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将棋入門一歩前!  作者: 稲葉孝太郎
対局してみよう!
57/60

対面で指してみよう

 今日は2012年6月3日、日曜日。

 いつもなら遊びに行くところなんだけど、公民館なんだよね、ここ。理由は単純。将棋の大会があるからだよ。1年生だけが出られる、新人戦。

 歩美(あゆみ)ちゃん、(まどか)ちゃん、それに八千代(やちよ)ちゃんも来てるね。

「八千代ちゃんも、出るの?」

「いえ、私は観戦とお手伝いだけです。荷物番などありますので」

「そっか……」

 日曜日にわざわざ来るなんて、熱心だね。

「そう言えば、この前の名人戦だけど……」

「あ、観ましたか? どうでした?」

「終盤は満席で、入れなくなっちゃった」

 一般会員だからね。

 プレミアム会員には、席を譲らないといけないんだよ。

「まあ、そうなりますよね。タイムシフトもありませんし……」

 だね。どうしようもなかったね。

「ただ、日曜日にテレビで……」

「あ、知り合い発見ッ!」

 いきなり声を掛けられて、私はびっくりした。

 振り返ると、ショートカットの女の子が、ニヤニヤ顔でこっちを見ていた。

 ……誰だっけ?

「あれ? 覚えてない?」

「えーと……」

 まずいね……思い出せ……たッ!

甘田(かんだ)さん?」

 甘田さんは、自分の頭をぺちぺちと叩く。

「そそ、覚えててくれたみたいだね」

 藤花(ふじはな)女学園の1年生だよね。セーラー服だし。

「甘田さんも出るの?」

「当たり前でしょ。優勝狙ってるからね」

 甘田さんの発言に、後ろで咳払いが聞こえる。

「なぁにが優勝だ。1回戦でオレが凹ってやるよ」

 円ちゃんはそう言って、親指を下に突き立てた。

 た、他校に喧嘩売ってるのかな? やばくない?

 私の心配とは裏腹に、甘田さんは嬉しそうに笑った。

「そういうのは、対戦成績を考慮してから言いなよ」

「オレは決勝戦の経験がある。おまえは凖決勝止まりだろ?」

「籤運が悪いからね」

「悪いのは、おまえの腹の具合だ」

 これは……悪友って奴なのかな?

 罵り合ってるように見えて、そうでもないみたいだね。

「トーナメント表は、まだ決まらないの?」

 椅子に座った歩美ちゃんが、誰とはなしに尋ねた。

「今年は新入生が多いですからね。時間が掛かっているのかと」

 と大川(おおかわ)先輩。

 さっき、番号籤を引いたんだよね。私は4番だったよ。

 そろそろ、15分は経ってると思うんだけど……。

「えー、新人戦の組み合わせが決まりましたので、確認してください」

 会場の前方で、男の人が声を上げた。

 みんな、ぞろぞろと移動し始める。

「じゃ、見に行きましょ」

 私たちは、歩美ちゃんを先頭に、ホワイトボードへと向かった。


挿絵(By みてみん)


「13人も出てるのか……多いな」

 人混みの中で、誰かがそう呟いた。

千駄(せんだ)姫野(ひめの)が左右にバラけたな」

「決勝はほぼ決まりかもな……」

 んー……よく分かんないね。

 誰が誰か、全然知らないし。

「あらら、数江(かずえ)ちゃん、みっちーと当たってるんだ」

 歩美ちゃんはそう言って、私の名前を指差した。

「……菅原(すがわら)って書いてあるけど?」

「下の名前が道真(みちざね)だから、みっちーよ。このへんじゃ有名」

 ふーん……あれ?

 菅原って、どっかで聞いたことがあるような……誰だっけ?

「対局数が多いので、すぐに始めたいと思います。着席してください」

 運営の指示に、みんな従う。

 私の対局テーブルは2番……。

 あった、あった。テーブルに紙が貼ってあるね。

 対戦相手の顔を見た私は、びっくりした。相手もびっくりする。

「おまえ……ゲーセンで会った女じゃねえか」

 菅原くんはニット帽を被り直して、なんだか気まずそうな顔をした。

「道理で知らねえわけだ。名前を見たとき、誰かと思ったぜ」

 それはこっちの台詞だよ。

 ただ、八千代ちゃんに教えてもらった気もするね、この人の名前。

「とりあえず、早く座れよ」

 私はそそくさと、椅子に腰を下ろす。

「おまえ、初心者じゃないのか?」

「大丈夫。駒組みくらいはできるよ」

 最近は、部室でもネットでも、指してるからね。えっへん。

「まあ、いいけどよ……その方が楽ってもんだ」

 あ、もう勝った気でいるね。油断大敵。

「対局ルールとかは、把握してんのか?」

「えーと……持ち時間30分で、それがなくなったら、一手60秒だよね?」

「そうだ、そしてその持ち時間は……」

 菅原くんは、そばにある時計のようなものを指し示した。

「このチェスクロで計る」

「オッケー、それも大丈夫。指してから、ボタンを押せばいいんだよね?」

「指した手と同じ手で、だぞ。右手で指して左手で押すのは、ダメだ」

「了解」

 それも、ちゃんと事前に教わったよ。

「じゃ、()(ごま)するぞ」

 そう言って菅原くんは、3〜7筋の歩を集めた。

 これも大川先輩から習ったね。歩を5枚放り投げて、表が3枚以上なら、放り投げた人が先手、2枚以下なら、放り投げた人が後手だよ。

 菅原くんは適当に振って、パラリと盤上に放った。

「歩が1枚……俺が後手だな」

「えーと、チェスクロの位置は、後手が決めるんだよね? どっちにする?」

「おまえから向かって右にしてくれ」

 ……? 向かって右?

「左利きなの?」

「そうだ」

 そっか……なるほどね。チェスクロは、指した手と同じ手で押さないといけないから、右利きの人は右に、左利きの人は左側に置かれた方が、有利なんだよね。有利って言っても、押し易いってだけだけど。

 菅原くんが左利きなら、チェスクロは左が有利。ただこうなると、私の右側に置かれてるから、右利きの私にも有利。要するに、相殺されてるってこと。

 準備を終えた会場は、しんと静まり返っていた。

 うーん……何だか緊張してきたね。

「……では、対局を始めてください」

「よろしくお願いします」

 みんな挨拶をして、対局が始まった。

 菅原くんが、チェスクロをのボタンを押す。

 いよいよ、カウントダウンだね。30分だよ。

 とりあえず、7六歩と、角道を開けて……。

 私は忘れないように、チェスクロのボタンを押す。

 今度は、菅原くんの時間が減る番だ。

「おまえが何指すのか、知らないんだよなあ……」

 だろうね。未知の存在だと思うし。

 だんだん思い出してきたけど、菅原くんが中飛車使いだって、八千代ちゃんから聞いてるんだよね。だから、情報量では、私が有利かな。

「何でもいいから、とりあえず潰しにかかるぜ」

 そう言って菅原くんは、3四歩と突いた。

 6六歩と角筋を止めたにもかかわらず、5四歩が飛んでくる。


挿絵(By みてみん)


「あれ? 中飛車にするの?」

「聞いてないのか? 俺の得意戦法だぞ?」

「聞いたけど……」

 相振りだと、中飛車は不利なんじゃなかったっけ?

 もう、舐めプ状態なのかな? ……ありうるね。酷いなあ。

 以下、7八銀、5二飛、6七銀、5五歩、7七角、6二玉、8八飛と、私は向かい飛車に振った。菅原くんは感心したように頷いてから、7二玉。

 三間飛車じゃないから、4八玉でも安全だよね。4八玉、と。


挿絵(By みてみん)


「なんだ、完全な素人じゃねえのか」

 わっはっは、数江ちゃんを甘く見てもらっちゃ困るよ。

 みんなにいろいろと、教えてもらったもんね。

 菅原くんは30秒ほど考えて、4二銀。3八玉、5三銀、2八玉、5四銀、3八銀と、美濃に囲うよ。これも、後手が中飛車だからできる技だね。金無双にする必要なし。

「既に俺が悪いな……ま、1回戦で消耗してもしゃーねーし」

 菅原くんは、4五銀と出てきた。

 攻めて来るみたいだね。私は5八金左と防御する。

 5六歩、同歩、同銀、同銀、同飛、5七歩、5一飛。


挿絵(By みてみん)


 ん? 5一に引くんだ……ネットでも、やられたことがあるかな。交換後に、深く引くんだよね、みんな。理由は、よく分からないけど。

 私は8六歩と、飛車先の歩を伸ばす。

 8二玉、8五歩、7二銀、8四歩、同歩、同飛、8三歩、8八飛。

 速いね。私は、ちょっとずつ考えてるけど、菅原くんはノータイムが多いかな。

 菅原くんは3二金と上がって、角を守ってきた。……攻めて来いってことかな?

 どうしよう……ここまでは、かなり順調な気がするんだけど……。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 こっからの攻め方が、分かんないや。

 4六歩としとこ。

 9四歩、3六歩、1四歩、4七金、4四歩。

 4四歩? ……何かな、これ? 角道が止まったよ。

 じゃあ、こっちは角道を開けちゃおっと。6五歩。

「棋力詐欺でなきゃ、これでどうにかなるだろ」

 菅原くんは両手の指を鳴らして、3三桂と跳ねてきた。


挿絵(By みてみん)


 えぇ……何これ……。

 4四角と取れるんだけど……取っても大丈夫だよね?

 4一飛と回られても、7七角と戻ればいいし。4四同角、と。

 私が歩をかすめ取ると、菅原くんは4五歩と打ってきた。

 うにゅにゅ? 角のお尻に歩を打つの?

 同歩で? ……あ、同桂が、次に5七桂成狙いなんだ。どうしよう。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 2二角成、同金、4六銀で受かるかな?

 直感的に、無理攻めなんだよね、これ。

 明らかに、私が初心者と見越しての、ごり押しだよ。

 丁寧に受ければ、大丈夫なんじゃないかな?

 同歩ッ!

「取る方か……やるな」

「うふふ、参った?」

「全部受け切れたら、な。同桂だ」

 2二角成、同金、4六銀。

 

挿絵(By みてみん)


 はい、がっちりがっちり。

 私がドヤ顔していると、菅原くんはノータイムで7九角と打ってきた。

「……7八飛で死んでるよ?」

「じゃ、そうすればいいだろ」

 ……罠かな?

 7八飛……あ、5七角成か。同銀、同桂成、同金、同飛成……私の駒得だね。

 金銀と角桂交換だもん。

 罠と見せかけて、9八飛と寄らせる作戦かも。引っかからないよ。7八飛ッ!

 以下、5七角成、同銀、同桂成、同金、同飛成と、読み通りに局面が進んだ。


挿絵(By みてみん)


 ここで、何を指すかだよね……いっぱいあるかな。

 パッと見、3一角と打ちたいね。3二金、7五角成が、龍に当たるもん。

 じゃ、こうしよ、と。3一角。

 私が角を打つと、菅原くんは無視して、6七龍と寄ってきた。

 あわわ、飛車当たりだね、逃げないと……4八飛かな? 次に飛車成。

 私はその通りに寄った。すると、4七歩が飛んでくる。


挿絵(By みてみん)


 飛車の頭を叩かれたね。同銀だと……5七銀かな?

 それはダメだから、もう同飛って取っちゃおうね。飛車交換歓迎だよ。同飛。

「んー、ちいと舐め過ぎたか」

 ほら、困ってるじゃん。

 菅原くんは、まだ28分も残してる。舐めプ過ぎだよ。

 それでも菅原くんは、即座に同龍。同銀、8八飛……あ、王手だ。

 でも、こんなの簡単に止まるよ。3八銀、と。

 8九飛成、2二角成。さらに駒得を拡大できたね。

 今は……金得かな?

 ほくほく顔の私の前で、4八歩が打たれた。


挿絵(By みてみん)


 最後の歩で、金を叩いて来たね。何だろ?

 私は考える。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 分かったよ。同金だと、3九銀があるんだね。

 3九金と逃げるよ。

「なかなか間違わねえな。歩の罠は失敗だったか」

 菅原くんは、ぶつくさ言いながら4六銀。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 ん、数江ちゃんセンサー反応。これは、悪手じゃないかな?

 4一飛と打てば、攻めながら銀を取れるよ。

 てやッ! 4一飛ッ!

 私が飛車を打つと、その瞬間に4九歩成が指された。


挿絵(By みてみん)


 4六飛成だと……3九とだね。次に銀か桂馬を取られることが確定しちゃって、損だよ。同金か同銀だけど……同銀は4七金と打たれて、銀をガードされちゃうね。だから、同金が正解かな。同金。

 その瞬間、菅原くんは不敵な笑みを浮かべた。

「こいつが受けきれるか?」


挿絵(By みてみん)


 え? 4七金?

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 同銀、同銀成、同飛成で、鉄壁だよ。

 この男子、私のこと、バカにし過ぎじゃないかな?

 さっきから、攻められっぱなしなのは事実だけど……同銀ッ!

「同銀成とはしないぜッ!」


挿絵(By みてみん)


 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 詰めろだね。3九銀、1八玉、2八金。

 4六銀だと3八金、1八玉、2九龍。

 端歩を突いておけば良かったかも……あうあう……。

 でも、これだって、3八金で受かってるよ。3八金。

「どんどん行くぜ」


挿絵(By みてみん)


 桂馬捨て? 同桂で……あ、2九金。

 同金は……3九銀、1八玉、2八金だね……。

 放置だと、2九龍の一手詰み……。

 私は真剣に考えた。

 1分……2分……3分……受けるしかないね。3九金打かな?

 2九桂成、同金。私が指した手とほぼ交差して、3七桂。


挿絵(By みてみん)


 おかわり来ちゃったよ……また考えないと……。

 3九金寄と、戻るのはどうかな? 2九金、1八玉、3九金……全然ダメだね。じゃあ、3七同金しか、ないかな? 同金、と。

「これは寄ったくせぇな」

「ふえ?」

 私が顔を上げると、菅原くんは2九龍と切ってきた。


挿絵(By みてみん)


 え? 龍を切るの?

 ……攻めが切れたんじゃないかな?

 同玉に3七銀成。こんなの受かってるよ。

 私は、駒台に手を伸ばす。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 金駒がないね。

 次に2八金の一手詰みだから……あれ? あれ?

 受けがない? そんな……あるじゃん。2八角だね。4七成銀なら、同飛成で、今度こそ鉄壁だよ。足りなかったら、6六馬としようね。決まり、2八角。

「角を手放したか……俺の勝ちだな」

 菅原くんは、4八銀と打った。


挿絵(By みてみん)


 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 3七角、同銀成、2八銀? 千日手になりそうだけど……。

 私は腕組みをして、よーく考えた。千日手になるかな? 3七角、同銀成、2八銀、4八角、3七銀、同角成、2八銀、4八銀、3七銀、同銀成……なりそうだね。連続王手の千日手じゃないから、引き分け。

「これって、引き分けだと、どうなるの?」

 私が尋ねると、菅原くんはきょとんとした。

「引き分け? ……持将棋のことか?」

「ううん、千日手」

「千日手? ……持ち時間そのままで、指し直しだぜ」

 そっか、指し直しなんだね。

 負けるよりは、ずっといいかな。王様は、私の方が危ないし。

 3七角、と。

 私が銀を取ると、菅原くんはようやく納得したみたい。

「ああ……3七成銀以下の千日手か……」

 あれ? 気付いてなかったのかな?

「おまえ、これ見落としてないか?」

 そう言って菅原くんは、金を盤上に置いた。


挿絵(By みてみん)


 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 何で気付かなかったんだろ……死んでるね……。

 1八玉だと3七銀成だよ。2八玉は2九金打、1八玉、3七銀成で、ほぼ必至。1六歩と逃げ道を開けても、2八金、1七玉、2七金で詰みだもん。

 私は粘って、1八玉と上がった。

 3七銀成に2八飛と頑張る。

 菅原くんは2九金打と詰めろを継続。同飛、同金……。


挿絵(By みてみん)


 同玉は、2八金で詰みだね。

 かと言って、受けが何もないよ。

「……負けました」

 私は5分くらい考えて、投了を告げた。

「ありがとうございました……途中、何で王手掛けなかったんだ?」

 王手? ……あったかな、そんな局面?

「7一銀とか?」

 私の問いに、菅原くんは眉をひそめた。

「7四桂だろ?」

「7四桂? ……同歩で?」

「同歩はヤバいぞ。5五馬が王手かつ自陣に利いてるからな」


挿絵(By みてみん)


 ……あ、こんな手があるんだ。

 全然見えてなかったよ。

「これがあるから、角の手放しを待ってたんだ。7四桂、9二玉、8二金、9三玉に、7五角と打つ筋が、ずっとあったからな。そのとき、4八か3九に攻め駒がいたら、そのまま抜かれちまうだろ?」

 うにゅ……だったら、やっぱり無理攻めだったみたいだね。

 私の受け間違いだよ。

「ま、4四歩〜3三桂〜4五歩なんざ、普通は成立しねえよ」

「分かっててやるって、ひどくない?」

「ひどくはねぇよ。相手が受けきれないと見たら攻める。当たり前だろ」

 ……そう言われると、言い返せないかな。

 ゲームだもんね。

「どこが悪かったか、教えてくれる?」

「ん? 感想戦か? いいぜ。まだ他は、終わってないからな。まず……」

《将棋用語講座》

○チェスクロック

ボードゲームには、お互いの持ち時間を計るために、専用の時計がある。最初はチェス用に開発されたため、これをチェスクロックと言い、チェスクロと略す。高校や大学の将棋部は、ほとんどの場合、部費でこのチェスクロを常備している。ただ、1台1万円以上するので、取扱いには注意したい。将棋で最も有名なのは、「ザ・名人戦」と呼ばれるもの。グーグルで検索すると、画像を見ることができる。



場所:2012年度新人戦1回戦

先手:木原 数江

後手:菅原 道真

戦型:相振り飛車(先手向かい飛車vs後手ゴキゲン中飛車)


▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △5四歩 ▲7八銀 △5二飛

▲6七銀 △5五歩 ▲7七角 △6二玉 ▲8八飛 △7二玉

▲4八玉 △4二銀 ▲3八玉 △5三銀 ▲2八玉 △5四銀

▲3八銀 △4五銀 ▲5八金左 △5六歩 ▲同 歩 △同 銀

▲同 銀 △同 飛 ▲5七歩 △5一飛 ▲8六歩 △8二玉

▲8五歩 △7二銀 ▲8四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8三歩

▲8八飛 △3二金 ▲4六歩 △9四歩 ▲3六歩 △1四歩

▲4七金 △4四歩 ▲6五歩 △3三桂 ▲4四角 △4五歩

▲同 歩 △同 桂 ▲2二角成 △同 金 ▲4六銀 △7九角

▲7八飛 △5七角成 ▲同 銀 △同桂成 ▲同 金 △同飛成

▲3一角 △6七龍 ▲4八飛 △4七歩 ▲同 飛 △同 龍

▲同 銀 △8八飛 ▲3八銀 △8九飛成 ▲2二角成 △4八歩

▲3九金 △4六銀 ▲4一飛 △4九歩成 ▲同 金 △4七金

▲同 銀 △4九龍 ▲3八金 △3七桂 ▲3九金打 △2九桂成

▲同 金 △3七桂 ▲同 金 △2九龍 ▲同 玉 △3七銀成

▲2八角 △4八銀 ▲3七角 △3九金 ▲1八玉 △3七銀成

▲2八飛 △2九金打 ▲同 飛 △同 金


まで100手で菅原の勝ち

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