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淡き幻想の彼方へ ノト編ログ  作者: リィズ・ブランディシュカ
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第5話 足音



 ノトが研究所の中を歩いていく度に、背後から足音が聞こえきていた。

 すぐに振り返るのだが、そこには誰もいなかった。


 ルルは背後を歩いていない。

 ノトのすぐ横を歩いている。

 それなのに、だ。


 疲れたノト達は、空き部屋に入って休憩する事にした。


 しかし、誰もいないにも関わらずノトは視線を感じていた。

 そして、どこからか子供の声も聞こえてくる。


 耐えずプレッシャーを感じていたノトは、ルルを信用できなくなった。

 そのため、それからは一人で行動する事にした。


 それから襲い来る化け物と戦いながら、研究所内を探索していく。


 そして、進み続けたノトは、研究所の奥にある本を見つけた。



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