わいのおやつタイム
ご主人がいろいろイタイ。
わいのゴハンは基本カリカリのキャッツフードや。
栄養バランスもバッチリなんやて。
お値段もそこそこええやつみたいやわ。
わいの身体のこと考えてくれはるご主人、おーきに、やで。
だけど、主食だけやと飽きてまうやろ?
まあ、カリカリもうまいんやけどな。
しかしおやつも猫生においては大事な大事な重要ポイントやと思うわけや。
猫生ってなんやて?
人の一生は人生言うやろ。
わいは猫やから猫生や。
……ちいとばかし語呂悪いなあ。
それはそれとしてわいのおやつの話やけどな。
おやつはわいのお楽しみや。
ご主人、わいの為におやつはいろんなん用意してくれてるからに。
ほんま、至福タイムやで。
そしてまた、それはご主人の娯楽にもなっているわけなんやけどな。
「マイハニー、おやつ食べるか?」
「あーん」
頂くわ。
「やっぱりあげるのやめよっかなー」
「うなーん」
それは殺生やでえ。
「嘘! 食べたいよなあ、おやつ」
「あーん」
もちろんでんがな。
「でも最近太り気味だし、やっぱり控えよっかあ?」
「うななーん」
それはあかんがな。
「あああー! すっげ可愛い! やっぱりハニー、人間の言葉わかってるよなあ。いや、俺の言葉だからわかるのか! やはり愛! これは愛だな、愛!」
「うなあーん」
それはいいからはよくんなはれ、ご主人。
毎度、おやつタイムのたびにこれや。
ご主人のいけずなやり取りこなさんと、もらえんのはきっついわ。
一回無視したら、調子悪いんかってほんまにもらえんかったから、うかつに無視も出来ん。
かなわんなあ、ほんま。
次回もお願い致します。