6話
極短です。最終話です。
「うわぁああああっ!!」
加賀敦は目を覚ました。意識も完全に覚醒する。
時刻は午前三時過ぎ。場所は、自分の部屋。
「はぁはぁ……。はれ?」
敦は己の胸に触れる。千佳に撃たれたはずの銃痕はなく、毎日着ているパジャマの手触りだけが手のひらに感じられる。
家中の電気は消え、真っ暗闇の中父親のいびきだけが聞こえる。実に平和な夜だ。
「んな馬鹿な。夢落ちとか有り得ねぇだろ。リアルすぎなんだよ、あの夢は」
敦の鼓動は全速で走った後のように速く、息も荒い。寝ていた敦のそばに人がいれば、うなされていたのがよく分かっただろう。
「お茶飲むか」
敦は掛布団から抜け出し、己の部屋のドアを開ける。そして、そこにいたのは白い仮面をかぶった存在が。
「うわぁああああ~~~~~っ!!」
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
謎を多く残したまま、誤字脱字を多く残したまま(多分)で終わりましたが、お許しください。何しろ何も考えずに書き始めたもので。
神の四子と堕天使魔王の更新についてはしばらくお待ちください。書くことはほぼ決まっているのですが、もう少し面白く書けるようになってから更新再開したいと思ってます(それっていつだよ……)。
他にも書きたい話はいくつもありますので、そちらの方を書こうかなぁとも思ってたり。
それではまた次の作品でもお会いできることを願っています。