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思惑
とある人形使いが姿を現し、特攻班隊長シュベンはニヤリと笑みをこぼす。
これまでの因縁関連もあるが、似た能力を持つ者同士戦ってみたいという気持ちが勝っていた。そして、シュベンは一人タイミングを図る……
「さて、出番はいつかな…」
一つ、また一つと……シュベンの思惑は予定通りに進んでいく……
ハクリの覚醒予兆、特攻班の多少の劣勢、ノーティスの出現…
シュベンは全てを悟っていた……
「神にでもなった気分だな…総司令もきっとこんな気持ちなんだろう……」
不敵な笑みを浮かべてそう呟くシュベンに、声をかける者はいなかった
忙しすぎて死にそうな今日この頃……w




