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零の魔法  作者: 龍虎
プロローグ
3/18

登校

大体規定の紙一枚になったら投稿しています。どうやら千文字ぐらいのようです

 家を出るとなじみの光景が広がる。俺が住んでいる所は住宅街。ここら辺のエリアは池に高木が四本は植えられそうなスペースがある庭付きの一軒家が立ち並んでいる。

 家の外観も白くて四角い二階建てのいたって普通の家だ。

 

 名家なのに?と思った方も居るだろう。ここはセカンドハウスという名の生活用の家だから普通の家なのだ。もちろん、対外用の家はしっかりと豪華な造りで、それなりの所に建っている。

 普通の家なので汚染除去装置もしっかり付いているぞ。

 

 まあ、数十年前は汚染除去装置が着いていない危険な民家もあったらしいが、法の整備が進んだのと着けてないとどうなるかが示されたことによってそんな家は無くなった。

 それこそゲームのように魔獣が突然スポーンするといったことは無いが、ペットが徐々に魔獣になったり数十年後に体から血を噴出して死んだりするのだ。

 金をケチってまでそのリスクを背負いたい訳が無い。マンションなら標準でついているので、ケチるほどお金が無いならマンションに住むだろう。


 お、エアバイクがきた!長々と近代史の復習みたいなことをしていたのはこれを待つ為だ。高校一年生になったらやっぱり乗ってみたいエアバイク。

 高校生になるにあたって楽しみにしていたことの一つである。

 エアバイクは一昔前のバイクと違って特に技術を要求されることはない。

 

 宙に浮いていて不安と言う人もいるが『完璧な自動操縦』『地図の場所をタッチすること以外、人の手が介入されない』の二つにより、バイクに乗っていることができればきわめて安全なのだ。

 5歳からでも余裕で乗れる。まあ、高1からの規定なのだけれど

 俺は興奮醒めぬまま、エアバイクに騎乗する。あ、やっぱり浮いている感覚が面白いな。なんと言うんだろうか、反発しているのが面白い!

 

 ハンドルの真ん中についているディスプレイの検索枠から『国立第2等魔法士育成学園』と検索して2魔学(国立第2等魔法士育成学園のこと)を指定。よし、これで行ってくれるな。

 たまたま2魔学が近くてよかった。これには範囲の制限があるからな。それと、どうやら一部のメガネ型ウェアラブルコンピュータなら、連携してMapのデータ通りに行ったり、予定表を読み取って自動で行ったりするらしい。


 速度は自転車を全力で漕いだぐらいだろうか。これの全力のスペックを出すには試験に合格してライセンスを取らないといけないらしい。今はもちろんライセンス無しでのスピードだ。


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