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If.七種目の召喚者(イレギュラー)  作者: 石原レノ
全てが変わる日…変えようと誓った日
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イヨ、搜索

「つまり、その子は突然隊長の前から消えた……と?」

「あぁ。本当に一瞬だった。間違いなく魔法が絡んでいる」

「ピンポイントでその子だけを狙ったということは……」

「特攻部隊の可能性が高い」

駆けつけた隊員達の緊張が高まる。事は迅速に対応しなければならない。ハクリ達の中では保護対象にあたるイヨが攫われてしまったのだ。フィーレには心配をかけないように対応をしてなんとか誤魔化したが、いつまで持つかは分からない。そんな意味でも早くこの問題を解決する必要がある。

「その魔法陣を確認した結果、大体の位置は予測できました。早速向かいますか?」

「当たり前だ。皆構わないな?」

「もっちろん!私は隊長の言うことならなんでも聞いちゃうんだから!」

「わ、私も大丈夫…です」

「よし、行こう隊長」

そして、ハクリ達は駆け出す。イヨを救いに……。

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