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真の弱点

今更だが警官の銃は実弾は二発しかありませんよね。

・・・・きっと、作中の銃は警官の人が実弾だけを味方から集めたに違いない。

そうだよ・・・うん。


「クリア、そっちは?」


「ああ、クリア。大丈夫」


狩野さんと暗い中を歩いていた。

一緒に行くのが狩野さんだという理由は狩野さんはサバイバルが得意で射撃の経験も海外であるかららしい。恐らく、彼が一番手誰だ。


「あれは、敵が一匹・・・どうします?」


「アレか・・・・撃つな。白兵戦でしとめるぞ」


「了解。」


小声での相談を終わらせて、ゾンビの背後に行く。そして、脚を掴み、持ち上げる。ゾンビは顔面を地面にぶつけて、倒れる。その隙に狩野さんがゾンビの頭を踏み潰した。

返り血が辺りに飛び散る。ズボンにも付いてしまったようだ。暗くて見えないが。


「ゾンビがいたんだな・・・」


「そうだな・・・油断はするなよ」


狩野さんに付いて進んで行く。

するとよく分からないが機械だらけの部屋へやってきた。

操作は狩野さんに任せて、総一郎は扉を警戒する。


その時、電気が点いた。


「やりましたね!」


総一郎が狩野に言った。狩野の表情が歪む。


「どうしました?」


「中村・・・・後ろ、後ろ!!」


「どうしたのですか?そんなに慌てt・・・」


総一郎が振り向くと床からゆっくりと起き上がる人型のものが三つ。

その一つが目の前にいた。


「うわはぁ!!!」


咄嗟に手で押すとゾンビは倒れた。

総一郎は銃を構えた。すると狩野が止める。


「やめろ!誤射したら機械が壊れてパーだ!」


「くっ、そうでした・・・ならば!」


木刀を腰から抜くが狭くて振り回すのはムリであった。


「・・・・こっちだ、総一郎君」


「・・・・了解」


狩野について行く。


「廊下まで行くぞ!銃も使えるしな!」


「りょーかい!」


ゾンビに体当たりをする。それで退路を作り、扉から廊下へ出る。

部屋から出ると外にもゾンビがいた。


「一体、どこから湧いてきたのですか!?」


「元々、隠れていたのかもしれないな」


「けど、あんなに長期間、なぜ出てこなかったのか・・・・」


「とにかく、始末するぞ!」


「OK!」


廊下へ出るとトカレフを総一郎、狩野は構えた。

そして、撃った。

ゾンビ達は倒れていく。


「ふぅ、残弾がないな・・・」


「そうですね、よく考えて撃つべきでした」


「まったくだ。戻るぞ」


そして、総一郎たちが帰ろうとすると背後から音が聞こえたので総一郎は振り向いた。





するとゾンビがゆっくりと立ち上がっていた。



「狩野さん!こっち・・・」


「なんだ?総一郎・・・・なっ!」


二人は起き上がってきたゾンビと対峙する。



「なんでだ?」


「わかりません、狙いが外れたとか・・・」


「そんなはずはない、見ろ・・・・頭に撃たれた跡はある。」


「逃げましょう!発電室にはゾンビは居ません」


「そうだな」


二人はすぐに発電室へと入り、鍵を閉めた。

狩野は無線で幸田と話す。



「こちら狩野、ゾンビが地下に居て、銃の弾がなくなったので今は発電室で立て篭もっている」


「狩野か!?無事でよかった。こっちにもゾンビが押し寄せてきて、今は防火扉を開けることはできそうにない」


「そうですか・・・・救援も期待できそうにないですね」


「ああ・・・すまない」


「いや、それよりも奴らが銃で撃たれても立ち上がって、襲い掛かってきました!」


「何?どういうことだ・・・・やばい、すまない、後で折り返し、連絡する」



そのまま、無線を切られてしまった。


「なんだ?どうしたんだ?」










< 横沢 >


防火扉を叩く音が聞こえる。



「まさか、ゾンビがやってくるとは・・・・」


「・・・・・・総一郎は?」


「ああ、知らないのか?地下へ非常電源を点けにいったらしい」


「・・・大丈夫なの!?」


葵は珍しく声を荒げた。

それを横沢は落ち着かせようとする。


「落ち着け、総一郎は簡単に死ぬことはないさ」


「・・・・・・総一郎」


その時、幸田が慌てた様子でやってきた。


「幸田さん、どうしたのですか?そんなに慌てて」


幸田は銃を構えた。


「はぁはぁ、離れろ!そのゾンビから!」


横沢の脇には一体だけ侵入したゾンビがいた。

中島が撃ち殺した奴が。


横沢と葵は幸田のただならぬようすに圧倒され、すぐに離れた。

幸田は銃を向けながら注意深くゾンビを見ていた。


するとゾンビは立ち上がった。

幸田はすぐに撃った。するとゾンビは倒れた。


それを見ていた横沢と葵は驚き、幸田に尋ねた。




「どういうことですか?死んだのに立ち上がるなんて!」


「総一郎は?総一郎はぶじなの?」




「その総一郎たちからの情報だ。ゾンビたちが倒しても立ち上がり、襲ってくるとな。本人達は発電室で立て篭もっている。」


幸田は二人に話した。その時、中島さんが拘束具を持ってきた。


「幸田、コイツで拘束しましょう。防火扉を開けられないので外に出すことはできません」


「そうだな・・・横沢、動いたら撃て」


幸田は横沢に銃を渡しながら言う。


「お安い御用です」


横沢は銃をゾンビに向けた。

幸い、拘束具を装着中はゾンビが動くことはなかった。


「ふぅ、やったな・・・」


すると横沢は包丁を構えた。


「・・・・・何をするつもり?」


葵が尋ねた。


「ああ、弱点を探しましょう!ちゃんとしたところがあるはずです」


横沢は包丁で腹を割く。

中は教科書で載っているような形の内臓が詰まっていた。

同時に悪臭が鼻を突く。


「きついな・・・」


横沢は返り血を浴びながらも腹の穴を広げた。


「人間のとまったく同じですね・・・・」


中島が内臓を観察しながら言う。


「中島、お前、わかるのか?」


「これでも大学は医学方面ですよ!単位が取れなくて、結局、卒業できませんでしたが」


「そうだったのか」


「待ってください、こんなのは見たことない」


中島は内臓を指差す。

良く見ると心臓の右上・・・脇の方に黒い臓器があった。心臓と繋がっていた。


「こんなのは初めて見る・・・」


「じゃ、傷つけてみましょう」


「ああ、弱点かもな。やってみてくれ」


横沢はそれを包丁で刺す。




ゾンビが凄い勢いで起き上がった。

その場に居た皆は驚いた。しかし、ゾンビはすぐに倒れて、動かなくなった。


「これが・・・弱点か?」


「わからない、とりあえず、一時間くらいは様子を見るぞ」


「了解、任せてください」


中島がそういったので皆は中島に任せて、オフィスで情報収集に戻った。

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