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前世は猫だった。  作者: 氷華月
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第一話     絶体絶命!?

更新ペースは、平日が1日に1回で、土日は2回投稿できたらしようと思います。あと、編集しました。

「はぁ、、、はぁ、、い、いきなりこれはきつい、、、!」後ろには、深緑の毛と、額に赤い宝石のようなものがついた狼が目をぎらつかせ追ってきている。今の私は、猫の時より体力がない。狼は、まだまだ余裕といったところだ。くっ、、つらい、、、すると森の中を走っていたはずなのに500メートルぐらい先に街が見えた。門に銀の鎧を着た兵士さんがいる!よしっ!あそこの兵士みたいな人に助けを求めよう!

「グルルゥ、、ガァ!!」狼が唸り声が聞こえたとたん、、、、ザシュ!私の背中が生暖かい液体が溢れる。痛いけどまだ死ぬ程じゃない。急がないと、、後ろから殺気が放たれる。平和な地球では感じない恐怖、本能が警報を鳴らしまくる。さっきは混乱していて殺気は感じなかったが冷静になると恐ろしい恐怖が襲った。でもここで足を止めるわけにはいかない!まだ転生したばっかりなのに死ぬわけには、、ザッザッザ 足が痛いし汗で髪は張り付き視界は眩む、かなり最悪な状況だ。このままだと確実に死ぬ。なんとか頭を冷静にし、助かる方法を考える。何か、、何か方法は、、、あ、、助けを呼べば、、!

「助けてください!!」そしてその声が聞こえたのか兵士さんが急いで駆け寄ってくる。「だ、大丈夫か!?」20代前半ぐらいの男性の声が聞こえて、あぁこれで助かるかな?と思って安心した。だけど考えたらこの人は狼に勝てるのだろうか、、?とりあえず狼のことをはなさなきゃ!「あ、あの狼が襲ってきて!」

「、、グリーンウルフか?とりあえずこの子を保護しないと、、。」そう言うと兵士さんがグリーンウルフと呼ばれた狼に腰に差していた剣を抜き、慣れた手つきで上から下へ切りかかった。赤色の血をまき散らしながら苦しそうな声をあげる狼、兵士さんは狼に容赦なく2回目の攻撃を放つ、今度は下から上へと。またしても耳につく悲痛な叫び声、鼻にも血の匂いがこびりつく、目の前にあるモノは私を追っていた狼の面影はなく、血まみれな肉片になっていた。あまりにもグロテスク過ぎて私はその場で意識を手放した。


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