表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の一族  作者: 佐藤啓作
9/9

日曜日(3)

 ギリギリセーフ。

 危なかった、今度こそやられるかと思った。

 食料は奪えなかったが、命があっただけよしとしよう。

 愛するベティーの元へ帰ろうとする俺に、突然液体が吹き付けられた。

「しまった!」

 そう思ったときはもう遅かった。

 俺の体から力が抜けていく。

 俺達が最も恐れる、巨人共の最終兵器。

 この液体をかけられたら、骨、筋肉、皮膚が簡単に溶けてしまう。

 激痛の痛みの中、巨人共の歓喜の声が聞こえた。

 だが、やつらは知るまい。

 俺達の仲間が、まだ百匹以上いることを……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ