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血花舞う、二つの封刀

「我々は一旦、佐藤へ戻る」


「うん。それまでに、私は軽量型の刀をいくつか試作してみるよ」

「頼んだぜ、瑪瑙羽(めのう)


 作刀の道筋を立てた翌日。

 紫雫久(しずく)花衣霞(かいか)は、その核となる呪刀――血禍封刀(けっかふうとう)を持ち出すため、佐藤家へ戻ることを決めた。


 吸血の柄を持つ血禍封刀。

 そこに、軽く、しなやかな刀身を掛け合わせる。

 生まれるのは、呪いを断つ刃。


 ――井上の血で刀を研ぐような、異形の発想だった。



 揺れ動く木々。

 しかし、御白山(みしろざん)の方角からは不気味なほどに音がしない。



「なんだか……嫌な予感がするな」

「……急ごう」


 吹き抜ける風は冷たく、

 揺れる髪は、弄ばれるように舞っていた。





 《第十二章:血花舞う、二つの封刀》




 微かな地響きを感じて駆け出した先は、逃げ惑う人々の悲鳴と土煙に包まれていた。

 常に静謐な空気が流れる御白山の麓が、今は見る影もなく混迷を極めている。


「何があった!?」


 咄嗟に走る民を捕まえて問いただすが、顔面を青白くさせるばかりで要領を得ない。

 紫雫久が落ち着かせようと手の力を緩めた、その瞬間――


 ――ドォン


 重く、視界が揺れるほどの衝撃が周囲を包んだ。

 遅れて、山頂付近から黒煙が立ち上る。


「花衣霞……」

白鑑社(はっかんしゃ)だ」


 言うや否や、二人は山頂へと駆け出した。

 雨避けに被っていた笠が、今はただ鬱陶しい。



 社へ近づくにつれ、煙が視界を塞ぐ。

 口元を覆いながら進んだその先から、人影が飛び出してきた。


 花衣霞が咄嗟に受け止める。

 それは、佐藤家に仕える使用人だった。


「――花衣霞様! お、お逃げください! ここは危険です!」

「分かっている。何が起きた」


 花衣霞は低く、静かに問う。

 使用人の腕は震え、切り傷から血が滲んでいた。


「地下牢です。地下牢が破られました……」

「囚人の数は、そう多くないはずだ」

「それだけではございません。なぜか、裏山からも侵入者が……」


「……そいつが手引きしたか」


 紫雫久が中指の爪を擦り、低く呟く。


「今、繋がれていた囚人は確か……」

「二年前、麓で迷魄鏡(めいはくきょう)を使い、人を騙していた男です」


 紫雫久にも覚えがある。

 占鏡に通じる藤氏の膝下で、わざわざあんな犯罪に手を染めた理由について、当時から疑問に思っていたが――


「この計画のために、内部へ潜り込ませた駒ってわけか」


 二年前から、既に仕組まれていた。

 その計画性に思わず、背に汗が伝う。


「……他に、侵入者の特徴は」

「分かりません……皆、笠で顔を隠していて…………あっ」

「どうした?」


「剣士の刀にはどれも、剣と三つ目の紋様が刻まれていました」


「剣警士……」

「その数を一気に動かせるとなれば、親は限られるな」


 福田領で聞いた襲撃の話では、犯人の目的はただ一つ――


「狙いは――藤氏(とうし)の伍剣だ」


 顔を見合わせ、確信する紫雫久と花衣霞。

 使用人に避難を促すと、二人は伍剣の眠る最奥――鑑刃殿(かんじんでん)へと走り出した。




「――父上!」


 花衣霞が叫んだその先――

 鑑刃殿へと続く階段の前に、佐藤領主・佐藤冥真(さとうめいしん)と思しき人物を抱え上げた、面の男が立っていた。


「……朧面主…………」


 道すがら倒れていた家士たちの負傷は、すべてこの男の仕業だろう。

 紫雫久は苦々しく呟く。解呪したはずの右手が、じくりと疼いた。


 朧面主に力なく抱えられた冥真の身体から、血が滴り落ちている。

 それを視界に捉えた瞬間、花衣霞は迷いなく刀を抜き、距離を詰めた。


「――花衣霞、伏せろ!」


 紫雫久の声に反射的に身を沈める。

 直後、頭上を何かが掠めていった。


 ――苦無。


 朧面主が放ったものだ。


 花衣霞はそのまま床につけた左腕を支点に、宙返りを打ち身体を旋回させる。

 ひらりと舞う軌道で二本目の苦無をかわす。

 回転の勢いを殺さぬまま、朧面主の頭上へと斬りかかった。


 刀が面を打ち砕く――はずだった。


 ――ガンッ


 重く鈍い衝撃音。

 火花が散り、雷電のような震動が腕を駆け抜ける。


 弾いたのは、別の刀。

 そこに立っていたのは、刃を構えた煌羅嘉(きらか)だった。


「……邪魔をするな。失せろ」


 冷え切った声とともに、高圧的な眼差しが向けられる。

 その瞳は逸れることなく、花衣霞だけを射抜いていた。



「何故、高瀬が伍剣を狙う」


「狙う? ……違うな。保護してやっているんだ」


 煌羅嘉は語気を強め、言葉の端に苛立ちを滲ませる。



「……頼んでもいない“保護”のために、血が流れるのも厭わないと?」


 花衣霞の声音は低く、静かだった。

 だが、その視線には確かな怒りが宿っている。


「もちろんだ。それがたとえ――佐藤花衣霞。お前の血であっても、な」



 一触即発の睨み合いは、降り積もる雪のように場の音を消した。



(……まずいな。左手だとしても、応戦しないと……)


 紫雫久の左足が、床に転がる刀に微かに触れる。

 その音に反応して、煌羅嘉の視線が滑った。


 そして――目を見開いた。



「……お前、なぜ…………ッ」



「なんだ? 悪霊でも見たような顔だな」

「お前は……死んだはずじゃ――」


 ――ビチャッ!!


 煌羅嘉の言葉は、酒瓶を返したような、湿った音に遮られた。

 鑑刃殿へと続く扉を開くため、朧面主が冥真の血を捧げた音だった。



 静かに、階段が軋む。

 ゆっくりと形を変え、昇降が反転する。


「煌羅嘉様。貴方は、貴方の役目をお果たしなさい」


 朧面主は用済みとでも言うように冥真の身体を放り出し、煌羅嘉へ声をかけた。

 まだ言い足りぬ表情のまま、煌羅嘉は顔を歪め、踵を返す。


「――待て、煌羅嘉!」


 追いすがろうと踏み出した紫雫久の視界は、雪色の髪と、凹凸のない面に塞がれた。


「――ッ!」


 構える間もない。

 首を掴まれ、そのまま床へと叩きつけられる。

 後頭部に走る衝撃で、一瞬、視界が白く弾けた。


 朧面主は紫雫久に馬乗りになり、逃げ場を与えず押さえ込む。

 右手を取り、指先から、愛でるようにゆっくりと眺めた。


「……あぁ、惜しい……私の呪いが、消えてしまった……」


 面の奥から、ぽたぽたと涙が零れ落ちる。


「やはり、すぐにでも連れ帰るべきでした……。

 日常を生きながら、呪いに蝕まれていく様式美に、憧れてしまいました」


 声は、恍惚としている。


「――次の呪いは何が良いでしょうね?

 少しずつ薄れていく貴方は、さぞ美しいでしょう」


 首を絞める力が、じわじわと強まる。

 酸欠で視界が狭まり、赤く染まった首筋に血管が浮き出た。


 自由なはずの左手も、朧面主の腕を掴むだけで、何もできない。


「……ねぇ、貴方もそう思うでしょう――ッ」


 重い風切り音と共に、視界が反転する。

 朧面主が紫雫久を掴んだまま、身体を捻ったのだ。

 振り下ろされる花衣霞の刀を、紫雫久の背が受け止めるように。


 ――刃は、紙一重で止まった。


 花衣霞の顔が、青ざめた驚愕に染まる。


 だが、体勢が変わったことで、紫雫久の方は一瞬の余裕が生まれた。

 その隙を逃さず、鳩尾へ膝を叩き込みその手から逃れる。



「――ゲホッ、ゲホッ……!」


「紫雫久……!」


 咳き込む身体を、花衣霞が即座に支える。


 

「……良いんですか?

 我が家の“大事なもの”、守らなくて」


「…………。」


 ゆらりと立ち上がる朧面主。

 花衣霞は鋭く睨み据え、刀の柄に手を掛けた。


「私には私の、守るべきものがある」


「あぁ……素晴らしい。

 今度は、守ってみせてくださいねぇ」


 朧面主は感情の伴わない感嘆符とともに足元に転がる刀を跳ね上げる。

 掴んだ勢いをそのままに、紫雫久へと投げ放った。

 

 間へ踏み込む花衣霞。

 刃と刃が滑り、軌道を変える。


 返った刀は一直線に飛び、朧面主の足元へ突き刺さった。


「花衣霞、気をつけろ。あいつは高瀬の幻術を使う」

「うん。紫雫久は、ここにいて」

 


 朧面主は足元の刀を抜き、手の中で馴染ませるように一度だけ回す。

「軽いな」と呟いた、その次の瞬間――


 すでに、花衣霞の間合いにいた。


 鍔で受けた刃は、覇鋼(はこう)にも匹敵する重さを帯びていた。

 技ではない。純然たる腕力だ。


 花衣霞は敢えて力を抜き、衝撃を受け流す。

 

 刀身が肩を抉るのと引き換えに振り抜く。


 切先が、脇そして朧面主の面を結ぶ紐を断つ。

 

 はらりと浮いた面。

 押さえ、振り向きざまに苦無が放たれた。


 振り向くことのない花衣霞の背に――


「花衣霞!」


「――ッぐ」


 花衣霞の耳横で霧散する、苦無の幻影。

 逆手に構えた刀が、背後に迫る朧面主の腹部を貫いていた。


 刀を引き抜くと朧面主は膝を折る。

 乾いた音を立て、面が床へ落ちた。


「……朱幻(しゅげん)ですか……

 未来を詠む藤氏は……本当に、厄介ですねぇ…………」



 花衣霞はゆっくりと振り返り、朧面主の眼前へ切先を突きつけた。


剣喰(けんぐい)をかけたのは、お前か」


 色のない声に、朧面主はにやりと口元を歪める。


「えぇ。それを解呪したのは……貴方ですか」


 薄く笑みを浮かべて投げられた問いに、花衣霞は目を細めた。

 見返す朧面主の瞳は、濁水のようにゆるやかに揺蕩っている。


 ――そして、直視してもなお記憶に定着しない、その“中身”。


朧織鏡(ろうしききょう)で……目を焼いたか」


「……は」


 朧面主の表情が、ぴたりと凍りついた。


「どうりで……お前の瞳は、寒気がする」



 その言葉に、朧面主の瞳孔が見開かれる。

 反射的に、獣じみた勢いで花衣霞の喉元へと掴み掛かった。


 花衣霞はそれを受け止め、傷口の開いた腹部へ正確に蹴りを叩き込む。

 朧面主の体は宙を舞い、床を削って転がった。


 巻き上がる土煙。

 その中から、鋭く苦無が飛ぶ。


 刀で弾き返すも、一つが頬を掠めた。


 さらに続く斬撃を躱す、その最中――

 朧面主の瞳には、初めてはっきりとした怒りが宿っていた。


「驚きましたよ……

 貴方が、あの怪物と同じことを言うなんてッ!」


 振り下ろされた刀が激突する。

 それは斬撃ではない。鉄塊を叩きつけられたかのような衝撃だった。


 鍔迫り合いの末に、

 両方の刀が同時に砕ける。


 折れたまま、なおも刀は向かってくる。

 

(見境の無い――ッ)

 

 朧面主の右手を蹴り上げ、間合いを取る。

 刀を拾い、構え直した。


 

 ゆらり、と朧面主が刀を拾い上げる。

 その口から、ぶつぶつと途切れ途切れの呟きが零れ落ちていた。


「あいつが……」

「怪物が、取り上げた……」

「許さない……」

「あいつの、せいで……」


 静観していた紫雫久の耳にも、その言葉は届いていた。


(……誰のことを言ってる?

 こいつが、ここまで取り乱す相手って……)


 その時――

 紫雫久の懐で、木箱が微かに鳴った。


(まさか……綺夜(きや)……?)


 紫雫久が箱を手に取った、その瞬間だった。


 朧面主が、ぐるりと一気にこちらを振り向いた。


「――その箱を、渡せ!!」


 髪を振り乱し、必死の形相で伸ばされる手。

 その異様な眼力に、反応が一瞬遅れる。


 箱へ指がかかる、寸前――


 ――ズダンッ!


 花衣霞の刃が、丸太を割るように朧面主の右腕を断ち斬った。



「紫雫久!」


 花衣霞は即座に紫雫久を引き寄せ、距離を取る。

 同時に、影が一つ、朧面主の元を掠めた。


 瞬きのうちに、誰の姿も消えていた。


 廊下へ目を走らせれば、伍剣を抱えた煌羅嘉が遠ざかっていく。

 その背後を、朧面主を担いだ男が追っていた。


「花衣霞、伍剣が……!」

「大丈夫だ」


 追おうとする紫雫久を、花衣霞が静かに制した。


 その横顔には、

 悔恨と――それでもなお託すしかない未来への期待が、祈りのように滲んでいた。





 一歩、石段を下るたびにこの身を覆う闇が深くなっていく。

 まるで――この世界から少しずつ隔絶されるような。




「――なぁ、どうして俺を伍剣の方に行かせなかったんだ?」


 鑑刃殿へと続く階段を降りながら、紫雫久が問う。

 花衣霞がわざわざ「ここにいて」と言った以上、何か考えがあるのだろうと黙って従ってはいたが――藤氏の伍剣は奪われてしまった。


 行灯で足元を照らしながら少し前を歩く花衣霞は、言葉を選ぶような表情を浮かべていた。


「……君の、血を」


「俺の?」


 揺れる灯りは心許ない。

 紫雫久は隣に並び、花衣霞の顔を覗き込む。



「福田へ向かう前、君の血と私の血を伍剣に含ませていた。

 君の血は、伍剣の力を抑制するために。

 私の血は……伍剣が集められた先で、何が行われるのかを探るためだ」


 藤氏の起源は血を詠み、血の声を訊くことにある。

 花衣霞はその特性を利用し、伍剣を奪われた後も追えるよう細工をしていたという。


「なるほどな……」


 紫雫久は一瞬考え――すぐに、いつもの調子で笑った。



「なんだよ、そんな面白そうなこと。俺も連れてってくれればよかったのに」

「成功する保証はない。

 それに、君の血を使う判断は、その場で思いついたことだった」


「いや、この血の特性を知ってりゃ、俺でもそうしたと思うけど?

 あ〜もっと早くに知ってれば……柚に腹刺された時にでも大きく吐血したのになぁ」


 冗談めかして笑う紫雫久を横目に、花衣霞は思う。

 ――だからこそ、伍剣に近づけたくなかったのだ、と。



「それで? 俺たちが探してる封刀ってのは、どれなんだ?」


 階段を降り切った先に広がっていたのは、地下とは思えないほど広い神殿だった。


 どこまでも続くかのような神道。

 その奥に聳える荘厳な社。

 周囲には注連縄を張られた桐箱が、幾つも鎮座している。


 

 鑑刃殿は、古くから刃浦の守護殿として機能してきた場所だ。

 藤氏の伍剣を中心に、呪刀、呪具、変容した占具――刃浦に仇をなすあらゆる“異物”を封じるため、代々佐藤家が管理している。


「こうして見ると……伍剣に怨念が溜まりやすい構造になってるよな」

「伍剣の加護によって封じられている、と伝えられてきた。

 だが――事実は正反対だ」



 主を失った中央の台座を囲む、桐箱の前を進む。

 ひとつひとつ、慎重に見定めていくように。


 やがて、ふと足を止める。


「……それか?」

「うん」


 ひとつ頷き、懐刀で手首に傷をつける。

 そして、桐箱の上面に埋め込まれた鏡へとかざし、血を垂らした。


 一滴。

 鏡面に触れた瞬間、黒い風が吹き抜ける。

 人ならざるものの怒りが、圧となって空間を歪ませた。


 それでも花衣霞は、血を滴らせ続ける。


 二滴、三滴。

 地の底から巨大な太鼓を打つような振動が、鑑刃殿を震わせた。


 さらに手を握り込む。

 

 ――その一滴が鏡面に落ちた瞬間、空気が一気に反転した。

 早朝の境内のような、張り詰めながらも清廉な気配。


 そう感じた時には、桐箱を封じていた注連縄が、音もなく解けていた。



「……血によって従わせた。

 浄化には別の清めが必要だが、持ち出すには充分だろう」


 花衣霞は箱を開け、血禍封刀を手に取る。

 年季の入った鞘も鍔も赤黒く、禍々しい気配を放っていた。

 そして幾多の剣士の命を吸い込んだ柄には、黒く死相が滲んでいる。


「へぇ〜。それって、俺の血でもできるのか?」

「佐藤の血を引いていなければ反応しない。

 呪具としての強さと、佐藤の血と才覚が拮抗し――より強い方を主と決める儀式だから」


「ってことは、他家じゃ手出しできないし、もし佐藤に連なる端家が無理に封印を解こうとしたら、押し負けて逆に呪われるってわけか。

 よくできてるな」


 紫雫久は、この広い空間を見回して深く頷く。


「じゃあさ、ここにある強そうな刀、片っ端から封印解いておけば何に使えるんじゃね?」


 紫雫久の好奇心は尽きない。

 その旺盛さこそが、彼の剣技をあそこまで押し上げた要因なのだろう、と花衣霞は微笑む。


「あまり薦められない。

 封印を解いたものは、私が死ねば一斉に世に放たれることになる」

「わぁ…………」


 血禍封刀ひとつでも骨から冷える悪寒がするのに。

 それらが一斉に解き放たれる光景を想像し、紫雫久は思わず身震いした。



「でもさっきの戦いで、花衣霞の刀も折れただろ?

 ついでに一本、もらっといたら?」


「………………、そうしよう」



 たっぷりと間を置いて考えた末、花衣霞は承諾した。

 紫雫久の願いには、どうにも抑制が甘くなる。


「せっかくならさ、とびきり曰く付きなやつにしようぜ!」


 満面の笑みで言う紫雫久を見て、

 花衣霞はこっそり前言を撤回し――二番目に忌避されている刀にしておこうと、心に決めた。


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