地下の町と不思議な冒険
この村、名も無き村。
村の人口・・・3人。
とても、村とは言えない小さな村
でも、人口の割には広大な土地があり、なんと、100平方キロメートルだ。
その中の、まあ、50平方メートルぐらいに、3人は住んでいる。
平和すぎる。
なぜ、土地が広い割には、人が少ないのか。
簡単なことだ、周りが海で囲まれているからだ。
そして、その海には、獰猛な海獣が住んでいる。
なので、人が近づけない。
そしてもう一つ、人が住んでるとは思われていないからだ。
未開の地で、「無人島」と、周りからは思われているのだ。
「なんでこんなに、この島は広いんじゃろうなぁ・・・」
村の長老のエルダーが言う。
「その話何回目だよ・・・あきるぜ。」
村の子供のカイルが面倒臭そうに言う。
「お兄ちゃん失礼だよっ!これでも町の長老なんだから」
子供の妹、ノアが注意する。
「これでも、ってなんじゃ・・・わしはまだまだ現役じゃ・・・!」
「それより面白い場所見つけたんだけど、ノア、一緒に行かないか?」
「全く、子供じゃないんだから・・・行く」
「行くのかよ!ていうか、長老の話を最後まで聞いてくれー!」
「アハハ、エルダー面白い!まだまだ元気だねっ!」
「朝っぱらから騒がしいなー、早く行こうぜ」
「気をつけるんじゃぞ!」
2人の兄妹の不思議な冒険の始まり始まり・・・。
2人は、だだっ広い草原に来た。
「ここなんだけどさ」
「なんもないじゃん、お兄ちゃん、ボケた?」
「うるさいよ・・・エルダーと一緒にしないで欲しいね・・・」
「で、なんでここが面白い場所だと思ったの?」
ノアがあくびをかきながら聞く
「なんか、ここに来るとなんか感じないか?」
「なにも?お兄ちゃんは感じるの?」
「なにかが感じるんだ・・・地面かっ!?」
そういい、地面を指差す。
「よしっ!掘るかっ!」
「お、こんなところにスコップが2つも・・・ノア?」
「え!?私も掘らないといけないの!?ていうか、掘る気で来たんでしょ・・・」
「そんなこと・・・無いぞ!・・・多分。」
「嘘だっ!お兄ちゃん嘘つくの下手ー」
「そうか、じゃあ掘ろう!」
そう言ってスコップを差し出す。
「しょうがないなー、これで何も無かったら・・・埋めるよ?」
「おー、それは怖いねー、さっさと掘ろうぜ」
「むぅ・・・」
ノアは拗ねた仕草を見せて、スコップで掘り始めた。
掘って
掘って
弱音を吐いての繰り返し。
もう何時間掘っただろうか、体中汚れ放題だ。
「もう帰ろうよー」
と、ノアが言い出したとき
「あった・・・!」
カイルが呟いた。
そこにあったのは・・・
小さな町だった。
「なに・・・ここ」
ノアは聞いた。
「分からない、でも行ってみよう!」
そういうと、カイルは飛び降りた。
「ちょ・・・待ってよ!」
そういうと、ノアも飛び降りた。
この町には、小人が住んでいた
町の前には門があり、その前に小人の兵隊が2人いた。
その小人に、ようやく追いついたノアと、カイルは尋ねた
「おい、そこを通してもらえないか」
「誰だお前?まあいいぞ、通してやろう。でも、なんでこんなとこに来たんだ?」
「あ、あのっ!道に迷ってしまいまして・・・よろしければ案内してくれませんか?」
「んー?いいぞー、俺も暇だしなー、かれこれ20年は座って門番をしてるよな」
門番は、もう一人の若い門番に話しかけた。
「いや、もっと経ってんじゃないスか?」
「まあいいや、早く行くぞー」
「おうっ!」
「は・・・はい!」
「元気だな、子供は」
門番は笑いながら進んでいった。
特になにもないような道をどんどん進んでいく
「そういや、どこ行くか聞いてなかったが、どこ行くんだ?」
門番は聞く
「あ、どこでもいいので、ここの中心的なところに行きたいです」
ノアは答える
「じゃあ・・・城下町か?」
「なんでだ?」
カイルは聞く
「RPG的にはいいんじゃないか?」
門番は笑いながら言う
「いや、魔王とか倒さないし・・・」
「冗談だよ。でも、魔王はいるらしいぞ?」
「いや、結構ですっ。」
カイルは即答した。
「つまんないなー」
門番はまだ笑っている、ツボにはまったのだろうか。
「あ!あれはなに?」
ノアの指差すところには、道に挟まれて、左側にきのこが生えていて、
右側にたけのこが生えていた
いや、きのこの方は低い山になっている
「ああ、あれはな、き○この山とたけ○この里・・・」
「はいストーップ!」
ノアはあわてて制止する
「なぜに?」
カイルは聞く。
「なんか、色々ヤバかったので。」
「俺は、き○この山派だから、今回はき○この山の方に行ってみよう!」
「おっ、兄ちゃん分かってるねー!やっぱきのこだよな!」
門番が上機嫌に言う
「おう!よく分かってるじゃねーか!見直したぜ!」
カイルも上機嫌だ。
「よしっ、決まったな!き○この山に行こう!」
そうと決まれば、カイルはずんずん進んでいく
「あっ、ちょっと待って!私はたけのこ派だよー!」
ノアの叫びは聞こえなかったようで、カイルはどんどん進んでいく。
「一人は怖いし・・・きのこの方しか・・・ないよね?」
ノアも遅れて走っていった
「よしっ着いたー!うひょー!きのこだらけ!」
カイルは喜んで言った。
「まあ、き○この山だからな」
門番は当たり前のように言った
「ちょっと補足しておくが、きのこには種類があってな」
「赤いきのこはツンデレのきのこ」
「青いきのこはアホのきのこ」
「黄色いきのこはモノマネのきのこ」
「虹色のきのこは・・・松茸だ。」
門番は説明する。
「さりげなく高級食材の名前が出たな・・・」
「あ、あと、効果は10分だけだぞ」
門番はさらに補足する
「よしっ、早速食ってみるか」
そういうと、カイルは青いきのこを手に取った
「いただきます。」
・・・そして、なんの躊躇いも無く・・・食べた。
「おっ、意外に上手いんだな」
そう、カイルがいったそのとき!
・・・カイルはアホになった。
「お?ここはどこだ?おおーきのこだらけだー、そういや俺はき○この山派・・・」
「お・・・お兄ちゃんがアホになった!ていうか、そのくだりもうやったから!」
ノアが突っ込みをいれる
「きのこ?なにそれ美味しいの?」
「そうだよっ!美味しいやつだよっ!面倒臭っ!」
「やっぱ美味しいやつだよね。・・・よね?」
「あああああ!それはダメなやつだよ!なんでだろう、なんかダメだよ!」
ノアが慌てだした。面白い。
「あと何文字書かなきゃいけないのー?早く終わらせてゲームやりたいよー」
「それは作者の声だよっ!作者の声を読んではいけませんっ!」
ノアの突っ込みはとまらない
「海賊王に、おれはなる!」
「いきなりどうしたっ!お兄ちゃん!ここは山だよっ!」
「・・・はっ!なんだ?俺はアホになってたのか・・・」
「あ、お兄ちゃんが直ったー!」
ノアが安心する
「ナイス突っ込みだったぞ!」
門番も誇らしげに言う
「次はお前の番だーーーー!」
と、言うと、赤いきのこをノアの口の中に投げ入れた
・・・ら、入らなかった。
「昔なら入ったのに・・・」
門番が拗ねた。
「じゃあ、食べてみようかな。いたただきまーす」
ノアも食べてみた。
「あ、美味しいね」
そう、ノアが言ったそのとき!
・・・ノアはツンデレになった。
「べ、別にカイルのことなんか嫌いなんだからね!」
ぐはっ!カイルの心のダメージ音が聞こえた。
「えーと、門番?俺は・・・普通に罵倒されたんだが・・・ツンデレってなんだ?」
「あれだ、あれ、いつも暴言ばっか言ってる人が、ときどきデレる人のことだ」
門番は辞書を見ながら言った。
「辞書に載っているんだね!ちょっとびっくりしたね!」
「あ!ノアは?」
ノアの髪型が、なぜかツインテに変わっていた
「べつに、お兄ちゃんのことなんて、好き・・・じゃないんだから・・・ね!」
「あ・・・うん。」
ジルは引き気味に言った
「ちょっとは察しなさいよ!」
「なんか、ノアがキレたぞ!ええ!?」
カイルはびっくりした
「ああ、あれだ、ノアはカイルのことが好きって設定なんだろうな」
門番は『設定』を強調して言った。
「設定・・・か・・・だよね。ノアは俺のこと本当は嫌いなんだよね・・・」
「そ・・・そんなこと無いに決まってるじゃない!ばっかじゃないの!」
ツンデレノアがややこしくした。
門番は、なんか楽しんでいた。
「この2人、本当に面白いな!いじりがいがある!」
門番大満足。
ツンデレの効果が切れた。
「あ・・・直った。」
「ノアーーーーー!」
なんか、カイルは叫んだ。
「え、なに?お兄ちゃん?」
「ノアは、お兄ちゃんのこと、好きか?」
「え・・・何言ってんの?兄妹でしょ?」
カイルのライフポイントが0になりました
「だよね・・・そうだよね・・・どうせ兄妹だよね・・・」
「うそだよっ!本当は、お兄ちゃんのこと、好きじゃないけど・・・」
「大好きだよっ!」
「ノア・・・」
カイルのライフポイントが全回復しました。
「良かったな!二人ともっ!」
門番がニヤニヤしながら言う。
「ところで・・・松茸を食ってみたいんだが・・・」
「ああ、虹色のきのこか?それならほら・・・お前の頭の上に・・・」
見事に松茸は、カイルの頭の上に乗っていた
「あ、ホントだ」
「えええええ!何で!?」
ノアが驚く
「最強のアホと、最強の突っ込みがいると、松茸は咲くんだ・・・!」
門番は言う
「今、売れている芸人も、ここ、き○この山に行ったら、松茸が咲いたんだ・・・!」
「ふーんそうなんだー、早速、食ってみようぜ!」
カイルは興味なさそうにスルーした
「私の力説、スルーでございますか。」
門番が拗ねた。
「じゃあ、私が料理するねっ!」
そして、松茸焼き(笑)が完成した
「えと、その、松茸を・・・焼いただけです。」
ノアが申し訳なさそうに言った
「オウ!シンプルイズベスト!」
カイルはなんか叫んだ
「では、いただきます」
そしてまた、躊躇いも無く、食べた。
「お、おおおおお、おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「どうしたのっ!お兄ちゃん!」
ジルの髪の毛が金色になった
「まさか、それは・・・伝説のスー○ーサ○ヤ人ではないかっ!」
門番は興奮して言う
「やめい!門番やめい!」
ノアは門番の言葉を食い止める
「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「・・・美味い!」
「そうですか。」
ノアはがっかりした様だった
「42個の『お』を使って、結局美味いですか。」
「美味いぞ!ノア!」
「頭にラーメン乗ってますよ。」
「あ・・・ホントだ・・・って!この髪はラーメンじゃないわっ!金髪だわっ!え、金髪?」
カイルは驚いて金髪を確認した
「あ・・・金髪だ。」
「でしょ?」
「力もみなぎってきたぞ。」
「でしょ?」
「オラにきのこを分けてくれ」
「やめい」
「そろそろ帰るぞ」
門番が遮って言った。
「そうだな」
カイルが答えた
「そうでございますね」
ノアも、なぜか丁寧な言葉で言った
「ノア、冷めてるね。」
「誰のせいでしょうねぇ?」
「行くぞっ」
「あ、待ってよー、キャラ作ってたのバレてたー」
そうして、愉快な3人は山を下山した。
「お、城下町が見えてきたぞ」
門番はグッタリしながら歩いている二人に言った
「んー?すごっ!城だ!テンション上がるわー!」
カイルの調子が戻ってきた
「こりゃあ高いね・・・って頂上見えないじゃん!?」
ノアが城に向かって突っ込みを入れる
「ああ、あの城の高さはな・・・なんと1902メートルだ!」
門番が堂々という
「せ・・・1902メートル!?ええ!?すげぇ!」
カイルが興奮する
「城の王が負けず嫌いでな、スカイツリーってあるだろ?あれって何メートルだ?」
「はい!」
ノアが元気よく手を上げる
「私の住んでいるところは、島です!」
「よくできましたー!正解は634メートルですね!」
「そんなこと知ってるよー、テレビで見たもん!」
ノアが見栄を張る
「それでな、王は高いもんが好きで、スカイツリーの3倍の高さにしようとするわけだ」
「なるほど・・・な。俺は分かったぜ!634×3は1902だな!」
カイルは堂々という
「でしょうね。」
ノアは分かっていたようだ。
「いつしかエベレスト超えちまうんじゃないのか?」
門番は笑いながら言った。
「ところでお兄ちゃん。」
「なんだ?」
「お兄ちゃんの髪のラーメン色したヤツは、直らないの?」
「ラーメン色じゃないよ!?金髪だよ!?」
「どうすんの?そのままでいいの?」
「いや、金髪でもいいなって思ってきて・・・」
「一生チャラいキャラで生きていくんだね。チャラ男キャラじゃ、芸能界は生きていけないよ?」
「それでいいんだ・・・一発屋で儲けて、そのときのギャラで一生過ごすんだ。」
「ギャラとか、キャラとか、ややこしいね」
ノアが笑う。
「そうだな」
カイルも笑った。
城下町はもう近い。
「よっしゃあ着いたぞ!これが城下町だ!」
「おお、これが城下町か・・・」
「広いね!いっぱい人がいるね!」
城下町は、城を中心に様々な店があり、活気に満ち溢れていた。
「よしっ!お前ら!、ジンオウ○討伐のために、まずは武器だ!」
「ちょっと待てーい門番!」
カイルが止めた
「ん?なんだ?なにがおかしい?」
「魔王じゃないの!?」
「ああ、あれは嘘だ。」
「魔王は嘘で、ジンオウ○は本気なの!?」
「ああ、本気だ。」
「戦わないよ!?」
「なんで」
「一人で狩れよ!ソロ狩りでいいだろ!?」
「でも俺、チートだから・・・」
「じゃあ一人で行けよ!門番がチートって聞いたことないよ!」
カイルが突っ込んでいると、ノアがいないことに気付いた
「あれ、ノアは?」
「あそこだ」
門番が答える
「武器屋にいるな・・・あ、戻ってきた・・・」
なぜかノアは、大荷物だった。
「まさか・・・」
「お兄ちゃん!アカムト○ムの全装備と、アルバト○オンの大剣買ってきたよ!」
「やる気満々だね!でも、なんでそんな金が・・・」
「門番さんにもらったよ」
カイルは門番を見る
「門番の所持金はいくら?」
「999999999999」
「そうですか。」
「よしっ!では行きましょうか!狩り!」
「お前ら二人で行ってこいよおおお!」
「え?お兄ちゃんは行かないの?」
「ここでじっとしてます。」
「あ、そう?じゃあ、二人で行ってきます!」
「いってらっしゃい・・・」
カイルは涙目で見送った。
そのときの二人の背中は、自信に満ち溢れていた・・・
―制限時間は50分です。―
とうとう、カイルは一人になった。
「俺もとうとう独り身か・・・」
「イチャついてるリア充よりましか・・・」
「さーて、城下町を物色してみましょうかね」
カイルは一人で歩いていった。
「お、闘技場があるな」
まるでコロッセオのような闘技場だった。
「この闘技場なんて名前だろう、聞いてみるか」
カイルは適当な人に話しかけてみた
「おーい、おっさん、この闘技場の名前知ってるか?」
「ああ、ここはね、天下○武闘会、っていってね・・・」
「あ、いいです、大体分かりました、ありがとうございました。」
「兄ちゃん礼儀正しいねー、アメちゃんあげる!」
「子ども扱いするなー」
・・・と、いいつつカイルはアメを受け取った。
アメをなめながらカイルは呟いた
「この町はいいとこだな・・・」
カイルの心が温かくなった。
とりあえずカイルは、「天下○武闘会」に行ってみることにした。
一方、ノアと門番は・・・
「ジンオウガ見つかんないなー、門番さんは分かんないんですか?」
ノアは空を飛んでいる門番に聞く。
「どこ行ったのかな?暇だな。他のモンスター呼ぶか」
「え、そんなことできるんですか!」
「ああ、こう、簡単に・・・召喚!」
門番が叫ぶと、雄叫びがどこかからか聞こえた。
「なに呼び出したんですか?」
「み・・・見てのお楽しみだよっ!」
明らかに門番は挙動不審だった。
―死亡フラグが立ちました。―
カイルは天下一武闘会に来てみてびっくりした
「ええ!?これが天下○武闘会!?ショボッ!」
天下一武闘会の会場には、フィールドで・・・ジャンケンが繰り広げられていた!
ただひたすらジャンケンをして、歓声が上がる
「優勝賞品すごいな!3億円が絶対に当たる宝くじと・・・JKM48(城下町48)のセンターだと!?」
そうカイルが驚いてる間、ジャンケンはどんどん進んでいく
・・・ついに決勝戦!
「名前は、マイケルとリンダだな・・・え!?マイケルは男だぞ!?」
実況「さあ、マイケルさん、意気込みをどうぞ!」
マイケル「俺・・・いや、私は!このジャンケンで負けたら、JKM48を卒業します!」
「ええ!?マイケル入ってたのかよ!?ていうか死亡フラグ!」
実況「続いては、リンダさん、意気込みをどうぞ!」
リンダ「私ぃ、スタイルはメチャクチャいいんですがぁ、やる気がないんですぅ、だからぁ、3億円取ってぇ、JKM48なんてやめちゃってぇ、3億円でウハウハな人生をワイハーで過ごしまーすぅ!」
「うわっ!リンダ腹立つ!男のマイケルの方が気合入ってるじゃん!」
実況「それでは、ジャンケンをします!ジャーンケーン・・・」
???「ちょっと待ったーーーー!」
???「その競技、中止だぁーーー!」
実況「あ、あなたは・・・サルバエトロスさん!」
「とんでもない名前来たな!」
実況「JKM48の創設者ではないですか!」
「ええ!?創設者!?」
サルバエトロス「俺の許可もなしに、こんなことやっていいと思ってんのか!」
サルバエトロス「だから、罰を与える!」
サルバエトロス「リンダ!お前は坊主だ!」
サルバエトロス「マイケル!お前誰だ!JKM48じゃないだろう!そもそも男だろ!お前!」
サルバエトロス「以上!」
「あいつ・・・颯爽と言って、颯爽と帰りやがったな・・・」
「結構面白かったな、そろそろ帰るかな。」
カイルは、もときた場所に、帰っていった。
一方、狩りをしていたノアと門番は・・・
「えええええ!?なんで暴走したエヴ○初号機なんて召喚したんですか!?」
「ほら・・・アレだ、スリルが・・・欲しいだろ?(キリッ」
「いいです、あなたはジンオウガを討伐して下さい!私一人でいけますから!」
「分かった!・・・何番?」
「5番!!」
「はぃ・・・」
門番は5番に向かって走っていった。
「さて、初号機ですか・・・手強いですね・・・」
「しょうがないですが、門番にバレないように、チートを使いますか・・・」
そういうと、ノアの装備の背中が変形して、ミサイルが出てきた。
「いっけー!パトリオットミサイル!」
そういうと、ミサイルは顔めがけて、一直線に飛んでいった。
だが、初号機も負けじと、ATフィー○ドを全開にしてきた!
「負けません!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
ミサイルは、初号機のATフィールドを粉々にして、初号機を吹っ飛ばした!
「初号機の暴走は止まったようですね・・・疲れましたー」
ノアの後部ミサイルが格納された。
そのとき、
―クエストが完了しました―
「よっしゃあああああああああああああああ!!!」
同時に、ノアは雄叫びを上げた
「あ、パイロットがいるんじゃないかな!?」
と、ノアは駆け寄った。
そのとき、初号機のなかから、誰かが一人出てきた。
「だ、大丈夫ですか!?」
「ハッハッハ、大丈夫だ」
「名前は何ですか?」
「サルバエトロス、だ。」
ようやく、2人は戻ってきた。
「お、やっと帰ってきたな。」
「お兄ちゃんただいまー!」
「おつかれっ!結構時間かかったんだね」
「ああ、ちょっとあって、門番が○ヴァ初号機召喚しちゃってね・・・」
「まじか」
「まじだよ」
「その、門番はどうしたんだ・・・あ、来た。」
「うぃーっす、ジンオウガ・・・弱かったな・・・。(キリッ」
「門番さん、2落ち(2回死ぬこと)したでしょ。」
「そ・・・そんなこと・・・ないぞ?」
「まあいいや、あ!そろそろ帰らなくちゃ!門番さん、帰り方分かる?」
「ああ、簡単に戻れるぞ、ワープさせるぞ」
門番の超能力疑惑発覚!
「じゃあ、やってくれ、今すぐ。」
「分かった、1・・・2・・・3・・・!!!」
「じゃあね、門番さん・・・」
2人は城下町から消えた。
気がつくと、2人は草原にいた。
穴は埋まっていて、もう夜だった。
満面に星が輝いていて、城下町の人の笑顔を思い出させるようだった・・・。
「門番さん、みーつけた。」
はい、作者の月読 鬼灯ですー
この名前で、謎の「ツクヨミ ホオヅキ」と読ませてしまいますw
このサイトでは、初めての小説ですねw
他のサイトで書いてた小説はサスペンス系だったので、
今回は面白くしようと突っ走ったら、止まらなくなりましたww
あと、一応中2ですw
中2の分けわかんない小説ですが、よろしくお願いします!