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If.七種目の召喚者(イレギュラー)  作者: 石原レノ
全てが変わる日…変えようと誓った日
213/313

役割決め

さて、捜索が始まってはやくも数時間が経過しようとしていた。ハクリ達情報班の掴んだ情報はまだごく僅かだが、確実に真実へと近づいていた。そして、対象を滅することしか脳のない特攻班も、目的の場所に到着していた。

「ここが今回の仕事場か…腕がなるねぇ」

「あまりは目を外すなよ。お前はやりすぎるから困る」

「それが俺の力なんだ…仕方ないだろ」

とある草原地帯で、二人の男は会話を交わす。すぐ側では仲間達が準備を進めており、自分達もその枠に入らなければならない。しかし、自分達には、この街を見る必要があったのだ。だから見続けるし、誰もこの行為に文句をつける奴はいなかった。

「どうだ?なんか見えたか?」

「いや…まだ分からん。来たばっかで土地勘もなければ、この街一人一人を見たことがないからな…やはり捜索するしかなさそうだ」

「お前のその力…特攻班じゃなくて情報班よりなんだよな……」

「おれには力がある…力だけなら特攻班並だ。それは知っているだろう?」

そう言われた事により、言わされた男は鼻を鳴らす。

「とりあえず…まずは恒例行事から行こうか…力だけなら、特攻班なんだろ?」

「…ふん。今回は俺がこの仕事を引き受ける。お前だけじゃない。他の誰にも譲らん」

「お、始まるか…お前ら準備を始めろ!そろそろ始めるぞ!」

2人が戦闘態勢に入ったのを確認し、準備をしていた者が号令をとる。その瞬間、皆自分の荷物をその場に置き、同じように戦闘態勢に入った。

「……さぁ始めようか。今回の仕事の役割分担をーー」

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