韓国艦艇による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射に関し、防衛省が動画を発表しましたが
あくまで個人の感想です。
まずは事件の経緯です。
Wikipedia「韓国海軍レーダー照射事件」からの抜粋です。
抜粋始め~
12月20日 - 午後3時頃、能登半島沖において海上自衛隊第4航空群所属P-1(厚木)が韓国海軍の駆逐艦から[1]数分間、複数回に渡りレーダーが照射された[2]。
現場は日本の排他的経済水域内の公海上で、竹島からは離れている[3]。
防衛省は照射を受けた後、韓国側に無線で意図を問い合わせたが応答はなかった[4]。
12月21日 - 岩屋毅防衛大臣が記者会見を開き事件の内容を明らかにした[1]。記者団に「韓国側の意図ははっきりと分からない」としつつ、「極めて危険な行為だ」と批判した[5]。
12月22日 - 防衛省は今次案について、慎重かつ詳細な分析を行い、当該照射が火器管制レーダーによるものと判断し、広範囲の捜索に適するものではなく、火器管制レーダーの照射は不測の事態を招きかねない危険な行為であり、仮に遭難船舶を捜索するためであっても、周囲に位置する船舶や航空機との関係において非常に危険な行為で、韓国も採択しているCUES(洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準)において、火器管制レーダーの照射は船舶又は航空機に遭遇した場合には控えるべき動作として挙げられていることをあげ、韓国側に再発防止を強く求めて行くことを発表した[6]。
また、韓国海軍は「火器管制用レーダーを作動させたことは事実だが、日本の哨戒機を狙う意図は全くなかった」と話している[7]。
12月23日 - 河野太郎外務大臣は直接的な批判を抑制し「日韓関係を前向きに進めるためにも政府一丸となった対応を(韓国側に)お願いしたい」と述べた[8]。
12月24日 - 金杉憲治外務省アジア大洋州局長がソウルの大韓民国外交部を訪れ、強い遺憾の意を表するとともに、再発防止を強く求めたが[9]、韓国政府は今までの説明から一転して、「レーダー照射を行った事実はない」として日本が事実と異なる発表を行った事を批判した。[10]
22日時点では韓国軍は「火器管制レーダーを作動した」と自ら説明しており、説明に矛盾が発生している[7]。
12月25日 - これに対し岩屋防衛大臣は「事実関係の一部に誤認がある」と記者会見で指摘し、防衛省名義の文書で「火器管制レーダー特有の電波を、一定時間継続して複数回照射された」と反論する声明を発表した[11][12][13]。
~抜粋終わり
そして本日、防衛省がYouTubeに証拠動画を投稿しました。
防衛省の発表はこんな感じです。
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/12/28z.html
レーダーの種類が参考になるので、是非どうぞ。
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/12/28z_1.pdf
動画では6:06辺りから火器管制レーダーの照射がなされています。
これを見て疑問が湧きました。
自衛隊員がやけに冷静だなと。
火器管制レーダー(動画中ではFC系)を受信し、クルーが言っています。
「避けた方が良いですね。」
……
……
避けた方が良いですね?
何だか随分と落ち着いていませんかね?
火器管制レーダーを照射しているだけで、自衛隊機はロックオンされていないからですか?
映画だけでしか知りませんが、ロックオンされるとビービーと警告音が発せられる印象がありますから。
砲の向きを確認し、砲をこちらに向けてはいないから、レーダーを照射しているだけで撃ってくる事はないと思った、ですか?
友軍だからあり得ない、でしょうか。
でも、こうも考えられるのです。
韓国軍は自衛隊機に、過去何度か同じ様に火器管制レーダーを照射していたのだろうと。
だから自衛隊員も慣れていて、「避けた”方が”良いですね」という反応だったのだろうと。
だって、「避けた方が良いですね」って、緊急事態で発しますかね?
何と言うか、避けなくても大丈夫だけど一応避けておくか、みたいな。
ヤバい時には「避けて!」とか、「回避!」とか、そんな感じではありませんか?
ハリウッド映画からだけの知識ですが・・・
それはそうと韓国国防省はこの動画に対し、レーダーが照射されている「客観的証拠とはいえない」と発言しているみたいです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181228/k10011762841000.html
いいんですかね、こんな事を言って。
電波をキャッチしている客観的な証拠はあるけれども、まだ出していないだけだろうに。
今更ですけども、素直に謝れば武士の情けでこれ以上の証拠は出さないが、これでも白を切る様なら問答無用の証拠を出すぞ、という事なだけでしょうに。
それか、韓国側の反応を全て読んだ上で、醜態を晒すのを世界に知って貰う為か。
言い訳のオンパレード、韓国という国の正体を白日の下に晒す目的です。
もしかしたら、韓国国防省は現場の把握が出来ていないのかもしれないですね。
現場からの嘘の報告をそのまま信じているのかもしれない。
どうなんでしょうね?
まあ、それよりも大事なのは我が国の姿勢でしょう。
今回は有耶無耶にせず、責任を明らかにするみたいなので期待したいです。
間違った事をしているのだからきちんと謝らせる。
って子供の躾か!