バフ、バッファーとは。(本文読んでなくても大丈夫)
●バッファー
バフという、人を強化したり五感を上げたりできる強化や支援の魔法を使える人のこと。
しかしバフは効果時間も長くなく、強化出来る能力も微々たるもののため、バフが使えてもバッファーと名乗るものは多くない。
つまり、不遇職、不人気職である。
通常、バフは2個目をかけると1個目に上書きしてしまうので、強化できることは限定的な上に、無くても戦えるのだからその微妙な立ち位置たるや情けない限りだ。
敢えてバッファーを名乗るのは、自分があまり強くないから後ろで強化に徹するか、使えるバフの種類が多いか、だいたいはこの2種類だろう。
●バフ
人を強化したり五感を上げたりする支援魔法のこと。
自分なりに発動の力加減を変えて、効果時間が短い代わりに多少威力が高いバフを使うことも出来る。
肉体強化
筋力、つまり力を上げる。
近接攻撃に有効。
肉体硬化
皮膚を硬化させる。
防御力の底上げ。
反応速度アップ
反射神経を研ぎ澄ます。
急な攻撃や状況に対象しやすくなる。
敵が複数の場合や後衛に気を配る余裕が無い時など、後衛にかけても効果がある。
速度アップ
動きが早くなる。
主に移動速度を上げたいときに使う。
速さで攻撃力を補ってる戦い方をする者に、有効。
敵が素早い時などにも。
威力アップ
魔法の威力を増大させる。
いつもの魔力でより強い一撃を撃てる。
持久力アップ
消費するスタミナが減る。
メイジに使うと魔力消費が抑えられ、魔法を使える回数が増える。
五感アップ
視覚、聴覚、味覚、触角、嗅覚が鋭くなる。
実際は気配なども察知出来るようになるため、索敵や旅路の警戒に役立つ。
ひどい臭いがあるときや、戦闘に入った時に使ってしまうと、臭いによる失神、触角が鋭いことによって痛みが増し気絶するなど問題があるので注意。
属性強化もあるが使いどころはあまりない。
魔力感知
治癒活性
細胞の再生を助ける。
傷口の治りを早くするが、その分、しばらくは同じ場所に傷を受けないようにしたほうがいい。
回復魔法であるヒールは、例えるなら落ちたリンゴその物を復元するような魔法で、傷その物をなかったことにするが、このバフは落ちたリンゴの木が再度実を付けるのを早めるよう助けるようなものである。
属性耐性
精神安定
混乱耐性バフ。
また、乗り物酔いにも効く。
体感調整
暑かったり寒かったりするのを緩和するバフ。
腕力アップ
肉体強化を、腕力だけに特化させたもの。
重い物を持ち上げたり、高速で投げたり。
脚力アップ
肉体強化を、脚力だけに特化させたもの。
すごく跳べる。