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プロローグ
地平線のかなたに、人が立っていた
彼の名前は、ガミ
私と喧嘩をしていた
彼とはSNSで知り合い
後に意気投合して付き合うことになった
そして、あとで気づいた
私の通っている学校の同級生だということを
そして、彼と付き合って1年後
その節目の頃に、彼と喧嘩をしていた
この数週間後に彼は東京に引っ越すというのに
私は、後悔していた
メアドも聞かずに、何も残らないまま
月日が流れ、彼は引っ越していった
それから、数ヶ月後
…………。
彼は、交通事故で亡くなった
……………………。
人は涙もろくて、私もすごく涙もろかった
人々は何かしらを求めて、日々を過ごしているが
本当に気づけていなかったのは、自分自身なのかもしれない
僕は、後悔していた