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☀「 セロ 」もしも、マオとセロフィートが本屋を開いたら……。  作者: 雪*苺
一日目【 裏野ハイツから、お送りします 】
1/30

⭕ 本屋を手に入れよう


──*──*──*── 犯罪都市・米●町


──*──*──*── 裏野ハイツ


──*──*──*── 2階・寝室


 オレは守護衛士のマオ・ユーグナル。

 吟遊大詩人のセロフィート・シンミンのセロと一緒に世界中を旅している。

 今は小さな島国にていて、東京都米●市米●町米●横丁にある裏野ハイツで暮らしている。

 オレは寝室のベッドの上で久し振りに大好きで愛しいセロとイチャイチャしていた(////)

 “ イチャイチャ ” と言ってもいやらしい事をしていた訳じゃないよ!

 セロはもと変わらず読書に夢中だったから、オレが勝手にセロの綺麗な髪で遊んでいただけだ。

 第一、今は夜じゃなくて昼食ランチまえだからな~~~。


マオ

「 セロ~~、髪を切ったりしないのか? 」


セロフィート

です? 」


マオ

「 髪の短いセロも見てみたいと思ってさ 」


セロフィート

「 髪の長さも髪の量も自在に変えれます 」


マオ

「 そうなのか?

  じゃあさ、肩に合わせて短く出来たりも? 」


セロフィート

「 はいはい 」


 セロが言うと──、セロの白い髪はうちに短くなった。

 ひかがみより長かった髪が肩の位置より少し長めの場所で動きがまった。


マオ

「 ──セロ、凄いな!!

  これ、手品に使えるんじゃないか? 」


セロフィート

「 そうですね 」


 髪が短くなってもセロの魅力は変わらない。

 もと雰囲気の違うセロも悪くない(////)


セロフィート

「 マオ、どうしました? 」


マオ

なんでもない!(////)

  髪を短くしただけなのに、男っぽく見えるよ。

  後ろでむすんだら似合うんじゃないかな?

  むすんでい? 」


セロフィート

「 好きにしてください 」


 セロの許しが出たから、セロの髪をむすんでみる。

 髪をむすぶと更にセロの雰囲気が変わる。

 なんか──色っぽくなったぁ!!(////)


セロフィート

「 マオ、どうしました? 」


マオ

「 えへへ(////)

  セロは短い髪も似合うよな! 」


セロフィート

がとう、マオ。

  涎は拭いてください 」


マオ

「 え?

  涎?? 」


セロフィート

「 ワタシに拭いてほしいです? 」


マオ

「 じっ自分で拭くよ(////)」


 オレは自分の着ている服の袖で涎を拭いた。

 髪の短いセロ──、ヤバいな(////)


セロフィート

「 マオ──、話があります 」


マオ

「 うん?

  話ぃ?

  本読みながらするような話なのか? 」


セロフィート

「 関連はあります 」


マオ

「 関連?

  本に関連する話か…。

  まさか──、図書館の本を全部〈 (原質)(みなもと) 〉で構成したとか?

  図書館の館長になったとか? 」


セロフィート

「 図書館の書籍は既に〈 (原質)(みなもと) 〉で構成してます。

  本屋で販売されている書籍も〈 (原質)(みなもと) 〉で構成済みです 」


マオ

「 セロらしいな~~。

  する事してるなら別に無いんじゃないか? 」


セロフィート

「 マオ──、ワタシは本屋を開きたいです 」


マオ

「 はぁ?

  本屋ぁ??

  本屋って本を売る本屋か? 」


セロフィート

「 当然です。

  本屋で本を販売しなくてなにを販売します? 」


マオ

たしかに……。

  でも──、“ 本屋を始める ” ったって肝心の本屋はに建てるんだよ?

  裏野ハイツの近所か? 」


セロフィート

「 本屋は建てません。

  既にある本屋を書い取りました 」


マオ

「 はぁ?

  本屋を買い取ったぁ??

  にだよ? 」


セロフィート

「 裏野ハイツはセノコン,マオキノ,〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉に任せます。

  マオはワタシと一緒にてください 」


マオ

「 『 てください 』って?

  裏野ハイツからかよわないのか? 」


セロフィート

「 ワタシが買い取った本屋は他県にあります。

  住み込みになります 」


マオ

「 はぁ?

  住み込みぃ??

  本屋に住み込むのか?? 」


セロフィート

「 1階が本屋で2階,3階が住居になってます。

  屋上付きです 」


マオ

「 えぇ~~~~ 」


セロフィート

「 セノコン,マオキノ,〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉には既に事情を話しています。

  昼食ランチを済ませたら本屋へ転移します 」


マオ

「 マジかよ……。

  セロぉ、きゅうぎだぞぉ! 」


セロフィート

「 引っ越しとは急なものです。

  でも住めるようになってます 」


マオ 

「 準備が早いなぁ…。

  流石、セロだよ。

  持ってく物は、オレのコンビニスイーツが入ってる冷蔵庫だけだな。

  それ以外は無いよ 」


セロフィート

「 分かりました。

  2人っきりで楽しみましょう 」


マオ

「 ははは……。

  どうせ、オレにも働かせるんだろ? 」


セロフィート

「 当然です。

  いろ(いろ)と作業が多いみたいですし 」


マオ

「 多いのかよ……。

  不安だなぁ。

  まぁ、でも、なにか問題が起きてもセロの古代エンシェント魔法マジックなんとかしてくれよな! 」


セロフィート

「 任せてください♪ 」


 どうやらセロは本気で裏野ハイツを出て、他県にある本屋へ引っ越す気らしい。

 1人で引っ越さずにオレを誘ってくれた事は素直に嬉しく思う(////)

 セロが1人で裏野ハイツを出て他県に引っ越すような事になっていたら──、と思うとゾッとする。

 オレはセロの他県で買った本屋へ引っ越す事には反対はしない。

 反対をして1人で引っ越されたらいやだからだ。

 オレは地獄の底だろうが宇宙の果てだろうが、セロに付いて行くんだ!!


 新天地でセロと新しい生活かぁ。

 どんな生活になるのかなぁ?

 一寸ちょっと楽しみかも知れない(////)

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