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将棋入門一歩前!  作者: 稲葉孝太郎
駒落ちで対局しよう!
34/60

二枚落ち(二歩突っ切り定跡:終盤)

 ふぃ〜、昨日の夜は、宿題に追われて大変だったよ。

 先生たちも、お互いに相談して、量を調整して欲しいよね、まったく。

 じゃ、今日も部室に行くよ。

歩美(あゆみ)ちゃん、いるぅ?」

 私が部室のドアを開けると……あ、みんないるね。

 歩美ちゃんは……あれ? 歩美ちゃんだけいないよ?

「おぅ、木原(きはら)

 (まどか)ちゃんは、あいかわらず男前だね。

 惚れ惚れするよ。

「歩美ちゃんは?」

 私が尋ねると、円ちゃんは少し気まずそうな顔をした。

「あぁ……職員室じゃねえか?」

「職員室? ……日直の仕事?」

「全然宿題をやってこないから、担任に呼び出されたらしいぞ」

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 聞かなかったことにしようかな。

 答え合わせ、答え合わせ。

 私は円ちゃんの前に座ると、昨日の宿題を再現した。


挿絵(By みてみん)


「ねえねえ、これは上手(うわて)が悪いの?」

 円ちゃんは10秒ほど盤面を睨んで、うーんと唸った。

「こいつは……見たことねえな。定跡は同銀じゃないのか?」

 あ、同銀のバージョンは知ってるんだ。

「歩美ちゃんが言うには、5四金は悪手らしいんだけど」

「んー、そうか……あいつが言うなら……ちょい待ってくれ」

 いいよん。

 私は、円ちゃんが考えるのを待った。

 円ちゃんは、目を瞑って、眉間に皺を寄せている。

 盤を見なくてもいいのかな? 頭の中に入ってるとか?

「そっか……なるほどな……そこで、こうか……」

 5分ほどして、円ちゃんはようやく顔を上げた。

「分かったぜ」

 さすがは円ちゃん、師範代に任命するよ。

「答えを言ってみろ」

 答えは……。

「4四歩、同歩、同銀、同銀、同角、同金、同飛だよ」


挿絵(By みてみん)


 これで潰れてるよね。

 4三歩と打たれても、7四金で逆襲できるから。

 私が「正解」を心待ちにしていると、円ちゃんはムッと唇を歪めた。

「残念……そいつは、途中から間違いだ」

 え? ……間違い?

「ど、どこが?」

「4四歩、同歩、同銀、同銀、同角で、4五歩」


挿絵(By みてみん)


「こいつで一回交換を止めるぜ」

 うそぉん……こんなので止まるはずが……。

 私は考え込む。

 同桂は4四金、同飛は同金。角を捨てて……も意味ないね。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

「ほんとだ……止まってるね……」

「だろ? 4五歩が、実質的に角飛車両取りだからな」

「じゃあ、これは下手(したて)負け?」

「そんなことはないぜ。4五歩に同飛と、強く取ればいいのさ。同金、同桂、4九飛、5九歩、4五飛成に、5五金とがっちり繋いで、4四龍、同金、4三歩なら、8二飛。4四龍に代えて3六龍なら、5四銀、7二玉と後退させてから5三角成」


挿絵(By みてみん)


「金銀馬の連係プレイを維持すれば、王様を追い込めるだろ」

 なるほどね、4九飛車で一瞬どっきりしちゃうけど、5五金が手堅いんだ。

 入玉にさえ気をつければ、あとは難しくないかな。

「じゃ、これが正解だね」

「そうだな。まあ、4四歩以外にも、7五歩があるかもな」


挿絵(By みてみん)


「こいつも、桂頭(けいとう)を狙って厳しいぜ」

 盤面に指された手を、私はじーっと見つめた。

 ……意味が分からないね。攻めが、明後日の方向なんだけど。

「4筋と関係なくない?」

「ああ、関係ないぜ」

「……解説よろ」

 私が降参すると、円ちゃんは丁寧に応じてくれた。

「7五歩と指されたら、次にどうする?」

「5五歩じゃない?」

 私は天王山に、歩を置く。

 

挿絵(By みてみん)


 だって上手は、角道を止めたいんだもんね。

 こうすれば、4筋からの攻めは途絶えるよ。

「そいつには、7六飛」


挿絵(By みてみん)


「放置なら、7四歩〜7三歩成で終わるぜ。上手は歩切れだ」

 こ、こんな手があるんだ……全然気付かなかったよ……。

 でもでも。

「6四金で止まってない?」

「9七角と足すぜ」


挿絵(By みてみん)


 角? ……そう言えば、9六歩のとき、9七角がどうとか言ってたね。

 でも、この角、何の役にも立ってないと思うんだけど。

「8五桂で、角を苛めるよ」

「とりあえず8六角だな」


挿絵(By みてみん)


「さあ、どうする?」

「んー、2三銀」

 次に3四歩として、銀を追い返そうね。どんどん圧迫。

 私が勇んでいる中、7四歩が突かれた。

 

挿絵(By みてみん)


「??? 同金」

「5三角成」


挿絵(By みてみん)


 ……あッ。

「同玉、7四飛で終わりだな」

「……だね」

 角銀交換で損してるけど、飛車成りを防げないよ。

「2三銀じゃなくて、5四銀とするよ」


挿絵(By みてみん)


 要するに、5三角成とされなければいいんだよね。

 先に銀を逃げておけば、空振り。

 私が安心したのも束の間、円ちゃんは4四歩と突いてきた。


挿絵(By みてみん)


「え? 飛車の援護なしで攻めるの?」

「こいつは味付けだな」

 味付け? 海苔?

「普通に取るよ。同歩」

「同銀」

「4三歩」

「そこで7四歩」


挿絵(By みてみん)


「同金だと?」

「5三銀成で死ぬぞ」


挿絵(By みてみん)


 ぎゃふんッ!

 そっか、4四銀は、角と連携させてるんだ。

 4四歩だと7三歩成だし、これは参ったよ。

 だけど、このままだと癪だから、ちょっと考えようかな。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 そうだッ!

「5四金、7五歩に、6四金と戻るよ」


挿絵(By みてみん)


 先回りすれば、安全だね。

「それだと、今度は4筋が薄くなっちまうぜ。……4四歩」


挿絵(By みてみん)


 ……だね。同歩、同銀、同銀、同角で終わり。

「ギブアップ」

 私はついに、音を上げた。

 円ちゃんは、鼻の下を擦りながら笑う。

「ま、そう気にすんな。7五歩が一発で見えたら、手合い違いだぜ」

 うぅん、円ちゃんの優しさが、心に沁みるよ。

 ところで……。

「歩美ちゃんの代わりに、二枚落ちを教えてくれない?」

「ああ、いいぜ。暇だったからな」

 やったね。じゃあ、早速。

 私は円ちゃんと盤を挟んで、昨日教えてもらった通りに指した。

 そして10分後。

 

挿絵(By みてみん)


「うーん……こりゃきついな……」

 円ちゃんは顎に手を当てて、うんうん唸っている。

 数江(かずえ)ちゃんの実力、思い知ったかッ!

 ……まあ、定跡通りに指してるだけなんだけどね。

 定跡の力は偉大。ここからが実力勝負だよ。

「とりあえず、王手を受けるわな」

 円ちゃんはそう言って、5二歩。

「2二龍ッ!」

 銀を回収できたね。これで駒損が、角損→角銀交換まで戻ったよ。

「こんなの、どうやって勝つんだ? ……5五角」


挿絵(By みてみん)


 うにゅ、この角は……9九と3七を狙ってるね。

 どうしよう……。

「木原の番だぞ?」

「ちょ、ちょっと考えさせて」

 私は腕組みをして、盤面を睨む。

 まだ駒損してるから、2一龍としたいんだよね。桂馬を取った段階では、角と銀桂の交換だから、ちょっとだけ回復。1一の香車も取って、ようやくイーブンかな。でも、そんなことしてる暇がないような……うーん……。

「ねえ、円ちゃん?」

「何だ?」

「これって、寄せの段階に入ってるんだよね?」

 円ちゃんは、盤をチラ見して、こくりと頷いた。

「だな、もう終盤だぜ」

 ……あ、そっか、終盤だね。

 ただ、終盤≒寄せって言ってたから、間違いではないかな。

「それがどうかしたのか?」

「終盤って言うのは、結局、何をすればいいの?」

 私の質問に、円ちゃんは目を丸くした。

 あぅん、そんな目をしないで……。

 私の願いが届いたのか、円ちゃんはひどく真剣な顔をし始める。

「難しい質問だな……」

 そ、それはそれで困るよ。

 簡潔に答えてくれないかな。

「『終盤は駒の損得より、寄せの速度』って言って、これ自体は正しいんだが、寄せに駒が必要なのも事実なんだよな。攻め駒が多ければ多いほど、寄せは簡単になる」

 うん、それは感覚的に分かるね。

 物量は重要。

「まあ、初心者のうちは、詰めろか詰めろの準備を考えるのがいいと思うけどな」

 うーん、詰めろか……詰めろ……詰めろ……。

 あ、みっけ。

「4三銀ッ!」


挿絵(By みてみん)


「っと、そいつが詰めろか」

 だよん。5二龍、7一玉、8二銀で、狭義の詰み。

 円ちゃんは、読んでなかったんだね。

 うっかりかな?

 私がほくそ笑んでいると、円ちゃんは5三金と下がった。

 

挿絵(By みてみん)


 ……あれ? 詰めろが(ほど)けちゃった?

 とりあえず、銀を逃げないといけないね。

「……4二銀成」

「3七角成だ」


挿絵(By みてみん)


 あうぅ……桂馬を取られちゃったよ……。

 駒の損得が、また広がっちゃったね……。

「さあ、どうする?」

「ちょ、ちょっと待って」

 こうなったら、本気で考えるよ。むぅ!

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 閃いたッ!

「7一銀ッ!」


挿絵(By みてみん)


 私が銀を打ち付けると、円ちゃんは「うッ」と呻いた。

「きつい手、知ってんな……」

 えっへんッ!

 同玉、5二成銀、同金、同龍。このとき、円ちゃんは銀と桂馬しか持ってないから、6二銀だけど、6一金、8一玉、6二龍で勝ちだね。最初の6二銀で6一銀は、8二金で詰み。8一銀は6一金で詰みだよ。どんなもんだいッ!

「6三玉だ」


挿絵(By みてみん)


 ……取らなかったね。取らない手は、読んでなかったかな……。

「ん? どうした?」

 ど、どうしよう……5二成銀とできないし……。

「に、2一龍」

「……4六桂とすっか」


挿絵(By みてみん)


 あ、馬の利きが止まったね。

 でも、5八の金が狙われてるから……。

 攻めるなら6一龍で、受けるなら5九金かな? 迷うよ。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 真ん中を取ろうか。

「6一龍」

「7四玉」

「5九金」


挿絵(By みてみん)


 私が金を引くと、円ちゃんは頭を掻きむしる。

「かぁ、冷静だな」

 私はいつも冷静だよ。参ったか。

「ちょいと考えさせてくれよ」

 円ちゃんは溜め息を吐くと、真剣に読み始めた。

 うーん、かっこいい。

「……こいつに賭けるか」


挿絵(By みてみん)


 賭けに出たね。

 ただ、何に賭けてるのか、よく分からないけど。

 っていうか、円ちゃん、王様のお尻ががら空き。

「7二龍ッ!」

「7三銀ッ!」

「6二銀不成ッ!」


挿絵(By みてみん)


 むふぅ! これは取れないよ。7四龍と王様を取られて反則だから。

 次に7三龍で狭義の詰みだし、勝ったかも。

「へへ、引っかかったな」

「……何か言った?」

「3六馬だッ!」


挿絵(By みてみん)


 ??? 王手だけど、気合いを入れてる意味が分からないよ。

 最後っ屁かな?

「諦めが悪いよ。5八歩ッ!」

「7二馬ッ!」


挿絵(By みてみん)


 ……あッ。

「円ちゃん、謀ったねッ!」

「悪いな、これが将棋だ」

 円ちゃんは「へっへっへ」と、意地悪い笑みを浮かべる。

「ブゥー」

「まあ、そう怒るなって……。どうする? まだ指すか?」

 あうぅ……飛車を取られたら、もう勝てないよ……。

「ギブアップ」

「ありがとうございました」

 しょぼん。

 気落ちする私の前で、円ちゃんは局面を戻す。

「ま、木原の課題は分かったな。『終盤は詰みがあるかどうかを、常にチェックする』だ。オレの王様、途中で詰んでたぞ?」

 え? 詰んでたの?

「どこで?」

「7三銀と打った場面」


挿絵(By みてみん)


「これ、8六桂で詰みだろ?」

 ……あ、ほんとだ。一手詰みだよ。

「何で気付かなかったんだろ……」

「常にアンテナ張っとかないと、意外と気付かねえもんだぜ。王様のケツをしばくのに目が行って、頭の方が疎かになってたパターンだな」

 ……だね。ずっと下から追いかけようとしてたよ。

 8六桂とか、全然考えなかったし。

「ま、このペースなら、初勝利は目前だろ。6一龍から冷静に5九金としたのもいいし、7一銀〜2一龍〜6一龍が見えたのも高評価だ。気をつけないといけないのは、『詰めろを掛けるときは、解除される手も一緒に読む』『簡単な広義の詰みを見逃さない』『角を渡したときは、王手飛車に気をつける』だな」

 うーん、そうだね。どれも、今回の対局で、ミスしちゃったところかな。4三銀の詰めろは、5二金で簡単に解けちゃったし、8六桂の詰みは見逃しちゃったし、王手飛車で龍を取られちゃったから。反省。

「もう一局指そッ! もう一局ッ!」

 私の挑戦に対して、円ちゃんは手で落ち着けと合図する。

 落ち着いてられないよッ!

 熱くなった私を宥めるように、円ちゃんは先を続けた。

「まあ待て、今日は、二枚落ちの有名な終盤術を伝授すっからよ」

 ぴくり。……それは興味があるよ。

「どんなの?」

「4二飛成、5二歩のあと、5三歩だ」


挿絵(By みてみん)


 ……意味不明だね。

「同金で?」

「4五桂」


挿絵(By みてみん)


 ……あ、痛い。

「5一銀は、5三桂成、7二玉、5一龍で仕舞いだな。桂馬の活用だぜ」

 3七の桂馬を攻めに使う順は、これが初めてかも。

 今までは、4五金を防止してるとか、そんな感じだったもんね。

「ま、5一銀以下は、『ここせ』だけどな」

「ここせ?」

「『ここを攻めて来い』の略で、どちらか一方に都合のいい手って意味だ。普通は、5一銀なんて打たねえよ。話を分かり易くするために、敢えて悪手を指してるだけだぞ」

 なるほどね、4五桂の厳しさを、5一銀で強調してるんだ。

 確かに、6三金寄とか、ベターな手はいくらでもありそう。

「じゃ、もう一局指すか」

 私たちが駒を並べ直したところで、いきなり扉が開いた。

 びっくりして振り返ると、そこには歩美ちゃんが立っていた。

「おう、どうだった?」

「何が?」

「何がって……呼び出されたんだろ?」

「だから?」

 円ちゃんは、絶句したように唇を結び、それからようやく言葉を継いだ。

「何か言われたんじゃないか?」

「『次に宿題を忘れたら、三者面談』だって」

「で? なんて答えたんだ?」

「『善処します』」

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

「お、おぅ」

「円ちゃん、このあと練習するから、準備しといてくれない」

「い、今は木原と……」

「じゃ、トイレ行ってくるから」

 そう言って歩美ちゃんは、ドア枠から消えた。

 円ちゃんは腕組みをして、椅子にもたれかかる。

 危ないよ、その格好。

「木原、オレはひとつ、大事なことを言い忘れてたぞ」

 ん? また終盤術の話かな?

「何?」

「それはなあ……」

 円ちゃんは両目を閉じて、もったいぶったように間を置いた。

 そして一言。

「趣味はほどほどに、だ」

 ……同意。

【今日の宿題】

前回の宿題図から、7五歩、5五歩、7六飛、6二銀、9七角、8五桂、8六角、2三銀、7四歩、3四歩と進んだと仮定する。


挿絵(By みてみん)


ここで下手は何を指せばよいか、検討しなさい。なお、答えがひとつとは限らない。



さて、ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。駒落ち編も終わり、次から平手編ハンデなしなわけですが、平手に必勝法はありません。定跡はもちろんありますが、どちらかが必ず良くなるものではありません。というわけで、次回からは、平手の勉強法を広く浅くやっていく方針です。具体的には、大まかな戦法の分類、定跡書の読み方、棋譜並べのやり方などを予定しています。それが終了したあとで、今度は「観戦編」に移ります。最近では、電王戦の影響もあり、観る専(観る将)の人口が増えているようで、実は私も昔から、ほぼ観る専です。しかし、観る専=観るだけで将棋は深く知らなくてもいい、というわけではないと思っています。スポーツなどと一緒で、ルール、戦術、選手、歴史などを細かく覚えた方が、より深く楽しめるのではないでしょうか。


さて、駒落ち編に話を戻しますが、駒落ち編では「一手一手の意味を正確に理解する」ことを心がけました。筆者自身、書きながら勉強になったことも多いです。例えば、二歩突っ切り定跡の「5五歩、同歩、5四歩、同銀」の手順で、「なぜ同金ではダメなのか?」という理由を考えるのに、30分以上掛かりました。そもそも、「同金、4四歩、同歩、同銀、同銀、同角には4五歩」を思いついたのが、かなり後半で、一度リライトしています。特に7五歩以下の変化は、ネット上ではあまり言及されていないと思います。間違っていたら、すみません。少なくとも、執筆段階の検索では、ヒットしませんでした。同様に、「3六歩、3二金、3五歩に、なぜ2二銀ではなく5二玉なのか? 3四歩で潰れていないか?」というあたりも、30分近く考えています。二歩突っ切り定跡は深いな、と、再認識させられた回です。


では、引き続き、将棋をお楽しみください^^

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