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If.七種目の召喚者(イレギュラー)  作者: 石原レノ
全てが変わる日…変えようと誓った日
168/313

金平糖

「んーと…これは?」

「それは駄菓子って言うんですよ。この国のお菓子です」

イヨ率いるツバメとツバキが訪れたのは、とある駄菓子屋。それに目が止まったのは、興味津々に金平糖を見つめるツバメだった。ツバキも初めて見る金平糖の綺麗さに、感嘆を漏らす。

「綺麗です…こんぺーとー?って言うんですか?」

「はい。とっても甘くって美味しいですよ」

「ねぇねぇ。これ食べられないの?」

小さな子供のようにイヨに問いかけるツバメ。それを見たイヨは、懐から取り出した小袋から、さらに小銭を取り出した

「あ、ツバメちゃん。これさっき隊長さんから貰ったーー」

「あ、確かに。なるほど、ここで使うのね!」

イヨが取り出した事から、出発前にハクリから預かっていた小銭をツバメが取り出す。イヨは店の主人に注文へ向かっていた。

「金平糖を貰えますか?」

イヨがそう問いかけると、駄菓子屋の主人であろうお婆さんが対応する。

「あらイヨちゃん。今日はお友達連れてるの?」

「はい。イヨのお友達です」

「なら少しだけどサービスしないとね!」

「ありがとうございます。おばあちゃんは優しいから、イヨは好きですよ」

上機嫌で注文した金平糖を袋に詰めていく主人。目をキラキラさせながら、ツバメとツバキはその光景を見つめていた。カラフルな星を象ったものを、詰めていく。その光景は、2人には新鮮で、期待に期待をふくらませていった。

「さぁ、食べましょう。近くに公園があるので」

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