウは空から落ちていく!誰かが飛んでくる。
スカイ「大丈夫かよ!スノウしかっりしろよ。」
スノウ「ありがとう。」
二人は地上に到着。
ダイヤ「大分、上達したわね。けど疲れたら休まないと死ぬわよ!」
スノウ「すみませんでした。スカイはいいなぁ。上達早いね。」
ダイヤ「そうね。私もびっくりしたわ。っていうことで今日は終わり。じゃ又明日。」
誰かが慌てて来る。みんな!緊急集合だ!・・・ざわめきながらも集まる皆。
ハート「皆、急にすまない。カラス族が急に攻めてきたことは知っているそうだが、もう大きな力を付けている。いろんな族も入っておる。ここにシカ族とタカ族の生き残りが来る。だから皆、わかるな。準備をするんだ!!」
皆「おぉぉぉ!!」
ハート「ミツバ!クロバ!一人はシカ族へ。もう一方はタカ族へ行くんだ。わかったな!」
ミツバ:クロバ「わかりました。」
ハート「ダイヤ!お前はタヌキ族とキツネ族の戦争を止めろ!っで仲間にいれてくれ。無理ならいいがな。」
ダイヤ「出来ることだけはしましょう。」
スノウ「私達も同行します。っねスカイ。」
スカイ「ふざけたこというな。変化もあんまい出来ないくせに。」
ダイヤ「そうですよ。さっきの疲れもまだ残ってるからね。」
ハート「ふむ、いいじゃないか。体験だ。」
ダイヤ「いや、しかし・・・」
ハート「大丈夫だが守ってやることは出来ないからな。」
スカイ「俺は行かないからな。」
スノウ「お前がいなくたって大丈夫だから!」
スカイ「勝手にしろ。」
ダイヤ「では、行きますよスノウ。絶対近くにいてください。」
こうしてバラバラに分かれて戦力をあげるのだった。
その頃、捕まえられたシャイン。ムーン、イカズチ達は牢屋に連れて来られていた。
ムーン「っく・・・シャインさん!!助かったんですか!よかった。」
シャイン「ムーンさん、イカズチさんご無事でなりよりです。・・・・ウインドさんとスカイ、スノウは逃げ切ったかわかりませんが・・・サンが・・・」
シャインはここで泣をこぼし・・・
イカズチ「戦争ってのはこんなもんさ。」
こうして静かな日がつづいていた。
タカ族一行
セイ「ふぅ。レイン、アイここで待っててくれ。」
レイン「こんな森の中になにがあるんですか?」
セイ「時間が無い。すまない行って来る。」
アイ「何だと思う?」
レイン「わからないよ。」
中に入ったセイは・・・
セイ「御用だ。パンダ族。」
サザ「よくぞ来られた。」
セイ「仲間になってくれるのか?」
サザ「時間が無いんだろ。まず言う。相手はカラス族、イノシシ族、リス族、ウサギ族、ネズミ族、サル族だ。我らが入ったとしても勝てないだろうな。」
セイ「だから今パンダ族に仲間にならないかと聞いてるんだ。」
サザ「昔から話をぶっ飛ばすなぁ。私達も戦闘に参加する。」
セイ「では早速、準備をしてクマ族へ行く。」
サザ「はいはい。」
レイン「まだですかねぇ〜〜」
アイ「誰か来る!」
ミツバ「私は敵ではない!クマ族だ。道案内に来た。」
レイン「こちらまで来て下さるとはありがたい。タカ族の誰かはいるのですか?」
ミツバ「長の命令できましたので。こちらにスカイとスノウを助けました。シカ族に女性、子供など助かったようです。」
セイ「すまない。遅れたパンダ族がこちらに入った。」
アイ「パンダ族とは強い戦力になりますね。」
サザ「そういってくれるとありがたい。宜しく頼む。パンダ族の長だ。」
レイン:ミツバ:アイ「頼みます。」
ミツバ「では行きましょう。」
こうしてクマ族の地へ向かっていった。
シカ族一行
エベレスト「皆、疲れては無いか?」
シカ族「長、皆疲れておりますが、ここから近くには敵がおります。」
アンブレラ「がんばりましょう。あとちょっとだから。」
シカ族「無礼者!長に向かって言い方が!」
エベレスト「いいんだ。道を知っているのか?」
アンブレラ「はい。教えたあげる代わりにタカ族のレインと言う人物が生きているか知りませんか?」
エベレスト「残念だが道ぐらいはしっている。しかもレインと言うものはわからない。」
アンブレラ「そうですか・・・」
シカ族「長、クマ族が迎えにきました。」
エベレスト「まったくわざわざ。合同していくぞ。」
こうしてクマ族の地へ行った。そして数時間後・・・
クマ族「長!タカ族ワシ族それと・・・パンダ族も来ています。」
ハート「そうか。通してくれ。」
クマ族「わかりました。どうぞこちらへ。」
セイ「久し振りだな。ハート!」
ハート「お久し振りです。早速・・・」
クマ族「長!シカ族が来ました。」
ハート「通してくれ。セイさん。サザさん。え〜と。ワシ族の長は・・・」
アイ「行方不明だ。タカ族、ワシ族。両長行方不明だ。ワシ族は私が代わりを。タカ族はセイさんが代わりに。」
ハート「わかりました。エベレストさんも。こちらへ・・・」
こうして、天地暗黒時代〜天地四神時代〜天地守神時代まででの二回目の会議を始めたのだった。
そして久し振りに会った者達と感動の再会をしたのだった。