表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/21

7幼馴染の勘

俺は病院の手厚い治療もあってか傷はまだ痛むが1週間ほどで退院できた。

一度家に戻ることもできたが、

病院から学校にはそのまま登校することにした。その際にはマナが介護役で一緒に登校した。正直に足は軽い怪我であったためわざわざ介護されるまでもなかったが

「怪我人は大人しくしていてぐださい」と強く言われたので渋々一緒に登校した。理央とはよく一緒に登校しているからなんともないと思っていたが、マナと一緒だと最近きた転校生ということもあってか視線が集まるし、(他の意味でも彼女に視線は集まるが)こっちまで見られて少しばかり恥ずかしい気持ちになった。

そんな苦労を乗り越えてやっとのことでクラスまでたどり着いた。

登校早々に声をかけてきたのは大輝だった。「みっちー、一週間ぶりの登校はどう?有栖川さんともだいぶ、てかかなり仲良くなれたそうだね。」

「ああ、今回はガチ目にやばかったぞ、まぁでも無事で何よりだよ」

「みっちー、それには気をつけろよ。命ってものは一つしかないからな」

「わかったよ」大輝はいつもでは言わないガチトーンであったため、本気で心配してくれていることがわかった。

「それとみんなにはこの一週間、夢の国で遊びまわっているといっておいたから、みんなガチギレだよ、よろしくね!」

うーん、少しでもいいやつとも思った俺が間違っていたらしい。しっかりと爆弾を落としていく大輝を憎く感じだ。

「あー、みっちゃんいた。旅行行くなら私も行きたかったのに置いていくなんてケチィ〜」

俺がいることに気づいたのか理央もやってきた。

「ねね、マナちゃんもそう思うよね?」

理央に連れてこられたのかマナもやってきた。

「えぇ?そうですね…」

「でしょ〜そんなみっちゃんには理央のタックル〜!えーいい」

タックルというよりかは優しく抱きしめられた感じだったが理央の何かが当たって必死に平然を装う方が大変だった。

「え。あ、まあ今日は、これぐらいです許してあげようかな。」理央は急に心変わりしたのか程々のところでやめた。

こちら的に耐えるのも時間の問題だったからありがたかった。

「そんなことよりみっちゃん、休んでいた間に色々あったんだよね。

ほら去年今ぐらいのときにあったじゃん、体育祭。それの種目決めをしたんだよ。ちなみに私はリレーと借り物競争」

「私は玉入れと借り物競争」

「俺は綱引きとリレーだぞ」どうマナと大輝も言った。

そもそもこの学校はGIAの本部みたいになってはいるが、世間としては進学校として名が通っており、高いセキリュティやGIAの名を知っている一部の高官の親が子を入学させているので結構良い方の学校見たいに表向きはなっている。そのため普通に学校行事はするし、GIAと縁のない生徒のためにもしっかりと授業何ある。

「それで、俺は何のか種目になったんだ?」

「みっちーも借り物とリレーだよ。無難なやつをチョイスしといた。」

「センキュー大輝、」

「でも俺が実行委員だから、ただの体育祭にはさせないから楽しみしとけよ」と意味深なことを言い始めた。やっぱり大輝には感謝するのは早かったようだ。


マナがこっちを見てきてみんなにバレないように瞼を開け閉めしてモールス信号で

「私たちは体育祭出られるの?」

と聞いてきたので

「もちろん。しばらく仕事はないから大丈夫」

とだけ伝えておいた。

そしたらモールス信号で伝えなくてもわかるぐらい喜んでいた。

マナはあまりこういう行事をしたことがないようだから楽しみらしい。

そんなこと思っていると担任のこれもまた久しぶりの鴨沢さんがやってきて

「お前たち、体育祭もいいがその前にもテスト何あることヲ忘れるなよ。悪かったら補修で体育祭も楽しめないからな」

鴨沢さんはめちゃくちゃ嫌なことを言って脅してきた。

「特に有栖川はだ!」

マナの成績はあまり良くない。俺とか理央とは無縁なことだが、前回の補修ギリギリを彷徨っていた。

「よーし、マナちゃん、補修回避のために勉強しよう。みっちゃんも教えるの手伝って?」

「あ、ごめん無理」

「薄情なやつ〜、自分は勉強できるからって」

そんなこと言われても無理なもんは無理だ。

「理央だってそこそこ勉強できるじゃん。女子グループで教え合いでもしなよ」

「まぁ、それも楽しいし、いいか‼︎」ー「うん」

おいおい、大丈夫か?楽しんでばっかじゃ勉強がはかどらないような、


予鈴のチャイムがなってみんなが戻り始めたなか、隣の席の理央は俺にだけ耳打ちしてきた。

「ねえ、」

「うん?どうした?」

「みっちゃんがなんで隠しているのか知らないけど身体怪我してるでしょ」

さっきの抱きしめられたときだろうか、

どうやらバレていたらしい。流石の幼馴染といったとこらか。

「何があったまでかは聞かないけど、私独り身だけは嫌だから、、それだけ。」

いつもとは別の真剣な表情だった。

何か意味深に聞こえたが俺はこのとき俺まだこの言葉の本当の意味について気づけてなかった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あーも、なんでだろう。

全然授業に集中できない。

今は数Ⅱの授業だけど複素数ってなに?

これは私がほとんど小卒なのが悪いが、今まで勉強してこなかったし、この学園の偏差値高すぎでしょ。71?今の私じゃ平均以下しかないのに。

マナは新しい環境で不慣れな勉強に苦戦していた。

少し離れた斜め前の席で道久は授業を黙々と受けていた。なんか授業中も道久の顔が無性に見たくなった。道久ってよく勉強できるよね、戦闘なら得意なんだけど、それ以外は勝てないな。あーもう、体育とかじゃないといいところ見せれないじゃん…

(でも今日はあるからまだいいんだけど。)

道久って誰にでもあんなことできるのかな。

私は偶然出会って助けられたけど、あんなこと2回もされたら、そりゃ好きになるわよ。

あーもう、

でも多分私に意識してるわけないし、一方的に思ってるだけだし、今は脈なしか。

ふと隣の席の理央と話しているのが見えた。勉強について教えてもらっているらしい。なんかちょっと羨ましかった。私も勉強頑張れば対等に授業中でも話せるよね。勉強、頑張ばろうかな。私はノートを開いて黒板に出ている問題を解き始めた。


その後、すぐに眠くなってウトウトしていたら、数学の先生に怒られたのは、気にしないでおこう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ