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螺旋音階

作者: 黒宮杳騏

運命を閉じ込めた城

螺旋階段をたどる指先

五線譜に書き写されていく情報

鏡を覗き込む私はだぁれ?


欠けた部分は(つがい)になって

徒然に綴られていく血脈


捻れた世界が作り上げる奇跡

すべてを構築するのは4つの破片(フラグメント)

紡がれる音階は不可思議な規律で

個々の差異を示して響く

緻密な和音が描いた図面

それに従って構築されていく私


原初(イヴ)の記憶を引き継いで

私は「わたし」を孕んで繋ぐ

長い歴史に刻み込まれた

これが私の捻れた旋律(メロディ)

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