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If.七種目の召喚者(イレギュラー)  作者: 石原レノ
全てが変わる日…変えようと誓った日
304/313

憤怒の滅殺

この戦いのために初めて手に取った大剣は、案外自分の扱いやすいものだった。長年使い古した長刀は、どこか自分の満足いくものでは無かった…。

ただ初めて使った武器がそれだったから、なんとなく使ってみた…そんな理由だった。

軽い剣は切れ味が悪く、自分の満足いくほどの威力はない…でも、この大剣ならーー

「あ゛ぁぁぁあっ!」

「っ!」

激しい互いの大剣同士の打ち合い。付け加えアオイの大剣に付属されたバレットの銃声が鳴り響く。両者引けを取らない攻防に、疲れは見えない。

「オラオラオラオラオラァ!」

もはや力任せのガリアの攻撃は、今のアオイにとってなんの苦もなく受け止め、かわしていく……

「かわすだけか!そんな事で俺が止まるとでも思ってんのかァ!」

ガリアが大剣を大きく振りかぶり、思いきり振り下ろす。

「うっーー」

それを受け止めたアオイが小さく唸るが、ガリアは構わず足元目掛けて大剣を薙ぐ。

アオイは飛躍する事でそれをかわし、上段から銃口を向ける。

「無駄だっ!」

「!」

ガリアの左手が、アオイの銃口を塞ぐ。それに気がついた時、既にアオイはトリガーを引いた後だった……

「…終わりだな」

爆発の後、二人の姿は爆風に飲まれていった

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