第二章の登場人物紹介
おさらいも兼ねた登場人物紹介なので、読まなくても支障はありません^^
宮前琴
ひたむきで努力家。ふわふわした栗毛の髪と大きなたれ目が特徴で、後頭部が絶壁なことがコンプレックスだった高校二年生。第一章の事件を機に、晴れてレイと両想いになり付き合う。人一倍自立心が強く、立派な大人になることを夢見ていたが……? 意外と大胆で頑固な一面もある。目下の悩みは進路とレイ。
神立レイ
警視庁刑事部捜査一課所属の二十六歳。ノンキャリアとしては最短で警部補にまで成り上がり、検挙率ナンバーワンを誇る敏腕刑事。金髪碧眼のハーフで、世の女性を虜にする美貌の持ち主。文武両道で空手の心得がある。幼なじみの琴を誰より大切に思っており、目の前で敬愛する先輩刑事を亡くした過去を持つ。
伽島朔夜
伽島病院の御曹司である二十八歳。ワイルドで危険な色気が魅力の養護教諭であり、女生徒からの人気が高い。レイとは高校時代からの悪友だが、邪険にされることが多い。落ち着いた大人で、琴の良き理解者でもある。琴とレイの相談相手になりつつある。
麦端紗奈
琴の親友。ボーイッシュでけんかっ早い一面もある。
加賀谷隼
琴のことが好きだったが、振られてからはレイとの仲を応援している。
※二章からの登場人物
桐沢結乃
警視庁刑事部部長である桐沢警視長の令嬢。深窓の姫君を彷彿とさせるような美貌の持ち主だが、わがままで高慢な一面を持つ。殺人犯に顔を見られた可能性があるためレイの警護対象となる。レイのことが好き。
折川蓮二
捜査一課であるレイと合同捜査をすることになった公安所属の捜査官。三十代前半。整った容姿をしているが神経質であまり協力的ではない。常に部下を従えている。結乃からは狐呼ばわりされている。
佐古悠太
警視庁刑事部捜査一課所属の新人刑事。レイとは班が違うが、人手不足により現場デビューを果たす。若者らしいチャラチャラした風貌で、人懐っこくゴールデンレトリバーのような印象。
桐沢善晴
警視庁刑事部部長。階級は警視長。結乃の父親であり、レイの上司でもある。その場にいる者を射すくめるような覇気の持ち主。




