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提案
大地視点です
それから毎日、毎日ミミに「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」を言ってもらって少し毎日が楽になった。
でも、上司からの圧が強く日に日にストレスは溜まっていく。
ほんの少しのミスで目くじらを立ててくる上司。
仕事を押し付けてくる同僚。
…だんだん鬱になっていく。
ミミが毎日癒してくれるが、それだけじゃ足りない。
何かが、足りない。
あぁ、死にたいなぁ…なんて。
今日もまたぬるい酒を片手に既に日課となった愚痴会を開く。
話せば話すほどお酒が回り、口が緩くなっていく。
「もう、死にたいなぁ…」
言うつもりがなかった言葉が口から漏れる。
酒が入って緩くなった口は止まるはずだった言葉を吐き出す。
「…じゃあ、入れ替わります?」
ミミの口から突拍子も無いことが飛び出す。
「…は?」
驚きすぎて口から変な声が出る。
「ミミと、入れ替わります?」
短くてすいません…
そろそろ終わります。
早いって?だって短めにするつもりだったんだもん…